言葉? お金? 食事? 海外旅行でのトラブル事情


「かわいい子には旅をさせよ」とはよく言ったもので、若い頃に見知らぬ土地を旅して異文化に身を置くことは、その後の人生にとって大きな糧になるもの。とくに時間に余裕のある学生時代を有効に使っての海外旅行は、非常に有意義なものといえるだろう。とはいえ言葉も文化も違う国なのだから、さまざまなトラブルに巻き込まれることもあるだろう。

そこで今回はライブドアブロガーに「海外旅行で実際に遭ったトラブルを教えてください」というテーマでブログを投稿してもらったところ、言葉、お金、食事など、実にたくさんのトラブル経験が投稿された

ではここにその一部を紹介しよう。まずは定番ともいえる言葉のトラブルから。

(みみずくおばちゃん)
「ソウルと済州島にいきました。まず空港で「タクシープリーズ」と言ったら通じなくて身振り手振りで説明したら「テクシー?」「イエス!イエス!」そうしたら、日本語の話せる模範タクシーがやってきて、知らないものだから、「ああ、日本語が通じる」と喜んだのは良いけれど、タクシー代が高くてビックリ!」

(kariakaria)
「サンフランシスコに行った時の事。「アメリカのマクドナルド行ってみたいよねー」みたいな話になって、マクドナルドに飛び込んだ。日本のマックって、カウンターの上にメニュー表が置いてあったりするけれど、海外ってないんだよねー。店員がいる上に看板のような写真付きのメニューがあるだけ。ちょうどコンタクトレンズの調子が悪くて裸眼だった私は、そのメニューが良く見えなかった。困った末、「チーズバーガーくらいならあるだろう」って思って、「チーズバーガーツー、ツー。(チーズバーガーを二つください)」って頼んだ。
よーく目を凝らすと、看板のようなメニューの左から2番目に、No.2チーズバーガーって書いてあるっぽかったので、「ナンバーツー プリーズ」って、メニュー表を指さしながら必死だった。店員さんは、理解してくれたらしく、「オーケー!コンボ?ワン?カフィ?」と、言ったので、馬鹿のように「ツーツーイエスイエス!!」と頷いた。
30秒後、私の前には、チーズバーガー2個セットが2つ運ばれてきた。」


現地での食事に関する投稿も多数あったのだが、これはトラブルというよりも文化の違いとでも言ったほうがよいかもしれないが……。

また、悪い人だらけとは言えませんが、観光客が狙われるのは仕方がないことなのかもしれません。

(チャンス日記)
昔、フランスに行った時のこと。親しげに記念撮影してくれた人がいて何やら話しかけてくる。別にこちらが頼んでいないし。言葉もそんなに分かってないのであまり近づかなかった。でも変に親しげに話しかけてくるので聞いていると、どうも写真を送ってくれるという。そこまでは良かった。でもそしたら、お金を出せ!って。いくら払ったかなあ?しかもその写真は結局届かなかった。


そして、迷子のお話。大人になっても迷子になるものなのですね。

そして最後はお金のお話。

(LIFE IS NOT EASY)
タクシーでのチップの料金基準が分からず、基準よりかなり少なめに渡してしまったらしく、運転手にすごいキレられた!

(メローン)
友人とスペインに行ったときのお話。4日ほど現地に滞在して、何のトラブルもなく滞在最終日を迎えました。帰りのフライトが夜ということもあり、最終日も朝から目一杯予定を入れて一日中遊んでいました。そして、空港行きの電車に乗るために地下鉄の駅へ。そこで気がついたのですが、その日は日曜日。海外の休日ダイヤって、日本なんかよりもずっと少ないことを知らず、空港行きの電車を30分以上も待つことに。さらに到着時に乗ってきた電車は平日の通勤快速のようなものだったらしく、完全に時間を読み違えてしまい、想定よりも1時間半も遅れて空港に到着。重い荷物を引きずりながらカウンターまでダッシュしたものの、時すでに遅し……。スタッフに聞いても「明日のチケットを買いなおすしかない」と言われ、1人20万円近い金額を言いわたされました。当然ながら2人ともそんな現金の持ち合わせはなく、唯一、私が持っていたカードで2人分支払うこができ、なんとか翌日帰国することができました。あのときカードを持っていなかったらどうなっていたことか……。今でも友人に感謝されます。


異文化ゆえに起こりうる、さまざまな海外旅行でのトラブル。最後に紹介したお金のトラブルなどは、とくに怖いものと言えるだろう。そこで、海外旅行での必需品といえばクレジットカードだ。手持ちの現金がなかったりというトラブルにも十分に対応できる。しかし、十分に言葉の通じない国でクレジットカードを使うという行為は、やはり不安がともなう。

アメリカン・エキスプレス・カードには最高5000万円の「海外旅行傷害保険」やカード盗難・紛失時の緊急再発行など、旅行のシーンで役に立つ様々なありがたいサービスが完備されている。また、レストランの予約や医療機関の紹介などのサービスが受けられる「グローバル・ホットライン」は24時間日本語で対応しているので慣れない海外でも安心して旅行を楽しむことができる。

どんなに注意しても旅行先でのトラブルは想定できないものが多い。しかし、せめてもの備えをしておくことで、万が一のときにも慌てることなく冷静な判断で行動することができるはずだ。

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