パナソニックの新「エコナビ」 すぐに暖かくなるエアコンとシワが伸ばせる洗濯乾燥機が登場


好調な売り上げを記録している製品が持つキーワードのひとつがエコだ。特に家電製品ではエコポイントを中心に環境に優しい製品が市場を牽引している。パナソニックでは、このエコを重視した「エコナビ」の新製品として、ルームエアコン「Xシリーズ」、ドラム式選択乾燥機の新シリーズを発表した。

エコに関する取り組みを紹介する
パナソニック 常務取締役 ホームアプライアンス社 高見和穂社長


パナソニックのエコナビ家電は満足度が高い。エアコンは89%、選択乾燥機が89%、冷蔵庫は92%が満足しているほど(パナソニック2010年8月実施:購入者WEB調査より)。毎月の電気代も、約7割が節電を実感している。今後、エコナビの機種構成比を2009年の25%から2010年は35%に、金額構成比を2009年の20%から2010年に50%へと拡大しようとしている。

エコナビの成果を説明する
パナソニック 役員 アプライアンス・ウェルネス マーケティング本部 中嶋幸男本部長

ルームエアコン「Xシリーズ」は10月21日から順次発売予定で、特に暖房の不満点として声が寄せられた、温風が止まる、温風になるまでのスピードが遅いことが改善された。

解決のために用意した新たな熱源が、世界初となる「エネチャージシステム」で、今まで捨てられていた熱を利用している。これにより、温風を途中で止めないノンストップ暖房と、高温風吹き出すスピード暖房を実現している。「エネチャージシステム」とは、コンプレッサーからの排熱を蓄熱して利用するシステムのこと。そのため、エコなシステムとなっている。

エネチャージシステムの概念図。室外機のコンプレッサーの排熱を利用して霜を取る


温風が止まる現象は、室外機の霜を取るときに起こる。室内の暖房を止めて、室外機を暖めているのだ。ノンストップ暖房では、室外機の霜を取るために「エネチャージシステム」で蓄えられた熱を使うため、霜取り運転中も室内の暖かさを維持できる。

運転開始時、急速に暖めるときの熱も「エネチャージシステム」を利用。吹き出し開始から約50度の暖かさになるため、スピード暖房が可能になっている。さらに、「ナノイー」で除菌、脱臭、うるおい美肌を、ひと・ものセンサーで人の居場所や活動量を見極めた送風を実現している。

会場内で行われていた霜取りのデモ。
新モデルでは霜を取っている間でも温風が出続けていた


想定価格は「CS-X221C」が20万円前後、「CS-X251C」が22万円前後、「CS-X281C」「CS-X281C2」が24万円前後、「CS-X361C」「CS-X361C2」が25万円前後、「CS-X401C」「CS-X401C2」が26万円前後、「CS-X501C2」が29万円前後、「CS-X631C2」が31万円前後、「CS-X711C2」が33万円前後。シリーズ合計で月産3万5000台を目指す。

エネチャージシステムでコンプレッサーから排熱を蓄熱する


主な特徴
・世界初「エネチャージシステム」で排熱を利用
・「エコナビ」で人や部屋の状況を見分けて無駄をカット
・「ナノイー」で除菌脱臭などを実現


エコヒートポンプエンジンで効率よく乾燥できる


ドラム式乾燥機は、全モデルとも洗濯9.0kg、乾燥6.0kgだ。乾燥は、省エネ、仕上がり、スピードのニーズが高い。そこで次世代ヒートポンプとして「エコヒートポンプエンジン」が登場した。高さを抑えた熱交換器を開発したことで、ドラム上部に配置可能となった。これにより、風路が約1mも短縮されたため、風路抵抗を約20%ダウンでき、効率よく乾燥しているのだ。

展示されていたスケルトンモデル。ドラム上部に熱交換機を配置している


さらに乾燥行程で、ドラムに入る風と出る風の温度差を測定し、布量と布質を判断し、コンプレッサーの回転数を制御している。これにより、布の傷みを軽減しながら、約10%の省エネとなった。

強い風を前後から切り替えながら吹き入れることで、シワを伸ばすことができる


また乾燥時のシワを減らす「ジェット乾燥コース」を新搭載。後方からの大量風ですばやく乾燥、前方からの風でシワを伸ばすという、前後の風を切り替えるようにすることで仕上がり感がアップしている。

「全方位シャワー」で高い洗浄力と洗濯時間を短縮。今まで2本のノズルからジェットシャワーを出していたところ、このノズルを7個へ増大することで、水を効率よく衣類に当て、洗浄液の浸透スピードを上げているのだ。

ジェットシャワーを従来の2ノズルから7ノズルの大幅アップ。
水を効率よく衣類に当てられる


エコヒートポンプ搭載の「NA-VX3000(想定価格23万円前後)」、さらにエコナビや全方位シャワーを装備した「NA-VX5000(想定価格26万円前後)」、さらにジェット乾燥やナノイー機能を持つ「NA-VX7000(想定価格30万円前後)」の3モデルが10月30日から発売される。

会場では、エコナビ新キャラクターから、女優の草刈民代さん、タレントのつるの剛士さんが登場。エコナビによるエコ効果をPRしていた。
また、パナソニックでは、エコナビ製品を1台購入するたびに1本の植樹を実施するキャンペーンを展開中。2012年に500万本を目指すとしている。




主な特徴
・「エコヒートポンプエンジン」搭載で省エネを向上
・「ジェット乾燥コース」で乾燥シワを抑制
・「全方位シャワー」で高い洗浄力と洗濯時間の短縮を実現


パナソニック

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