NTTドコモ、REGZA Phone T-01Cを5月18日にAndroid 2.2にバージョンアップ開始!auのIS04も6月上旬を予定



防水REGZA PhoneがAndroid 2.2へ!

NTTドコモは、17日、Android 2.1(開発コード名:Eclair)を搭載した富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「REGZA Phone T-01C」においてAndroid 2.2(開発コード名:Froyo)へOSをバージョンアップするソフトウェア更新を2011年5月18日(水)から提供開始することをお知らせしています。

また、兄弟機種となるau向け「REGZA Phone IS04」についても、KDDIによると「6月上旬にもAndroid 2.2へのバージョンアップを提供予定」とし、後日、詳しい日程や内容については、発表される予定とのことです。

REGZA Phone T-01Cは、防水に対応した国内初のAndroidスマートフォンで、おサイフケータイやワンセグ、赤外線機能といった国内で注目度の高い機能に対応したモデルです。2010年12月発売時には、Android 2.1を搭載し、当初、2011年春にAndroid 2.2へのバージョンアップを予定していましたが、これまでバージョンアップはされておらず、ようやく5月になって総合カタログに5月以降にAndroid 2.2へのバージョンアップが予定されていることが明記されていました。

今回のバージョンアップによって、以下の点が変更されます。

・AdobeRFlashRPlayer 10.1に対応
・microSDカードへのアプリダウンロード可能
・アプリの自動アップデート/一括アップデートが可能
・文字入力時における「音声入力」機能搭載
・NX!Contacts(電話帳)機能追加
・グループ機能・連絡先BluetoothR送信機能(1件送信)
・ワンセグへ録画予約機能を追加
・取扱説明書アプリの追加
・スリープ中のWi-Fi設定メニューの追加
・静止画撮影サイズに1920×1080(HD1080)を追加
・ATOK最新バージョン対応


この他、Android 2.2の特長でもあるアプリの動作速度やWebブラウザの表示速度の高速化、新フォント「モトヤフォント(モトヤLマルベル3)」の追加、バイブ設定がさらに便利、モシモカメラエフェクトズーム、レグザAppsコネクト、使い方ガイド、なども行われます。詳細については、「REGZA Phone T-01Cバージョンアップ詳細 (PDF形式:290KB)」および富士通Webページから確認してください。

対象となるバージョンは、ベースバンドバージョンが「5011.1906.50」以降でない場合。バージョンアップは、REGZA Phone T-01C本体のみもしくはパソコンとmicroUSBケーブルで接続して行え、本体のみの場合は、Wi-Fiおよび1.5GB以上の空き容量があるmicroSD/microSDHCカードが必要となります。

パソコンでバージョンアップする場合には、バージョンアップアプリをパソコンでダウンロードし、行います。ただし、こちらもREGZA Phone T-01Cに装着されているmicroSD/microSDHCカードの空き容量が1.5GB以上あることが必須とされています。

また、バージョンアップを行う際には、十分に電池残量がある(フル充電)状態で行い、電池残量が少ない場合や、バージョンアップの途中で電池残量が50%以下になった場合には、バージョンアップに失敗することがあるということです。

この他、バージョンアップ時に、本体メモリの空き容量が50MB以下の場合も、バージョンアップに失敗することがあるため、事前にアプリケーションを削除したり、キャッシュを削除するなどして空き容量を増やすことが推奨されています。

記事執筆:memn0ck


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REGZA Phone T-01Cのバージョンアップ情報 | お客様サポート | NTTドコモ
携帯電話(T-01C) 製品情報 - FMWORLD.NET(個人) : 富士通

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