自分でできる!スマートフォンのセキュリティ対策6カ条 【役立つセキュリティ】
そして、スマートフォンの普及に伴ってサイバー犯罪の魔の手がスマートフォンユーザへと延びていると言えます。
そこで、スマートフォンに不慣れなユーザでも簡単にセキュリティ対策ができるよう、以下に自分でできるスマートフォンのセキュリティ対策6カ条をご紹介します。
1. システムを常にアップデートする
AndroidやiOS(iPhone)などのOSを常に最新にしておくことで、ユーザは最新の機能を享受できるだけでなく、セキュリティを守る助けともなります。つまり、スマートフォンもパソコンと同様だということです。OSを最新にすることは、修正されていないセキュリティホールや脆弱性を利用する悪意ある攻撃への防御となる。
2. セキュリティ対策アプリをインストールする
スマートフォンは、ミニコンピュータ並みの機能を有しているため、サイバー攻撃だけでなく、窃盗の魅力的な標的となります。従って、わたしたちユーザは、盗難・紛失などの物理的なセキュリティ対策の重要性を再認識する必要性があります。たとえばエフセキュアの「Mobile Security」アプリケーションは、データを保護し、脅威から防御するだけでなく、紛失した、もしくは盗難にあった端末を見つける助けとなる機能を提供しています。(※2011年2月現時点では日本未発売)
3. クリックした先に待っているものに気を配る
個人情報やクレジットカード情報を狙う、詐欺やフィッシングは、スマートフォンユーザに対する最も一般的な攻撃となる可能性があります。ソーシャルエンジニアリングの手法を用いることで、ユーザに悪意あるリンクをクリックさせたり、重要な個人情報を提供させたりする詐欺から身を守るためには、機密情報を入力する前に、ウェブサイトが「https」で始まっていることを確認することが大切です。
4. パブリックネットワークの利用には細心の注意を
パブリックネットワークは通信料金を節約できるだけでなく、安定した接続を享受できるため、とても便利です。ただし、公に開かれているWi-Fiネットワークは、安全とは限りません。できるだけ情報収集などのブラウジングにとどめておき、オンラインショッピングやオンラインバンキングなどの商取引は控えるのが賢明です。
5. アプリを入手する際は信用できるところで
スマートフォンの利便性と楽しさを底上げしているのが、様々なことができる多彩なアプリのお陰だと言っても良いでしょう。実に多くのアプリが存在しており、危険なアプリも多く出回っています。スマートフォンに何をインストールしたのか、どこで入手したのかなどをきちんと把握しておくことが大切です。見かけはゲームでも、実はスパイアプリだった事例もある為、アプリの入手先が信頼できるかどうかを調べてからインストールすることを習慣にしましょう。
6. 各アプリのデータアクセスの状況を定期的にチェックする
アプリの中には、裏でユーザのデータや個人情報にアクセスし、それを第三者に送信してしまうものもあります。アプリ本来の機能ではない動きを確認する意味でも、各アプリの動作をチェックすることを習慣づけましょう。たとえば、SMSや通話、アドレスブック、システムファイルなどにアクセスするゲームアプリがあれば、なぜその様なアクセスが必要なのかと疑問を感じる必要があります。入手元に不安があったり、アプリの挙動に不安がある際は、絶対にインストールしないことです。
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