釈由美子「『パイレーツ』は必ず期待を裏切らない、素晴らしい宝が待っている」


 いよいよ5月20日より全国ロードショーとなる、世界大ヒットシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』。公開に先駆けて、17日には東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにてジャパン・プレミアが開催された。

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 劇場外階段とエントランスに敷かれたレッド・カーペットは、あいにくの雨天のため中止に。イベントでは、ジョニー・デップによって発表された『パイレーツ』スタッフ・キャストの日本への応援メッセージが寄せられた“横断幕”が、5月7日USプレミア、11日のロシア・プレミア、12日のUKプレミアを経由して会場に到着する予定だったが、フランスのシャルル・ド・ゴール空港にて発生した航空運送会社のストライキの影響で間に合わないハプニングが発生し、急きょ用意された新たな横断幕に、来場した著名人がメッセージとサインを寄せた。

 多くの報道陣が所狭しと詰め掛ける中、歌手の西城秀樹に続いて、女優の釈由美子が首元に、ジャック・スパロウの操るブラックパール号にちなんで、世界に一つと言われるブラックパールのネックレスを着用して登場。過去3作全て観たという釈は、同シリーズの魅力について「観る前は開ける前の宝箱のようで、何が入っているんだろう?というワクワク、ドキドキがたまらなくて、必ず期待を裏切らない、素晴らしい宝が待っている。」とコメント。横断幕に「We are all one.」(心は一つ)とメッセージを寄せると、「初3Dなんですよね。もう飛び出すジャック・スパロウが楽しみです!私は元々、今回初出演となる女海賊役のペネロペ・クルスの大ファンなんです!だから今回、更に楽しみが増えましたね。」と期待を語った。

 そして、女優の前田美波里と俳優の金子昇、女優の横山めぐみ、マリアン+ERICA親子と続いて、モデルの土屋アンナが登場。司会進行のLiLiCoより、衣装について聞かれると「パイレーツをイメージした時に、ドレスだけど、パイレーツって基本オシャレで、自分自身を好きな物で着飾っているから、自分のセンスを思い出していきたいなと思って、ちょっとガーリーに。」とコメント。また、髪の毛の色について触れると「皆さん、金髪のイメージがあるでしょ?先程メイクする前に衣装を見て、赤く染めよう!と思って、2時間ぐらいしか無いのに染めたんですよ。このために、パイレーツっぽい感じに。」と驚きのエピソードを明かした。

 また、土屋は同作について「ディズニー自体、夢があるじゃないですか。中でも、私はちょっと男っぽい性格もあって、“海賊”ってロマンじゃないですか。男性陣は海賊になりたいですよね?宝石見付けた瞬間とか最高だと思うよ。仕事しなくていいんだよ(笑)。子どもと一緒に観れるし、自分一人でも夢やパワーをもらえる。でも夢だけじゃなくて、本当に海賊たちがいたという現実味もあるじゃないですか。」とコメント。続いて、ジョニー・デップについて「カッコイイからねぇー。あんなメイクされてみな?たまんないよ!パイレーツって、人間自体がものすごくリズムじゃない?多分、ジョニー・デップはリズム感がいいから、ものすごく上手いなと思うので。」と絶賛した。

 同様に、横断幕に「POWER」のメッセージを寄せ、「ハイ!皆さんご一緒に」と土屋が呼び掛けると、報道陣から「POWER!」と大きな声が上がる。「私は言葉がヘタクソな人なので、もうPOWERでいこうぜ!という。」と説明すると、本編の上映を前に「悪役でいいので、出たい!ディズニーさん、お願いします!」と次回作への出演をアピールし、最後に再び「POWER!」と叫んで、会場を後にした。

 ゲストの最後には、同作に唯一、日本人として出演を果たした松崎悠希がロサンゼルスから来日。本編上映前には、ジョニー・デップから「プレミアにお越しの皆様、こんにちは。その場に行けずとても残念ですが、日本の皆さんに心からの愛と励ましを送ります。映画を楽しんで下さいね。ガンバレ、ニッポン!」と“この日のためだけに届けられた”日本のファンへの特別映像が上映され、客席からは大きな歓声が上がった。

 日本で用意された横断幕は、遅れて届くジョニー達のメッセージとともに、東北地方の劇場に届けられる予定となっている。

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 - ディズニー映画

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