【話題】スマートフォンの満足度、トップは「Xperia arc」
ＭＭ総研は「スマートフォンによるアプリ市場およびスマートフォン利用における製品・キャリアの満足度を含めた利用実態」を発表した。それによるとキャリア別の満足度ではNTTドコモがトップに、また端末別の満足度では、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのAndroid端末「Xperia arc SO-01C」が、トップに立った。キャリア別の満足度では利用スマートフォンの購入時や購入後の利用における携帯電話会社に対する満足度について7項目（「総合的な評価」「スマートフォンの品揃え」「販売員・サポートの説明や対応」「販売方法や料金プランのわかりやすさ」「データ通信料金の価格」「ネットワークの繋がりやすさ」「ネットワークの通信速度」）を5段階で評価した結果、NTTドコモの満足度が最も高くなった。
利用しているスマートフォンに対する満足度については9項目（「総合的な評価」「重さ」「サイズ（長さ・幅・厚さ）」「画面の大きさ」「画面の見やすさ・精細さ」「形状」「デザイン」「操作性」「機能」）で5段階の評価を行った。その結果「総合的な評価」を含めて9項目全てにおいて高評価を得た製品はソニー･エリクソンの「Xperia arc（SO-01C）」だったという。スマートフォンの代表である「iPhone4」は「機能」と「操作性」が高く評価されたが「画面の大きさ」などが平均的な評価だった。
また、スマートフォン利用者の過半数がセキュリティの不安や心配があるということが判明した。セキュリティに対する心配や不安について質問した結果、「セキュリティの不安や心配がある」1,076人（53．8％）、「セキュリティの不安や心配がない」355人（17.8％）となった。ただし、セキュリティ対策状況を質問した結果は、「無料のセキュリティアプリを利用」471人（23.6％）、「有料のセキュリティアプリを利用」84人（4.2％）で合わせて、約28%がアプリによるセキュリティ対策を行っており、過半数のスマートフォン利用者がセキュリティに対する不安や心配を持っているが、セキュリティアプリを利用しているユーザーは3割程度に留まっていた。
スマートフォンアプリ市場と利用実態（2011年9月）（MM総研）
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