競合より安い提案金額なのに負ける!? 〜課題解決とは?〜|実践!問題解決力テスト【第5問】


頑張り屋さんの港君。前職の経験もあるため、インターネット業界の知識も豊富で、顧客ニーズを把握するためにこまめに訪問し、顧客のニーズにあった商品を提案することができます。

また受注後もしっかりとフォローすることを欠かさないため、とても評判良い営業でした。

typeコーポレーションに転職後、初受注をもらったコスメ販売会社のABC株式会社とは継続的に取引があり、来月から宣伝を強化しようとしているということで、提案することになりました。typeコーポレーション以外にも提案をお願いしているようで、今回の判断基準は「費用対効果」「クリエイティブ力」だと言います。

以前の取引の際はこの2つの条件に関して、大満足の結果で終了しており、信頼関係もあります。今回の予算は500万円ということで、この予算内で競合よりも安く提案できれば受注できると見込み、500万円のプランを430万円に値下げし、見積りを提出しました。

しかし、「提案後2週間連絡がない……。何かおかしい!!」と思った港君。

ABC株式会社に訪問してみることにしました。すると……

担当者から「今回はメディアセールス株式会社(競合)に発注したんだ。ごめんね」という言葉が。さらにヒアリングしてみると、発注金額は600万円。

「せっかく社内で交渉までして値引きしたのに……。なんで……」と落ち込む港君。

【質問】より安い港君の提案が競合に負けてしまった要因を、あなたはどれだと考えますか?
1.ABC 株式会社は立場上、競合に発注するしかない状況だった
2.港君と競合の提案内容が全く異なっていたため
3.競合の担当営業はベテランで、営業スキルが港君よりも高かった
4.競合の商品力がtypeコーポレーションとは段違いに高かった




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