ドコモスマートフォンが「トルカ」に対応！Google Mapsとの連携機能も
| ドコモスマートフォンで「トルカ」使用可能に！ |
NTTドコモは11月8日の新商品発表会において、iモード端末でお馴染みの店舗情報・クーポン券機能「トルカ」をドコモスマートフォンに提供することを発表しました。
トルカは携帯電話端末に取り込むことができる店舗情報やクーポン券などとして、読み取り機やサイトから取得することができます。紙のクーポン券は一定期間経つと使えなくなる物が多く、財布などに入れておくとかさばってしまうのが難点ですが、トルカは一度取り込むと一定の期間ごとに更新してくれるのが便利な点です。今回、ドコモではスマートフォンのおサイフケータイ対応に合わせ、おサイフケータイとの親和性が高いトルカを対応させたとのことです。
トルカを利用するには専用「トルカ」アプリケーションが必要で、LYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01C、Optimus chat L-04Cにはプリインストールされます。今回は発表会にて「トルカ」アプリをチェックしてきました。
トルカはAndroid OS 2.1以上のドコモスマートフォンに対応するとします。こちらはトルカアプリを立ち上げた時の起動画面です。
トルカアプリを立ち上げると、このようなトルカの一覧表示画面となります。
こちらはトルカのクーポンの詳細画面です。スマートフォンの画面の大きさを生かし、一画面の情報量がiモード端末よりもはるかに多くなっています。
下の地図表示ボタンをタッチすると、Google Mapsと連携した地図表示が可能です。Google Maps上にお店の場所などを表示することができます。
トルカを初めて使う人のために使い方の説明トルカもあります。
トルカはクーポン券だけではなく、様々な情報を提供する物もあります。こちらはドコモ提供の「トルカの学校」で日常に役立つ常識・マナーなどを学べるトルカです。
トルカは本体メモリだけでなく、microSD/SDHCメモリカードに移動することもできます。
スマートフォン向け「トルカ」の提供はトルカアプリがプリインストールされるLYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01Cが発売される12月以降となる模様です。対応機種としてはAndroid OS 2.1以上のドコモスマートフォンということになっているのですが、XperiaやGALAXY S、GALAXY Tab用にアプリがダウンロードできるようになるかどうか、なるとしたらいつになるのかは不明です。
ドコモの山田社長は発表会の席上、iモードの各種サービスをいずれはスマートフォンでも使えるようにしたい、と述べていましたが、今回のトルカ対応はその第一歩と言えるでしょう。画面の広さ・解像度の高さを生かし、iモード端末のトルカよりも一画面の情報量が多いことも特長です。トルカ対応を皮切りに、iモードの各種サービスが次々とスマートフォンでも使えるようになることを期待したいです。
記事執筆：こば（小林健志）
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