知っておきたいGoogleのプライバシー その2 【役立つセキュリティ】
今回は、「検索履歴の削除」と「SEO対策」の2つの方法をご紹介します。
3. 検索履歴の削除
検索歴がプライバシーの問題になるのは、ユーザが自らの検索歴を他人に見られたくない場合が挙げられます。たとえば、自分の名前を検索しているなんて知られたくない、或いは眠れぬ夜に家族に内緒で個人的な検索をしているかもしれません。
言うまでもなく、本来ならば検索歴を残している方が、よっぽど便利なはずですが、気になる方は、https://www.google.com/history/ にログインすれば、これまでどんな検索を行ってきたかが一目瞭然ですので、お試しください。ここでは履歴を閲覧するほか、履歴を消去することができます。
4. SEO対策
現在、フィンランドを除くほぼ全ての国で、就職の際に雇用主がGoogleのサーチエンジンを利用して特定の個人を調べていることはご存知でしょうか。ネット上の書き込み、TwitterやブログなどのSNSでの発言や行動が、あなたの将来のキャリアに影響を及ぼす可能性があるということです。
大人になって、青春の記憶が薄れたとしても、Googleは決して忘れることはありません。自分の名前がGoogleなどのサーチエンジンの結果で出てくる方は十分にSEO対策をするべきでしょう。
オンラインの無料サービスを活用する場合は、常に、どのような情報が収集され、どのように使用されているかを知っておくべきです。将来、その無料サービスに収集されたあなたの個人情報がどのように使用されるか誰もわからないのですから。
■エフセキュアブログを読む
■エフセキュア公式ページ
■本当に役立つセキュリティの記事をもっとみる
・知っておきたいGoogleのプライバシー その1
・個人情報漏洩を防いで犯罪を減らせ!
・進化するTwitterのセキュリティ
・PS3ユーザを狙うトロイの木馬
・Androidを狙うスパイアプリが登場