NTTドコモ、テザリングに対応した世界最高輝度IPS液晶搭載「Optimus bright L-07C」を発表




NTTドコモは、16日、今夏に発売する予定の新モデル「2011年夏モデル」の発表会を行い、テザリング機能を搭載した世界最高輝度の高精彩IPS液晶搭載「Optimus bright L-07C」(LGエレクトロニクス製)を発表しています。発売時期は、2011年6月を予定しています。

Optimus bright L-07Cは、海外モデルとして「Optimus black」として展開されているモデルにスマートフォン向けとして最新プラットフォームとなる「Android 2.3(開発コード名:Gingerbread)」を搭載した機種となります。

世界最高輝度となる700カンデラに対応した約4.0インチワイドVGA(480×800ドット)高精細IPS液晶を搭載し、強化ガラス「Corning Gorillaガラス」を採用することで、非常にクリアで高精彩な画面を実現しています。特に、カラーフィルターの開口率の増大や液晶の開口度合いを改善といった2つの技術でバックライトの利用効率を上げており、消費電力を従来のままに輝度を大幅に上げているということです。

他にも、表面のタッチセンサーと電極の間にアースを設けることでタッチ操作の精度を工場しているなど、閲覧にも操作にも利用するスマートフォンにとっての最重要パーツであるディスプレイにこだわった製品となっています。

ボディーカラーには、ブラック(BLACK)とホワイト(WHITE)の2色展開で、さらにそれぞれの本体色に3色のリアカバーを用意し、組み合わせで6パターンが用意されています。薄さ9.5mmで凹凸の少ないスタイリッシュなデザインで、microUSB端子にスライドカバーが付いていたり、裏面の縁が美しいヘアライン処理されているなど、細かなパーツやシルエットにこだわりを施しているということです。

さらに、ドコモのAndroid搭載スマートフォンとしてははじめてテザリングに対応し、Wi-Fi経由でパソコンやゲーム機などから接続(最大8個)し、3G回線を利用できるようになっています。ただし、テザリングには、spモード契約が必要で上限が10390円となるとのことです。

スペックとしては、チップセットにXMM6160+OMAP3630(1GHz CPU)、約500万画素CMOSカメラ、内蔵メモリに4GB(eMMC)、microSD/microSDHCカード(最大32GB、4GB同梱)、無線LAN(802.11b/g/n準拠)、Bluetooth 2.1+EDR(HFP、HSP、OPP、SPP、A2DP、AVRCP、PBAP、FTP Server)、照度センサー、GPS、GSM・3G、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps)、1500mAhバッテリーなどに対応しています。

ユーザーインターフェースにもLGエレクトロニクス独自のジェスチャーUIを採用。アプリケーションにも、ドコモのサービスであるspモードメールなどをはじめ、サードパーティから;DecoMarket、PAGMail、GREE、Doc Master、辞書アプリ、Resource Manager、News & Weatherなどをプリインストール。さらに、Androidマーケットやドコモマーケットだけでなく、LGエレクトロニクスが運営する国内のOptimusシリーズ向けに展開しているアプリ配信サービス「LG World」からも多くのアプリを追加インストールできるようになっています。

サイズが約122×64×9.5mm、質量が約109g。メインターゲットが20〜30代会社員、サブターゲットが大学生とされています。S-MAXでは、別途、発表会での端末レポートを予定しています!

主な仕様
OSAndroid 2.3
大きさ(mm)約122×64×9.5
液晶(inch)約4.0
質量約112g
カメラ5.1M
防水非対応
WORLD WING3G/GSM
HSDPA/HSUPA対応/対応
GPS/海外GPS対応/対応
Bluetooth対応
Wi-Fi対応(802.11b/g/n)
spモード対応
おサイフケータイ非対応
ワンセグ/赤外線非対応/非対応

記事執筆:S-MAX編集部


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Optimus bright L-07C | 製品 | NTTドコモ

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