料理の鉄人ならぬ、自作の鉄人!パソコン組み立てバトルが炸裂した「自作の祭典2011」


「ギガバイトのPC道場」「前人未踏の爆速PC」で紹介しているように、パソコンを自分で組み立てる人は意外に多い。自作パソコンと言っても、見掛けやスピードにこだわらなければ、PCパーツとケーブルを組み合わせるだけでよいので、極端な話、プラモデルよりも簡単に組み立てることができる。

そうした理由から秋葉原のパソコンショップでは、たくさんのPCパーツが売られているのだ。そんな秋葉原の一角にある「カフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店」において、先週末に「自作の祭典2011」が開催されたので、レポートしよう。


■オリジナルのパソコンを作る「自作の鉄人」
午前11時からイベント会場前で行われていたのが、「自作パソコン速組みバトル」の予選大会だ。「自作パソコン速組みバトル」は、文字通りに自作パソコンの組み立て速度を競うというもの。誰でも自由に参加することができ、見事決勝戦に進出した人には、豪華なプレゼントがある。

参加者は、あらかじめ用意されたマザーボードに、CPUとCPUクーラー、メモリモジュール×2枚、ケーブルを接続するまでのタイムを競った。店頭でのイベントであるだけに、多くの人だかりができていた。

決勝戦では、予算10万円で1時間以内に、会場に用意されたPCパーツの中から好みのパーツを選択して、オリジナルのパソコンを作る「自作の鉄人」が行われた。

■「自作PCの祭典 2010」のグランプリが決定
「自作の鉄人」とともに開催されたのが、「自作PCの祭典 2010」のグランプリだ。
「自作PCの祭典 2010」では、自作パソコン好きのユーザーによる個性あふれるパソコンの応募があった。
数ある作品の中から10台がグランプリエントリーされ、来場者がグランプリにふさわしいパソコンを投票で選んだ。

見事、グランプリに選ばれたパソコンは、みかん氏のファンヒーターPCだ。外観がファンヒーターであることから、あえて前方排気にしたマシンであり、石油タンクのふたから光学ドライブのトレーが飛び出すなど、面白いアイデアも盛り込まれている。

「自作の祭典2011」は、休日に開催された入場無料のイベントだったこともあり、多くの来場者が会場に立ち寄り、大盛況だった。

「自作PCの祭典 2010」結果発表
Windows 7 mania

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