電通とSkypeがディスプレイ広告を展開！その狙いとは
Skype for Windowsを起動すると、通常のバナー広告よりも大きな表現スペースをディスプレイ広告としてデフォルトで表示する。クリックすると広告が倍の大きさに広がり、CLOSEボタンで元の大きさに戻るとのことだ。
auでは禁断アプリとして注目を集めたSkypeだが、ディスプレイ広告を展開する意味は何だろうか。もし広告に興味を持ったユーザーがいれば、クリックすることでもっと大きなスペースを使って詳細を表示できる。もちろん、通常のバナーと同様に、広告主のサイトにアクセスすることも可能だ。
広告主のメッセージが埋もれてしまわないように、掲載広告主は1日1社限定としている。「広告を隠す」ボタンもあり、ユーザーは広告を非表示にもできる。
実は、Skypeのユーザーは、Skype Home画面上で長時間過ごす傾向がある。その時間は平均2時間46分と、
とても長いのだ。しかも、世界中で1カ月に平均1億7000万人ものユーザーが使っている。ピーク時には同時に3000万人が利用している。このようなプラットフォームを、通話以外にも有効に活用したいと思うもの。そこで、ターゲットに合わせたダイナミックな広告を展開するのに最適だと考えたのだ。
電通は国内担当で、多国間、多地域間には対応していないようだ。今後、グローバル企業は今回のサービスを世界展開できるようなサービスにまで広げてくれることをSkypeに期待するかもしれない。
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