ギガバイトで作ろう!最強最速ゲームパソコン【ギガバイトのPC道場】


インターネットやビジネスで大活躍のパソコンは、ゲームを遊ぶこともできる万能マシンだ。最近では、家庭用ゲームが各社から販売されているが、オンラインゲームに代表される高いリアリティの3Dゲームなどは、パソコンでないと体験できないのが現状だ。

とはいえ、そうした3Dゲームを快適に遊ぶためには、高性能なハイエンドパソコンが必要だ。量販店などの、メーカー製マシンではなく、最新や高性能なパーツを搭載した自作やショップブランドのパソコンが人気なのも、最高性能が手に入るためだ。

しかし、こうした高性能パソコンは、ゲームやパソコンに詳しくないと、なかなか快適なマシンに組み上げるのは難しい。

そこで今回もギガバイトの技術スタッフに協力を仰ぎ、3Dゲームを快適に遊べる倒せる最強最速ゲームパソコン作りに挑戦してみた。

■最強最速ゲームパソコンを作るための基礎知識
最強最速ゲームパソコンは、どのように作ったら良いのだろうか。ゲームパソコンを組み上げるポイントを、ギガバイトの技術スタッフにうかがってみた。

・ビデオカード(グラフィックスカード)
「3Dゲームをやるなら、ビデオカード!」と言われるほど、ビデオカードはゲームパソコンを作るうえで、重要なウェイトを占める。ゲームを快適に遊びたいなら、プロセッサーよりも優先すべきPCパーツだ。

ビデオカードのチップは、対応ゲームの多さから、NVIDIAとATIのいずれかを選択することになる。あくまでひとつの目安だが、NVIDIAならGeForce 250以上、ATIならRadeon HD 5770以上のビデオカードを選択すると良いだろう。ゲーマーであれば、最低でもGeForce 280以上は選択したいところだ。

DirectXのバージョンだが、現在、DirectX11対応のゲームは限られているものの、今後は増えていく可能性が高い。予算が許せば、DirectX11対応のビデオカードを購入したほうがよいだろう。

・プロセッサー(CPU)
高性能なプロセッサーに越したことはないので、予算が許す限り高速なプロセッサーを選択しよう。最強最速のゲームパソコンを作りたければ、迷わずにIntel Core i7 980 Xtreme Editionだ。

・メモリ
メモリは、最低4ギガバイトは必要だ。というのも、ある程度メモリにゆとりがないと、ハードディスクへのアクセスが頻繁に発生し、ゲームを快適に楽しめないからだ。

ただし、4ギガバイトを超えるメモリは、64ビット版のOSでなければ使用することができない。また、現時点で64ビット版のOSは、未サポートのゲームも存在する点には注意しよう。

・マザーボード(システムボード)
ゲームパソコン作りで意外に重要なPCパーツがマザーボードだ。高性能なビデオカードや高速なプロセッサーは、発熱量もハンパではないからだ。常に快適にゲームを楽しむには安定した環境を構築する必要だ。そのためには、マザーボードの選択はとても重要となる。

マザーボードのメーカーはいくつかあるが、コストパフォーマンスの高さや安定性・信頼性を考えると、ギガバイトのマザーボードがベストな選択だ。ギガバイトのコーナーだから言っているのではなく、それなりの理由がある。
ビデオチップにnVIDIA GeForce260を搭載した、GIGABYTE「GTX260OC」

■「GA-X58A-UD9」が最強マザーボードである理由
ギガバイトのマザーボードは、オーバークロッカーが好むほど、安定性・信頼性の高いマザーボードなのだ。同社のマザーボードの中でも、GA-X58A-UD9は、LGA1366ソケット対応のIntel Corei7 プロセッサーをサポートしたX58シリーズ・XL-ATX対応という、GIGABYTE最強マザーボード。オーバークロックの大会でも数々の輝かしい成績を収めている。

最強最速のゲームパソコンを作るなら、GA-X58A-UD9しか選択肢はない。その理由は下記のとおりだ。

・ビデオカードの4枚挿しが可能
NVIDIAやAMDのビデオカードでは、複数の同じ種類のカードを挿すことによって、グラフィックスの処理速度を向上させることができる。
ギガバイトのマザーボードの中でも最上位モデルにあたるGA-X58A-UD9では、PCI-E x16が7スロットあり、4WAY SLIとCrossFireX(x16動作)をサポートする。

・UltraDurable3
プロセッサーやビデオカードが高速に動作すると、それらの熱がマザーボードに伝わり、システムの安定性が損なわれてしまう。
そうした事態に備えるためにGA-X58A-UD9では、Ultra Durable 3技術が採用されている。Ultra Durable 3技術は、一言でいえば、銅による冷却技術だ。

電力およびアース層の両方に2オンスの銅を採用することで、マザーボードの温度が高くなった場合でも、温度を劇的に下げてくれる。さらに2オンスの銅は、電流の流れに対する妨げが少なくなるので、オーバークロックのマージンも高くなるというわけだ。

・24フェーズパワーVRM設計
プロセッサー(CPU)が高速で動作すると、消費電力が増え、電圧レギュレータモジュール(VRM)が発熱し、システムが不安定になっていくが、GA-X58A-UD9では、業界初の24フェーズパワーVRM設計により、常に安定した動作が可能となっている。

24フェーズパワーVRM設計により、広範なCPU負荷変化に対しても素早く対応し、安定した電力供給が可能。また、VRMからの熱は、24パワーフェーズ間の負荷拡散により効果的に削減されるので、より低温かつ安定した動作が可能となる。同様に複数のビデオカードを挿した場合でも、安定動作を追求した24パワーフェーズが威力を発揮し、パソコンの快適な動作を保証してくれるというわけだ。

24フェーズパワーVRM設計では、5万時間の動作が保証されている日本製固体コンデンサと、低温オペレーション用の低RDS(on) MOSFET、高エネルギー効率のフェライトコアチョークを含む高級な部品を採用している。その結果、高い電力供給の安定性とVRMの温度変化を小さくしながら効率性や耐久性も高いものとなっている。
24フェーズパワーVRM設計

■いざ!最強最速ゲームパソコンに挑戦だ
前置きが少し長くなったが、いざ!最強最速ゲームパソコン作りに挑戦してみよう。今回は、下記のようなPCパーツでパソコンを組み上げることにした。

・プロセッサー:Intel Core i7 980 Xtreme Edition
・メモリ:4ギガバイト
・ビデオカード:GIGABYTE「GTX260OC」

パソコンを組み立ててわかったことは、ビデオカードの性能によって、同じゲームでも印象が全く異なってくる点だ。
ベンチマークソフト「3DMark 6.0」を使用してみると、ビデオカードによるパフォーマンスの違いが明らかとなった。

表1.「3DMark 6.0」の測定結果
13231 GIGABYTE「GV-NX96T512H」×1枚
20175 GIGABYTE「GTX260OC」×1枚
24147 GIGABYTE「GTX260OC」×2枚
※数値が高ければ高いほど、高速な処理が可能なビデオカードとなる。

ギガバイトの技術スタッフによると、高性能なビデオカードでないとグラフィックスのリアリティに欠けるため、ゲームにのめりこめないという。実際に、「3DMark 6.0」のデモンストレーションでは、数値の高いビデオカードは、ゲームでの火花の飛び散り方や水しぶきが非常に細かく表現されるなど、高いリアリティを再現した。

3Dゲームといえば、カーレースだ。そこで、次に3Dカーレース「Dirt2.」を動かしてみた。「3DMark 6.0」の数値の高いビデオカードは、車のボディに映る景色や泥、煙といった表現が非常に豊かだ。
「3DMark 6.0」の火花の飛び散り方

最強最速ゲームパソコンを作るためには、1にビデオカード、2にプロセッサー、そして3にマザーボードの選択が重要となる。とくにギガバイトのマザーボードは、信頼性の高い日本製コンデンサーを使用しているうえに、システムの安定性を考えた様々な技術を搭載している点で、ゲームパソコンを作るのに最適なマザーボードと言ってよいだろう。

今回は、ビデオカードの2枚挿しまで確認したが、GA-X58A-UD9はビデオカードを4枚まで挿すことができる。ビデオカードを4枚挿せば、現時点で最強最速ゲームパソコンとなっただろう。

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