AKB48の募金活動に1000人の行列！「私に何ができるのでしょう？」
3月26日、宜野湾のトロピカルビーチに特設されたビーチステージにて、前日に急きょ第3回沖縄国際映画祭への参加が決まったAKB48の選抜メンバー前田敦子、篠田麻里子、小嶋陽菜、峰岸みなみ、宮澤佐江、指原莉乃、高橋みなみ、大島優子、秋元才加、横山由依、河西智美、北原里英の12人がスペシャルライブを開催した。
「ワン、ツー、スリー、フォー！」という掛け声で始まったのは、アップテンポなナンバー「ヘビーローテーション」。「I want you！ I need you！ I love you！」というサビのフレーズを、観客も一緒に大合唱。大島は、脚を突き上げるアクロバティックな間奏のダンスで、観客の視線を独り占め！ アリーナ前方を埋め尽くした男性ファン、若い女性ファン、家族連れのファン、みんなの歓声と笑顔にAKB48も自然と熱が入ったようだ。
ライブ終了後、募金活動に参加。ライブで募金を呼び掛けたこともあり、会場には1000人を越す人たちが列を作った。参加したメンバーは、それぞれ一人ひとりにお礼の言葉をかけ続けていた。
募金活動終了後の質疑応答では、助け合いを意味する沖縄の言葉「ゆいまーる」にかけて、今後AKB48がどのように被災地を助けていきたいかを聞かれ、高橋は「私たちにできることは歌を届けること、そして笑顔でいることなのかなと思っています。これからもAKB48として歌って、たくさんの方が少しでも元気になっていただければ」と真摯に語った。
また、AKB48の研修生の中に被災したメンバーがいることについて話が及ぶと、これまでこらえていた高橋の目に大粒の涙が。大島は「まだ直接言葉をかけることができない状態。こういう場を通してしか声を掛けることができない」と悲痛の表情を見せ、「直接会えたら、無事で良かったって言いたいです」と、切々と話していた。
最後は、募金中にも流れていたAKB48の曲「誰かのために〜What can I do for someone？〜」についてコメント。「私に何ができるのでしょう？」というフレーズが印象的な同曲について、高橋は「私たちも歌いながら本当に自分たちに言い聞かせるようにしています」と語り、「震災中に本当に自分たちがすごく無力だなと感じた部分もたくさんあったんです。でも、一人の力は微力でも、みんなの力が集まれば大きな力になるということを信じて、この曲を歌っていきたいです」と力強く約束した。
この「誰かのために〜What can I do for someone?〜」は、現メンバーで再録し、4月1日より配信限定チャリティーソングとしてダウンロード配信することが決定している。収益金はすべて義援金として寄付される。
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