本日発売開始!Xperia PLAY SO-01DはAndroid 2.3.4搭載で本体のみで画面キャプチャが可能【ハウツー】



Xperiaシリーズで国内初のAndroid 2.3.4搭載!

NTTドコモから本日26日に発売開始されるゲームパッドを搭載したAndroidスマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)。ソニーの新しいゲームプラットフォーム「PlayStation Certified」認証を取得しており、「PlayStation Store」から初代PlayStationゲームなどの名作ゲームをダウンロードして楽しめるなど、ゲーム好きには魅力的なスマートフォンとなっています。

Xperia PLAY SO-01Dには、Xperiaシリーズ向けとしては最新バージョンのAndroid 2.3.4(開発コード名:Gingerbread)が搭載されています。

海外ではすでに他の機種も含めて2011年に発売されたXperiaシリーズに向けてAndroid 2.3.4が提供されていますが、国内では、はじめてとなります。

このXperiaシリーズ向けのAndroid 2.3.4では、スクリーンショット撮影(画面キャプチャ)やインカメラによるGoogleトークでのビデオチャットなどの魅力的な機能に対応しており、実際に、Xperia PLAY SO-01Dでも利用可能となっています。

今回は、そのうちのXperia PLAY SO-01Dでの画面キャプチャ機能について紹介したいと思います。

Xperia PLAY SO-01Dでの画面キャプチャは、サムスン電子製のGALAXYシリーズやシャープ製Androidスマートフォンなどとは違い、電源キーを長押しして表示されるメニューから「スクリーンショットを撮る」を選択して行います。

電源キーは、本体上部側面の右側に配置されています。長押ししてみます。
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これまでは「電源を切る」などのメニューだけでしたが、ここに「スクリーンショットを撮る」が追加されています。この「スクリーンショットを撮る」をタップすると画面キャプチャが行われます。
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画面キャプチャを行うと、このように「スクリーンショットの保存先: Pictures/screenshot_xxxx-xx-xx_xxxx_x.png」(xは日時などの任意の数字)というような表示が行われます。
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画面キャプチャした画像は、ギャラリーの「Pictures」アルバムから利用できるほか、画面キャプチャした直後に「共有」および「設定」から他のアプリで利用したり、壁紙に設定したりすることができます。すぐに共有できるのは便利ですが、連続して撮影する場合には、少し面倒な感じもします。
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この画面キャプチャ機能では、GALAXYシリーズなどのホームキーと電源キーの同時押しよりも多くの画面で撮影しやすいのですが、直後に画面キャプチャされるためやはりどうしても画面キャプチャできない画面もあります。

また、試した限りでは、一部ゲームなどを行なっているときには撮影できないようになっているようです。とはいえ、やはり、本体のみで画面キャプチャを行えるのは、非常に便利ですね!

画面キャプチャは、iPhoneでは「電源キー」を押しながら「ホームキー」を押すことで手軽にできていましたが、Androidでは、多くの機種で、パ開発環境を整えたソコンを用意し、そのパソコンにUSBケーブルに接続して……と非常に面倒でした。

GALAXYシリーズがいち早く本体のみで画面キャプチャできるようにし、その後も国内では、春モデル以降のシャープ製Androidスマートフォンが対応した上、シャープ製では、作年の秋冬モデルである「IS03」や「GALAPAGOS 003SH」などがソフトウェア更新で画面キャプチャに対応、さらに、今冬モデルでは、LGエレクトロニクス製「Optimus LTE L-01D」でも画面キャプチャに対応するといったように少しずつですが、対応機種が増えてきています。

ソニー・エリクソンもXperiaシリーズの2011年モデルにAndroid 2.3.4のソフトウェア更新を行うことによって対応することになっており、国内でも発売時からAndroid 2.3.4を搭載するXperia PLAY SO-01Dやイー・モバイル向け「Sony Ericsson mini S51S」が対応しています。また、恐らく今後携帯電話事業者からXperia arcやXperia acro、Xperia rayにもソフトウェア更新で対応すると見られています。

Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich)では、標準で画面キャプチャ機能に対応しており、Androidでの本体のみの画面キャプチャもようやく標準機能になっていくような流れになってきましたので、対応機種を利用している人は有効に活用したいですね!

著作権などの問題もあるかと思いますが、今後も、対応機種が増えることを期待したいと思います。

※今回利用した端末は、開発機となっています。そのため、実際に発売される端末とは違う部分がある場合がございますのでご了承下さい。

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