iPhoneが万能リモコンに変身!テレビやコンポが操作できるアダプタ


テレビやコンポ、ハードディスクレコーダー、ブルーレイレコーダー、エアコンなど、家庭には多くのリモコンが存在する。リモコンは電子機器ごとに異なるため、機器の数だけリモコンが存在する。そうしたリモコンの操作がiPhoneやiPod、iPadで済んでしまうと便利だと考えていた人はいないだろうか。そんな密かな願いをフォーカルポイントコンピュータがかなえてくれた。

同社は、米iGi社の専用アプリでテレビやコンポなどのリモコン操作が行えるiPhone/iPod/iPad用リモコンアダプタ「IRB1 IR Remote Control」を発売することを明らかにした。直販価格は、7,980円(税込み)。

■約4万通りのIRコードが登録済み
「IRB1 IR Remote Control」は、iPhoneやiPod touch、iPadのDockコネクタに取り付けて、専用アプリ「i-Got-Control」からテレビやコンポなどの機器を操作できる画期的なアクセサリだ。電源はDockコネクタから供給されるので充電や電池交換の必要がない。製品本体は幅約50mmと非常に小型なので、iPhoneや iPod touchに取り付けても邪魔になることもない。

使い方は簡単だ。専用アプリ「i-Got-Control」を立ち上げて、操作したい機器の製品カテゴリ/メーカー名を選択、最後にリスト表示されたIRコードを選択するだけで基本セットアップが完了する。IRコードが複数リストに存在する場合はテスト信号を送信することで、操作対象の機器の反応を確認できるので、誰でも簡単にセットアップすることができる

機器のカテゴリは、テレビやCD/DVDデッキを含む、「Amplifier」「Audio Accessory」「Cable」「CD」「DVD」「Home Automation」「Satellite」「TV」「VCR」「Video Accessory」の10種類のカテゴリから選択することができる。メーカーや機種を合わせて約4万通りのIRコードがあらかじめプリセットされている。

■操作性はバツグン!学習機能もあり
登録した機器の操作画面は3つのパネルで構成されている。テレビの場合は、1つ目はチャンネル操作やボリューム操作を行うパネル、2つ目は入力切替とメニュー操作を行うパネル、3つ目はリモコンの任意のボタンを登録することができるマクロボタンパネルとなっている。

マクロボタンには、プリセットで登録されなかったボタン操作を、機器のリモコンを使ってソフトに記憶させる学習機能と、ワンボタンで複数のボタン操作を1 度に行うことのできるマクロ機能を登録できる。

学習機能は、「IRB1 IR Remote Control」に向けて機器のリモコン操作をすることで、ソフトが信号を認識して登録することができる。学習機能を使えば、「地上波デジタル」と「CS放送」の切り替えや「番組表」の表示など機器固有のリモコン操作を登録が可能だ。

マクロ機能を使えば、「電源を入れる」「CS放送に切り替える」「チャンネルを変える」などの複数動作を登録し、日常的によく見るチャンネルにワンボタン操作で切り替える事も可能です。マクロボタンは、任意のラベル名(日本語可)を入力できるので登録したボタン操作の名称など入力しておけば、分かりやすく管理できる。

操作パネルには、複数機器の登録が可能です。テレビ、DVDデッキ、CDデッキなど複数の機器を「IRB1 IR Remote Control」だけで操作することができる。「Sysytem PWR」機能を使えば、登録してある複数台の機器の電源を一斉に入れることも可能だ。登録した機器の名称(日本語対応)もマクロボタン同様に任意の名称を設定できる。


「IRB1 IR Remote Control」は多機能であるうえに、アップルが認定するアクセサリ基準の「Made for iPod」「Made for iPhone」「Made for iPad」のすべてを取得しているので、どのデバイスを使っても安心して使用できる。部屋にリモコンが多いiPhone/iPod/iPadユーザーには、魅力的な製品と言えるだろう。

フォーカルポイントコンピュータ

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