国内での要望に応えて投入――「Xperia PLAY SO-01D」発表会に行ってきた【レポート】
発表から7ヶ月。いよいよ日本上陸! |
明日まで開催されている「東京ゲームショウ」において、既報の通りドコモのソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」の試作段階の実機が展示されています。
15日の開幕前、東京ゲームショウと同じ幕張メッセの国際展示場でソニー・エリクソン主催でXperia PLAYの製品発表会が行われました。この記事では、その模様を紹介します。
始めに、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ マーケティング部 統括部長 金子克之氏から挨拶・商品説明等が行われました。
金子氏は、Xperia PLAYが今年2月に行われたWorld Mobile Congress 2011で全世界向けに発表されたことに触れた上で、「発表以来、日本国内の導入を待ち望む声をたくさん伺った。大変お待たせをしたが、この秋、国内で発売される」と、改めて発表しました。
Xperia PLAYは世界初の"PlayStation Certified"認証を取得したスマートフォン。「より気軽に、よりクオリティの高いゲームを楽しんで頂くための1台」「弊社の独自の調査によると、電話・メール・Web閲覧に次いで、ゲームは4番目に利用頻度が高い。スマートフォンゲームは、ゲーム業界でも成長が最も著しいセグメント。Xperia PLAYとそれに最適化されたゲームコンテンツが揃うことで、新しいユーザー層の開拓につながるものと考えている」と、その投入の狙いを説明しました。
その後、引き続き、金子氏がXperia PLAYの機能説明を行いました。Androidは最新のVer. 2.3(Gingerbread)を搭載すること(筆者注 : 実際に搭載されるのは、その中でも新しいVer.2.3.4です)、Flash Player 10.3に対応すること、文字入力システム「POBox Touch」は最新の4.3を採用していることなどが説明されましたが、やはりゲームに特化していることからゲームの機能説明が中心となりました。
PlayStation規格のゲームは、PlayStation 3やPlayStation Portableと同様にPlayStation Storeから購入し、「PlayStation pocket」という、どことなくPocketStationを彷彿とさせるような気がする名前の専用アプリで、プリインストールゲーム(「みんなのGOLF2」と「クラッシュ・バンディクー」)共々管理することになります。PlayStation pocketは、ホームウィジェットにも対応しており、好きなゲームをホーム画面から一発起動することも可能です。
PlayStation Storeのゲーム以外にも、Xperia PLAY独自の「Xperia PLAY Game Launcher」も用意され、ゲームコントローラーに対応したゲームアプリを中心に管理をかんたんにすることが出来ます。出荷時設定では、ゲーコントローラーをスライドして出すと自動的に起動するようになっています(もちろん無効化もできる)。ゲームコントローラー対応のゲームアプリは順次登場予定です。
続いて、金子氏の紹介でソニー・コンピュータエンタテインメント 第2事業部PSS部 課長の杉本滋氏が登壇し、Xperia PLAYが対応するPlayStation Certifiedスマートフォン向けPlayStation Storeについての説明等が行われました。プリインストールタイトルが「みんなのGOLF 2」、「クラッシュ・バンディクー」であること、同機発売段階で20タイトル以上のPlayStation規格のゲームソフトが配信される予定であること、ゲームショウではプリインストールのものを含めて8タイトルの体験プレイが可能で事あることを伝えていました。
その後、再び、金子氏が登壇し、「最後の挨拶の代わりに、皆さんに問いかけます。」と切り出し、"Ready to play?"と叫んで、その後、スタッフの皆さんが"Yes!!"と返事するサプライズが。記者陣はあまりに唐突すぎて応答できませんでしたが、この"Ready to play?"という言葉は、Xperia PLAYのプロモーション上でキーワードとして使っていくそうです。
東京ゲームショウは明日まで。もしもXperia PLAYが気になる方がいらっしゃったら、是非幕張メッセまでどうぞ!
>※東京ゲームショウ会場において体験できる実機は、展示会場専用の特別仕様となっています。ご了承下さい。