渡辺直美がウサギ姿で『ラビット・ホラー3D』をPR、「ウサギが嫌いになるほど怖い」


 お笑い芸人の渡辺直美が25日、東京・秋葉原のAKIBAシアターで行われた映画『ラビット・ホラー3D』(9月17日公開)の公開記念イベントにバニーガール姿で登場した。映画のタイトルにちなみ、ウサギ年生まれの年女を代表して、現れた渡辺は、ホラー映画が大の苦手。「放送ギリギリ。この格好の時点でホラーでは?」と心配しつつ、本作をPRした。

 本作は、『呪怨』の清水崇監督によるホラー映画。主演を務めるのは、2009年に新人女優賞を総なめにし、いま最も期待されている女優・満島ひかり。物語は、ある男の子がうさぎを殺してしまうところから始まる。それからしばらくして、男の子が失踪。家の押入れに男の子が消えていったことを知った姉は、押入れに入っていく。そこには“恐怖の国”が広がっていた。

 渡辺は、お決まりのネタ、ビヨンセの「Crazy in Love」に合わせて、激しいダンスを披露。会場が息を呑むほどの迫力あるダンスを見せていた。が、曲が終わると同時に床に座り込み、息を切らしながら「休憩ください」とうずくまった。さらに「うさぎにかけて跳びはねてみたのわかりました?」とアピールし、会場を笑わせた。

 イベント前に、ポップコーン片手に一人で鑑賞した渡辺は、飛び出してくる映像に「近い!近い!」と目を背けることも。さらに、あまりの恐怖に絶叫し、ポップコーンを場内にばら撒いていた。

 インタビューでは、噂になっている“あの人”との関係を暴露するなど、終始会場を盛り上げた。以下、一問一答。

――今日はなぜ渡辺さんが『ラビット・ホラー3D』のイベントに?

渡辺直美(以下、渡辺):私、ウサギ年生まれなので、今日は全国のウサギ年女を代表して『ラビット・ホラー3D』の応援にきました。

――ラビット・ホラーということでバニーガール姿での登場ですが、実際に衣装を着てみていたがですか?

渡辺:こんなセクシーな感じのバニーガールの衣装は初めてで、ちょっと恥ずかしいです。お腹のあたりが気になるんですが、すでにホラーっぽくて放送にはギリギリなんじゃないですか。大丈夫でしょうか(笑)。絶対もっと大きいサイズがあったでと思うんですが。

――『ラビット・ホラー3D』はホラー映画ですが、ホラー映画はご覧になりますか?

渡辺:ホラー映画は苦手で、唯一見たのが『呪怨』です。でもそれが怖くて、以来ホラー映画は全く見てないんです。見た時はいいんですけど、寝る前に一人になると思い出しちゃうので、避けています。

――ホラーが苦手とのですが、先ほど『ラビット・ホラー3D』をご覧になっていかがでしたか?

渡辺:怖いですね。超ヤバかったです。今までにない恐怖を感じました。映画を見てウサギがめちゃくちゃ嫌いになりましたよ! 今まで可愛いイメージだったのに、私がウサギ年ってことさえも変えたくなりました(笑)。
それとこの映画3Dじゃないですか。私、今まで色々3D映画を見てきましたけど、こんなに飛び出てくる3Dは見たことないです。ウサギが目の前まで飛び出て来て、もう掴められそうな感じで、それがすごく鮮明で恐ろしかったです。

――一緒にホラー映画を観るなら誰がいいですか?平成ノブシコブシの吉村さん?

渡辺:絶対、男の人と見にいかないとダメですよ。だって近づく唯一のチャンスじゃないですか!私は、渡辺謙さんがいいですね。吉村さんはビビりなので絶対に一緒には行かないです。吉村さんとホラー映画を一緒に観に行ったら、ビビって抱きついてくると思うんです。そういう男は嫌ですね。

――吉村さんとの関係は?

渡辺:報道があってから、なんとなく意識しちゃうんですよ! 楽屋とかで目があったり。好きは好きですけど、男女の関係にはならないですね。ま、一回ぐらいやってもいいかな、って。

――実はこの映画の監督の清水監督は、渡辺さんのファンでいらっしゃるらしいのですが。

渡辺:マジですか!? 初耳! オファーがあったら是非やりたいですね。ホラーは苦手ですけど、演じる側は怖くないと思うんですよ。今作の満島さんみたいに(恐怖の表情で)「ハァッ、ハァッ……」ていう役をやりたいです。普段コントではポップでデブで明るい役が多いので、是非ホラーにも挑戦したいなと思います。

――最後にひとこと。

渡辺:ほんとにラストが衝撃です。一回終わったかなと思ったら、最後“ドンっ”てくるくらいすごい衝撃の恐怖があります。劇場でしか3Dを体験出来ないので、劇場で絶対見て欲しいです。

 3Dだからこそ味わえる恐怖を、ぜひ劇場で体感しよう。

 映画『ラビット・ホラー3D』は、9月17日(土)より全国ロードショー。

映画『ラビット・ホラー3D』-公式サイト
映画『ラビット・ホラー3D』-作品情報

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