『豆富小僧』の深キョンや松平健、桜の花びらに被災地への思いを託し
キャストたちは、それぞれ次のような挨拶をした。
深田恭子
今日はありがとうございます。（豆富小僧の着ぐるみを見て）ご覧の通り、かわいい豆富小僧を演じました。アフレコの時に初めて見てから、愛おしい存在です。是非、楽しんでいただければと思います。
武田鉄矢
達磨役を演じました武田です。なぜ生まれてきたのか、その意味を見いだす為の長い長い旅を豆富小僧と共にします。今の子供達には、自分が一体何の為に生れてきたのか、疑問に思っている子も多いかと思います。そういう意味では、みんなの中に豆富小僧が存在しているんですね。
小池徹平
袖引き小僧役の小池です。小さくてどんぐりのようなかわいいヤツですが、実は、見た目とは裏腹にずる賢い部分も併せ持っています。そんな所が気にいっているキャラクターでもあるので、家族みんなで楽しんでいただければ嬉しいです。
檀れい
いつか声優をしてみたいと思っていたので、今回このようなお仕事ができて本当に嬉しいです。現場でも楽しくお仕事させていただきました。震災や原発など、大変な時期ではありますが、だからこそ、この作品を観て元気になっていただけると嬉しいです。
平野綾
私が演じたアイちゃんは、純粋で素直な心を持った女の子です。かわいい豆富小僧に癒されてほっこりしてください。学生の頃から京極先生の大ファンだったので、このような形で一緒にお仕事させていただけて本当に嬉しいです！
松平健
怒鳴ってばかりの頑固オヤジ、見越し入道を演じました松平です。今は優しい父親が多いかと思いますが、時にはきちんと叱ることも大切ですよね。子供のころの怖い父親をイメージして演じました。
はるな愛
豪華なキャストの方々とこんなにかわいらしいキャラクター達が登場する作品に参加できて光栄です！アフレコ時に、監督からは「いつものはるなさんでお願いします。」と言っていただけたので、のびのびと演じることができました。
京極夏彦
豆富小僧が映画化されるまで、長い道のりでした。何と言っても100年前に人気のあった妖怪ですから。（笑）人が一番辛い時、役に立つのは笑顔です。もともと妖怪は不思議なことや辛いことを笑い飛ばすために作りだされたものなので、この時期に上映を迎えることができてよかったと思います。
河原真明
3D映画で映像もきれいに仕上がった作品になっています。観終わった後に、何を感じてもらえるかを一生懸命考えて作りました。是非、楽しんで下さい。
杉井ギサブロー
今日はこんなにたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。総監督とは、作品のイメージをまとめるお仕事ですが、今回は、自然に対する畏敬の念を忘れてはいけない、というメッセージを込めて作りました。作品を観終わった後には、豆富小僧が最後に下すある決断について、みんなで語り合っていただけたら嬉しいです。
また、今回の舞台挨拶イベントでは、東日本大地震のチャリティー活動も行われ、会場には、募金箱と桜の木をイメージしたメッセージボードを設置。キャストたち、そして、来場者が桜の花びら型のカードに被災地に向けた応援メッセージを書き込んだ。実際に被災地にも行ったはるなは「物資もボランティアの方も足りなくて、困っている方がたくさんいます。ですが、避難所の人たちは一つの家族みたいにそれぞれ頑張っています。日本も一つの家族になって、一緒にがんばりましょう！！」とエールを送った。
【登壇者からの桜のメッセージ】
深田恭子：皆様に少しでも「元気」や「笑顔」が届けられる様私達も頑張ります。
武田鉄矢：あなたが泣けばぼくも泣こう でももしあなたが笑うなら
小池徹平：笑顔で進もう少しずつ
平野綾：皆力を合わせて乗り越えましょう！パワーが届きますように…。
はるな愛：「日本一家族」力を合わせてがんばりましょう。
檀れい：決して明けない夜はない。私は未来を信じています。共に手をとりあって…
松平健：夢 皆で応援しています。ガンバりましょう
河原真明：ガンバレニッポン
杉井ギサブロー：てまえどももしっかりガンバリます。みんなでガンバロー！
京極夏彦：何はともあれ笑顔になれるよう。
この花びらのメッセージは、一つの大きな桜の木となって被災地へと届けられる。また、今回、寄せられた募金はFNSチャリティーキャンペーン事務局を通じて全額、さらに、『豆富小僧』の収益の一部も義援金として被災地へ寄付されるそうだ。
映画『豆富小僧』は、4月29日（祝・金） 3D/2D同時公開!!
・『豆富小僧』 - 作品情報