究極のガラスマがついに誕生!?Xi対応スリムスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」を写真と動画でチェック【レポート】



ワンセグ・おサイフ・赤外線全部入りでXi対応!

既報通り、NTTドコモは、18日に開催した「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」においてより先進的なモデルとなる「docomo NEXT series」としてAndroidスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」(富士通製)を発表しています。

ARROWS X LTE F-05Dは、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水といった日本国内で需要の高い携帯電話機能にすべてに対応し、LTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」にも対応し、OMAP4430 Dual Core 1.2GHzのCPU、8GBのストレージ(ROM)、1GBのRMAと強力なCPUと大容量メモリを搭載。それでいながら厚さ9.8mmとスリムな形状に仕上げています。

国内で需要の高い携帯電話機能に対応しつつ、強力なスペックを誇るこの端末を写真と動画で見ていきたいと思います。

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カラーはBlue BlackとMagenta。大きさは約129×64×9.8(mm)となっています。液晶画面は約4.3インチ720×1280ドットのHD TFT液晶で色数は1677万色となっています。直に見るとよく分かりますが、とても美しい画面です。インカメラはCMOS 約130万画素(有効画素数)となっています。

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端末裏面。上部のカメラはCMOS約1310万画素(有効画素数)となっています。Felicaチップや赤外線端子も備えています。若干グラデーションがかかっています。下部には電源端子があります。側面は丸みを帯びており、薄型ながら非常に手になじみます。

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端末左側面。電源キーとボリュームキーが上部にあります。

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端末右側面にはキーはありませんが、下部にストラップホールがあります。

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端末上側面にはワンセグ用アンテナ、microUSB端子、HDMI端子、イヤホン端子がありますが、アンテナ以外はカバーに隠れています。

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microUSB端子・HDMI端子のカバーを外したところ。右隣のイヤホン端子もカバーの中にあります。カバーにはパッキンが付いており、防水(IPX5/8)・防塵(IPX5X)を実現しています。

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ワンセグアンテナを伸ばしたところ。かなり長く伸びます。

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端末下側面。マイク穴があります。

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防水端末ということで、基本的にmicroUSBケーブルを直に挿すのではなく、充電台が同梱されます。

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同梱される充電器。パソコンのようにケーブルを継ぎ足すやや大きめの物です。

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裏蓋を外したところ。バッテリー容量は1400mAhです。

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バッテリーを外したところ。上部にmicroSD/SDXCスロットがあります。最大32GBのmicroSDHCカードが対応しています。そして下部にドコモminiUIMカードスロットがあります。

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UIは「ドコモパレットUI」(左画面)と、富士通独自の「NX!UI」(右画面)を選べます。操作感としては「NX!UI」の方がスムーズに動く感じがしました。操作にはまだ引っかかりがあり、商品化までにさらにチューニングを重ねていくそうです。

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ドコモが新たに立ち上げる「dメニュー」や「dマーケット」へはショートカットから飛べます。また、待ちキャラのアプリもインストールされており、ドコモのフィーチャーフォンで好評だった待ちキャラが画面を動くようになります。また、iコンシェルも来年3月の対応が発表されています。

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OSのバージョンは2.3.5(左画面)、無線とネットワークの設定画面を見ると、テザリングができることや、FMトランスミッタ機能があることが分かります(右画面)。

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Xiの電波をつかむと「LTE」という表記が表れます。Xiでの通信の感想はとにかく速い!まるで無線LANを使っているかのような快適さでした。ただ、若干Xiの電波のつかみが弱く、この点もチューニングで良くなることを期待したいところです。

最後に外観と、操作の様子を動画でご覧下さい。


ARROWS X LTE F-05Dの外観・操作動画です


「ARROWS X LTE F-05D」は富士通が満を持して送り出すXi対応高機能スマートフォンです。意外に薄くて軽いのが非常に良いです。おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線機能の付いたスマートフォンが欲しかった筆者も発売が非常に楽しみです。

記事執筆:こば(小林健志)



■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
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2011−2012冬春モデルに24機種を開発(NTTドコモ)
ARROWS X LTE F-05D製品情報(NTTドコモ)
ARROWS X LTE F-05D製品情報(富士通)

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