Windows上からBIOS変更！PCの常識を変えたTouch BIOS搭載のGIGABYTE「Z68X-UD7-B3」を体験せよ
最新技術を惜しみもなく投入するGIGABYTEの製品は、マザーボードにとのような機能が搭載されているか、パソコン自作派にとっては気になって仕方ないという人も多い。
そこで今回発売されたZ68シリーズの中で最上位モデルとなる「Z68X-UD7-B3」について、ギガバイトから入手した最新情報とともにレポートをお届けしよう。
■フロントアクセスに便利なUSB3.0ベゼル
ギガバイトZ68シリーズでは、ユーザーのニーズに合わせて、いくつかのラインナップが用意されている。ここで取り上げる「Z68X-UD7-B3」はもっとも高性能な最上位機種にあたる。
「Z68X-UD7-B3」の箱を開けると、たくさんの付属品に驚かされた。マザーボードのマニュアルやドライバーディスクのほかに、背面パネル、SATAケーブル、3Way SLIブリッジ・2way SLIブリッジと盛り沢山の内容だ。
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| 「Z68X-UD7-B3」の付属品一式 |
黒いベゼルは、3.5インチの空きベイに装着するためのフロントパネルがあり、USB3.0×2を備える。USB2.0よりもはるかに高速なUSB3.0をフロントからアクセスできるわけだ。
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| USB3.0×2のベゼル |
■拡張性に優れたマザーボードをクローズアップ
早速、「Z68X-UD7-B3」をクローズアップしてみよう。
「Z68X-UD7-B3」の最大の特長とも言えるのが、レーシングカーのエンジンを彷彿させる巨大なヒートパイプ・デザインだ。このヒートパイプによって、チップセットの熱を効率的に逃がしているわけだ。
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| レーシングカーのエンジンを彷彿させる巨大なヒートパイプ・デザイン |
「Z68X-UD7-B3」では、拡張スロットの多さも見逃せない。PCIEx16×2または PCIEx8×4、PCI-Ex1×1、PCI×1のスロットを備えているので、グラフィックスカードをはじめ、テレビチューナーカード、キャプチャーカードなど、ユーザーの好みに合わせて様々な種類の拡張カードを追加することができる。
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| PCIEx16×2または PCIEx8×4、PCI-Ex1×1、PCI×1のスロットを備えている |
■特許出願中！革新的なシステム設定「Touch BIOS」
マザーボードの設定を変更したいときには、どうしているだろうか？
通常のマザーボードは、電源を入れた瞬間に特定のキーを押してBIOSを呼び出し、BIOS
設定のメニューから目的の項目を選んで変更を行う必要がある。こうした方法は、多くの人が迷わずに行えるわけでなく、なれていない人は直感的に使えない。
そうした状況を打破するのが、GIGABYTEの技術者によって開発されたBIOS設定をインターラクティブに行える「Touch BIOS」だ。
たとえば、起動デバイスの優先順位を変更したい場合、ユーザーはWindows上から「Touch BIOS」を起動して設定を変更するだけで、次回の再起動時から自動的に新しい設定が反映されるのだ。
タッチパネル対応のモニターを利用すれば、iPhoneアプリを扱うのと同じ感覚でBIOSの各種設定を行うこともできる。
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操作画面は、ユーザーフレンドリーな表示となっており、オーバークロックアイコンから電圧やCPUの倍率設定を変更したり、PCステータスアイコンからパソコンの状況を監視したりすることができる。
また「Touch BIOS」は、より高いシステム・カスタマイズを実現させるため、Quick Boostや@BIOSといったGIGABYTE独自のアプリケーションを素早く呼び出すことができるアイコンも配置されている。
「Touch BIOS」を使用すれば、簡単にシステムの設定を変更できるうえに、時間の節約にもなるわけだ。
■動作が高速！インテルSmart Response Technology
「Z68X-UD7-B3」では、従来製品にはなかった新機能として、全製品にインテルSmart Response Technologyを搭載した点があげられる。
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SSDはハードディスク（HDD）に比べて動作の高速な動作ができる反面、HDDよりもコスト的に高価であるのがネックだった。
それを解決するのが本製品に搭載された「インテルSmart Response Technology」であり、有効化すれば、HDDを搭載したパソコンであっても、SSD並みの高速なパフォーマンスを発揮できる。
この技術を使うことで、高速なSSDの長所と、安価で大容量ストレージを実現可能なHDDの長所を持ち合わせたシステム構築が、非常に安価に実現できるわけだ。
ギガバイトが2011年後半のインテル・プラットフォーム向け主力製品としてZ68シリーズを大々的に展開するに至った経緯のひとつに、この機能が挙げられる。
「Z68X-UD7-B3」は、最新のインテルZ68 Expressチップセットを搭載したうえに、GIGABYTE独自の便利な機能を備えている。Z68という新しいチップセットでパソコンを組み立てたいユーザーには、魅力的なマザーボードと言えそうだ。
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