余力8.4％で夏を乗り切れるのか？東電が24日に4389万kWを記録
ここまで暑いと、エアコンは欠かせなくなる。我慢しすぎると熱中症の危険もある。
問題は、東日本大震災以来、東京電力が十分な電力供給能力を持っていないことだ。もしかすると、ゆゆしき事態も考えなければならないかもしれない。
なんと、東京電力管内の電力使用量が、24日14時に4389万kWを記録したのだ。
24日のピーク時供給電力は最大で4790万kWだった。つまり、あと8.4％しか余力が残されていない。23日は最大4225万kWだったことから、この熱さで一気に565万kWも電力消費が増えたことになる。
今日、25日は土曜日のためか、19時〜20時に3300万kWの予測（ピーク時供給電力は最大は4370万kW）とのことで、問題はなさそうだが、これで夏を乗り切れるのかが不安に思う。
経済産業省の節電サイトでおさらいすると、エアコンの室温を2度上げると130W、冷蔵庫の設定を強から中に変えると25W、日中は照明を消して夜間もできるだけ照明を減らすと60W、テレビを標準から省エネモードにして使用時間を2/3に減らすと25W、使わないときは電化製品の本体の主電源を切ると25Wの節電になる。
とはいっても、6月に過去最高の気温を記録したとなると、これから夏にかけても暑い日が続く可能性がありそうだ。日本気象協会の長期予報によると、6月から8月は50％の確率で気温が平年より高いとしている。エアコンの設定温度をこれ以上上げるのは難しいかもしれないので、ほかの電化製品でできるだけの節電をするしかなさそうだ。
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