バージョンは2.3.3に!ドコモスマートフォン「MEDIAS N-04C」のOSをアップグレードしてみた【レビュー】



予定より遅れましたが…!!

当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でも既報の通り、9月22日10時からNTTドコモのNECカシオ製スマートフォン「MEDIAS N-04C」のメジャーアップデートサービスが開始されました。その後、メジャーバージョンアップ後にFelicaの一部機能が利用できないという不具合が見つかったとして、メジャーバージョンアップが一時停止されていますが、メジャーバージョンアップを適用してしまった場合に対する対処方法としてFelicaの一部機能が利用できない不具合を解消するソフトウェア更新が3日から提供開始されています。

メジャーバージョンアップについても、準備が整い次第、ドコモホームページにて案内し、順次提供を再開するということですので、まだメジャーバージョンアップを行なっていない人は、もうしばらく待つことになるようです。

今回は、このメジャーバージョンアップをすでに適用しましたので、その内容をレポートしたいと思います。メジャーバージョンアップを適用することで、OSがAndroid 2.3.3(Gingerbread)になります。初代MEDIAS持ちとして、待ちに待ったOSのアップグレードですので、OSバージョンアップ以外も含めどんな変更があったのか報告したいと思います。


まずはアップデート用ファイルのダウンロード

アップデートの手順は、先ほどのS-MAX記事のリンク先に掲載されている通り、無線LANとパソコンを利用する方法があります。自分は前者の方法で適用しました。データが色々残っている状態でアップグレードした方がネタ的には良かったのかもしれませんが、アップデートによる不具合を全力で回避するために全てのデータをバックアップした上で、本体を一度初期化した上で行いました。

ファイルのダウンロードは自宅にの光回線で行って概ね6分程度でした。ダウンロードが終わると再起動を促されるので、再起動します。


再起動は4回繰り返します

このあと、おなじみのNTTドコモのロゴ→ドロイド君の「書き換え中」画面を2セット、NTTドコモロゴだけ表示される再起動を2セット、合計4回再起動します。書き換えにかかる時間は、不思議なことに以前のソフトウェアアップデートより体感的には短く感じました。


持っている人には分かる微妙な違い。

4回目の再起動の後には、一見するといつも通りのMEDIASのブートスクリーンに。しかし、よく見ると、"N-04C by NEC"の下部にサークル状のアニメーションが入るようになりました。これはMEDIAS WP N-06Cと同様です。


アップデートが完了。通知領域の色使いが変わってます。

少し長いブートスクリーンが終わると、アップデートの終了を知らせるダイアログが出てきます。OKをタップすると、新しく生まれ変わったMEDIASとなる訳です。


アップデート後の端末情報

アップデート後、バージョンを調べてみたところ、ファームウェアバージョンが2.3.3になっていました。ということは、Android 2.3.3になった、ということです。最新の2.3.4ではありませんが、そこそこ新しいAndroidになったと言えるでしょう。



工場出荷時のホーム画面

アップデート後、一旦本体を初期化した上で、初期状態のホーム画面を表示してみました。MEDIAS WPでおなじみの"Days"と"Topics"のウィジェットがすごく目立つ感じです。あとはMEDIAS WELLNESSのアイコンも...

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通知領域が分かりやすく。Wi-Fiアクセスポイント機能も。ATOKもバージョンアップ。

このアップデートでソフトウェア面でMEDIAS WPに近付いた、という印象がものすごく強いです。通知領域は、機能を示す文字が付いて分かりやすくなりましたし、指をくわえて見ていた方も少なくないであろうテザリング(Wi-Fiアクセスポイント)機能も追加されました(spモード契約が必要です)。更に、ATOKもバージョンアップし、T9入力をサポートするものになりました。



初期段階でのアプリ一覧

プリインストールコンテンツ。いくつかMEDIAS WPと同じアプリがいくつかプリインストールされるようになりましたが、docomo Pallet UIなど、一部入っていないものもあります。「完全に」MEDIAS WPと同一になった訳ではありません。

今のところ、Android 2.2.1時と比べるとサクサク動いているMEDIAS。ますます手放せなくなった感じです。

■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
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