友達の多少が採用の分かれ目!?-人事担当者がこっそり教える採用ウラ話 vol.3
友達の多少が採用の分かれ目!?
私が採用担当になってかれこれ6年が経とうとしています。その間、さまざまなタイプの方を採用するように心がけてきましたが、私が採用したいと思う人にはある共通点があります。もちろん優れたスキルを持っているというのは重要なポイントです。しかしそれ以上に私が重視する採用基準は、ズバリ「友達が多いかどうか」。
ものすごく優秀なんだけどそれを鼻にかけていて友達は少なそうっていうタイプ、結構いますよね?こういう人は確かに仕事ができるかもしれませんが、自分のキャパを超える仕事はできない。逆に友達が多く、自分のブレーンを沢山持っている人というのは、自分が知らないことでも友人・知人に聞くことでそれをカバーすることができるんですよ。自分の足りない部分を補う術を知っているんですね。また、友達が多い人は人を惹きつけておくだけの魅力があるということであり、さまざまな価値観を吸収する柔軟さがあるということでもある。こうした能力はビジネスをする上で欠かせないと私は考えています。
他に"友達が少なそう"という意味では、話し方がボソボソと暗い人や明るいけれど妙に馴れ馴れしい人もあまり良い印象を受けません。面接で張り切っているのはわかるのですが、いつまででも自分の話をする人って結構いるんです。こちらがどんなにうんざりした顔をしてても一方的にしゃべりまくる。こういう人ってやっぱり友達が少ないんじゃないかな。やっぱりコミュニケーションする上で相手の立場を思いやる気持ちは大切ですから。一度なんて、応募者の方があまりにもしゃべり続けるので、「申し訳ないんですが、後が続いてますし…」って言ったら、興奮してたんでしょうね。「ここからが重要なんです!」って言い返されてしまいました。こちらとしては「重要なことを先に言ってくれよ」と言いたい(笑)。そういう人にかぎってやりたいことが明確じゃないんですよ。
人事も人間ですから、応募者が自分と同じ趣味を持っていたりすると、ついつい評価が甘くなってしまうことがあります。でもそれは、初対面の私に対してそういう印象を抱かせる力がその人にあるってことですよね。面接という短い時間内に相手の雰囲気からどんな話題をすれば好印象を与えられるかを察知する、これはもう勘ですし、運もありますが、普段から会話する相手を思いやっている人なら自然とそれができると思うんです。そういう意味でもやっぱり「友達が多いかどうか」は重要な採用基準といえるでしょうね。
私がグッときた“あの一言”
「お時間よろしいですか?」
相手を気にせず一方的にしゃべる人がいる反面、こういう一言で相手を気遣うことができる人もいます。「最後に質問は?」というこちらからの問いかけに、「3点ほど伺いたいことがあるんですが、お時間はよろしいでしょうか」なんて言われるとかなりの好印象ですね。「ダメです」なんて言うことはないんですが、やっぱり断りもなくダラダラと質問されるとムッとしてしまいますから。
(情報提供元:@type)
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