「恋の吊り橋理論」を試すなら、史上最叫の3Dアトラクション・ホラー『ファイナル・デッドブリッジ』をチェック


秋は大人の恋の季節。秋の夜長は有効に使いたいものだ。
まだ恋の気配がないというならば、手っ取り早く「恋の吊り橋理論」を活用してみるのはいかがだろうか。揺れる吊り橋を渡ったカップルは、恐怖のドキドキが、自己知覚により恋愛のドキドキと勘違いされ、恋に落ちやすいという有名な学説だ。

その効果を存分に体感できそうな3Dアトラクション・ホラー映画『ファイナル・デッドブリッジ』が10月1日から公開される。ただ作品では、吊り橋が揺れるどころか、大崩落してしまうのだから、たまったものではない。

『ファイナル・デッドブリッジ』は、人気ホラーシリーズ『ファイナル・デスティネーション』の最新作。今回は、吊り橋の崩落事故で死ぬ運命にあった主人公たちが、一度は事故を予知して生き延びるが、「死神は、あざむけない」とばかりに、次々と凄惨な死に見舞われていく。3D映画で初めてR18指定された話題作だ。

先行公開中の予告編動画では、全身に鍼(はり)を打った男性がそのままベッドから転げ落ちそうになっていたり、新体操の平均台で演技をする女性の足元に天井の空調から落ちてきたネジが直立していたりと恐怖シーンを連発。さらには、レーシックの手術を受ける女性が目を開けたままレーザーを放射する機械の故障に見舞われるなど、ショッキング過ぎる映像も紹介されている。だがこれは、ドミノ倒しのように展開する壮絶な「事故の死」のほんの一部に過ぎない。

本編では、そんな恐怖映像が3Dで迫ってくるのだから、「吊り橋理論」を体感するには絶好の作品と言えそうだ。本作を鑑賞したモデルの菜々緒は「友達以上になりたい方と一緒に行くと接近できると思う。キッカケには絶対なるはず」と太鼓判を押していた。

ただ、あまりの恐怖に醜態をさらしてしまうのだけは、逆効果になってしまうので注意しよう。

映画『ファイナル・デッドブリッジ』は、10月1日(土)シネマート新宿、梅田ブルク7ほか3D/2D/IMAXロードショー。

『ファイナル・デッドブリッジ』公式サイト
『ファイナル・デッドブリッジ』特集

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