NTTドコモ、次世代高速データ通信サービス「Xi」を開始!新UIMカードで提供


Xi(クロッシィ)が本日12月24日開始!

次世代高速データ通信規格「LTE」方式を採用した国内初の商業サービスが、本日2010年12月24日(金)からNTTドコモにより「Xi(クロッシィ)」ブランドとして提供開始されています。

今回は、その新サービスであるXiの料金プランを解説しながら、Xi向けに提供される新しいUSIMカード「ドコモUIMカード」を紹介しようと思います。

NTTドコモは、LTE対応カードとして、第4世代のUIMカード「ドコモUIMカード」をXi提供開始と同時に展開します。

第3世代UIMカードまでは通称「FOMAカード」として展開していたのですが、第4世代カードはFOMAとは別の通信ブランド名であるXiに対応する為に、「ドコモUIMカード」となりました。

ちなみに、第1世代は青いFOMAカード、第2世代は緑のFOMAカード、第3世代は白いFOMAカードとなっています。

現在、現役で稼働している主なFOMAカードは緑と白で、現在新規契約か契約変更した場合は白いFOMAカードになります。

なお、青いFOMAカードは回収対象となっており、機種変更等を行うと基本的には白いFOMAカードに変更となります。

で、今回、Xi対応のドコモUIMカードはどんな感じかと言いますと…

IMAG0005
じゃーん!


今までは一色のみの味気ない台紙だったのですが、今回は赤い水玉模様になっています!そして、カードの色は赤!VodafoneのUSIMを彷彿とさせますね!

なお、このドコモUIMカードは基本的にはXi専用カードとして稼働します。

よって、Xi対応のL-02C等を購入すると付いてくるカードとなる他、他のデータカードからXi対応モデルに機種変更した場合もこのドコモUIMカードに変更となります。

しばらくの間は第3世代FOMAカード(白)と、第4世代ドコモUIMカード(赤)を併用し、徐々に第4世代ドコモUIMカードへ変更していきたいようですので、Xi対応音声端末が登場したら赤カードが使われるものと思われます。

なお、カード自体の互換性ですが、現在はXi専用となっている為に恐らく互換性は無いものと思われます。

ちなみにXiですが、他のドコモデータカード通信とは違い準定額制を採用しています。

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上記のように、2年契約の場合1,000円スタートで5GBまでは上限6,510円。以後2GB増える毎に2,625円の追加料金となります。それ以外にもプロバイダ料金(moperaUの場合は525円)が必要。


高速データ通信といっても、iPadで映画鑑賞などといった大量通信に利用すると料金が一気に…もあり得ますので注意しておきたいところです。

その辺はドコモも考えており、「データ量到達通知サービス」や追加料金が発生する状態になる前に通信を制限する「通信ストップサービス」を用意されていますので、利用していきたいところ。

なお、12月24日から2012年4月30日まではXiスタートキャンペーンとして通信料の上限が通信量に関係なく4,935円(※二年契約加入時)で利用できますので、検討している方は早めに加入してもいいかもしれません。

なお、Xiのサービスエリアは、
 ・関東・甲信越 「Xi」(クロッシィ)サービスエリア
 ・東海 「Xi」(クロッシィ)サービスエリア
 ・関西 「Xi」(クロッシィ)サービスエリア
から調べることができます。

もちろん、Xiサービスエリア外ではFOMA通信ができますので、安心して利用が可能です。常にエリア内な方以外でも、頻繁にXiエリアを利用する方も導入を検討してみても良いかもしれませんね。

記事執筆:ホセ


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