録画タイプに人気集中! ついに薄型テレビの3割を突破
その付加価値の中でも、人気が高いのが録画機能だ。BCNによると、薄型テレビ全体に対する録画機能付きタイプの販売台数構成比が9月は30.1%と3割を、販売金額が40.8%と4割を超えたのだ。2009年9月では販売台数で18.4%、販売金額で27.7%を占めていたことを考えると急速な伸びを見せている。
9月の税抜き平均価格では、録画非対応モデルが6万3500円と10万円を大幅に割り込んでいる一方、録画対応モデルは10万1800円と10万円台をキープしている。録画対応製品の平均画面サイズは33.1と非対応製品に比べ1.9インチほど大きいが、価格ではさらに差が大きく、プレミアム感が高いことが分かる。
録画機能といっても千差万別で、HDDのみ内蔵したタイプからブルーレイとHDDを搭載したタイプ、外付け用HDD用のUSB端子を持つタイプまでそれぞれのテレビで特徴がある。このようなメディア別の台数構成比を見ると、人気は外付けタイプに集中し、シェア46.5%を誇っている。次いで、HDDのみが19.3%、ブルーレイのみが19.1%と拮抗し、HDDとブルーレイの両搭載タイプは6.2%とiVDRタイプの8.9%に及んでいない。高価な上、お得感がまだ少ないということなのだろう。外付けHDDタイプは、複数のHDDを接続できたり、好きな容量を選べる点が支持を集めているようだ。
録画機能の人気の高さはメーカー別のシェアを見ても明らかだ。9月の薄型テレビ全体ではシャープが40.8%とトップで、20.3%の東芝が追っている。しかし、録画機能付きを見ると、42.0%とトップを走るのは東芝で、それを28.0%で2位のシャープが追撃する形になっている。東芝は外付けHDD対応への参入が早く、HDDメーカーを見てもレグザ対応とうたっていることが多いほど。ブランドイメージが確立しているからこその強さとも言える。
そのほかの負荷機能を見ると、LEDバックライトは9月で42.6%と、蛍光管を逆転する勢いだ。3Dはメガネ別売りのタイプを含めても2.5%とこれからの感じ。年末に向けて録画タイプがまだ伸びていきそうだ。
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