【CEATEC JAPAN 2011】スマートフォンを支える技術!TE connectivity NFC用のアンテナとNFCを体験出来るデモ展示
国内端末の搭載が待ち遠しいNFC |
千葉県の幕張メッセで10/4(火)〜8(土)の5日間に渡って開催されている「CEATEC JAPAN 2011(シーテック ジャパン 2011)」。ドコモやauなどのキャリアや、京セラ、シャープ、東芝、富士通、ソニー、NECなどのメーカーの他に、スマートフォンやタブレットには欠かせない最先端のパーツを出展する企業の展示も行われている。
まだまだ日本では馴染の薄いNFC用だが、TE connectivity(前身はTyco Electronics)ブースにはそのNFCに用いられるのスマートフォン向けのアンテナの展示と、NFCが体験出来るコーナーが設けられていた。
NFCとは、Near Field Communication(近距離無線通信)の略称で、数センチから数10センチの近距離でデータ送受信が行える技術となっている。
このNFC技術は、クレジット機能を持った端末やカードによる決済機能や、IDカードやRFIDを用いた在庫管理や、データ送受信を利用した機器間のコミュニケーションなど、様々な用途に応用することができる。
ちなみにサムスン製「GALAXY S II」のグローバル端末にはNFCが搭載されていが、NTTドコモ版にはNFCは搭載されていない。
スマートフォンの裏蓋に直接プリントするダイレクトプリント型と、ワイヤー型、FPCタイプのNFCアンテナの展示。
実際にスマートフォンに搭載された例がこちら。ワイヤー型のアンテナが赤い矢印の部分から上に巻かれている。この様な端末ごとの細かいオーダーに応えるアンテナの製作だけではなく、実機を用いた性能試験も行っているという。
NFCアンテナ展示は、正面のメインステージの裏手で行われている。
定時には、スマートフォンとNFCリーダーライターを体験出来るクイズが行われている。正解すると商品と、モデルとの2ショット撮影のご褒美があるので、立ち寄った際にはNFCを是非体験してみて欲しい。
この他に、アンケートに答えるとTE connectiveのロゴが入ったパンダキティがもらえるので、CEATECのお土産にこちらもオススメ。
記事執筆:mi2_303
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