熱心な女性ゴルファーが持つクラブの悩みとは?
女性ゴルファーの増加にともない、最近は各ゴルフメーカーから意欲的なモデルが次々登場しているが、カラーリングやデザインにはこだわっているものの、基本的にはごく一般的な女性向けになっているのが通例だ。
通常であれば、それで問題ないのだが、上達するに従い、スイングはしっかりと固まって切れのあるものになっていく。体重移動やコッキングも効果的に行うことができるようになると、スイングスピードも速くなり、一般的な女性用クラブが物足りなくなってくるものだ。
100切り、90切り、80切りとレベルアップを目指していく中で、ややもするとクラブが軽量すぎたり、軟らかすぎたりと、クラブが技量の向上にマッチしないという状況が起きてくるのだ。
しかし、一般的なレディースモデルが物足りないからといって、いきなりメンズ用クラブが使用できるプレーヤーは少数。さすがに男性物は重く、そして長さも長めになりコントロールは難しくなる。
上達志向の女性ゴルファーは、培ってきたスイングに応えてくれ、さらなる上達を共に目指していけるようなクラブを、常に探し試行錯誤していることが多い。クラブとスイングは車の両輪。スコアアップのためには、なかなか妥協できないところだ。
そんなレディースゴルファーにおすすめしたいのが、この9月に発売されたばかりの本間ゴルフ「ATHPORTIII e+ Ladies」だ。
前回のコラムでも紹介したように、「ATHPORT(アスポート)」は、アスリートとスポーツを由来に持つ、スコアアップを目指すゴルファーのための本間ゴルフのブランド。
特質すべきは、匠”と呼ばれる本間ゴルフ酒田工場の熟練した職人さんの手によって、丁寧に作られている点。レディースモデルであってもそこには一切の妥協はない。
ボールのつかまりやすさと弾道の安定感を追及し、やさしいクラブに仕上がっているのは男性モデルと同じ。ドライバーからフェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアンとフルラインナップされ、フルセットを揃えれば、非常にバランスのとれたセッティングになる。
フラッグシップモデル「BERES(ベレス)」でも採用されている4軸組布を手元側に採用した「+ARMRQ 45」カーボンシャフトを装着されているのも嬉しいところだ。
スイング時に生じるシャフトの無駄な変形を抑えて、強くシャープなしなりでヘッドをさらに加速させる。一般的な女性はもちろん、スイングのしっかりした上級者であっても当たり負けせずにボールを飛ばしていける。
実際に打ってみると、飛距離や方向性といった性能はもちろんだが、感触や振りやすさ、質感といった感覚的なところにまで訴えかけてくるようなクラブに仕上がっている。まさに“匠”の生み出す職人技といえそうだ。
レベルアップを目指す女性ゴルファーには、ぜひ試してみたいクラブに仕上がっている、この「ATHPORTIII e+ Ladies」。上達志向に必ず応えてくれるだろう。
■関連リンク
・「ATHPORTIII e+ Ladies」公式サイト