テレビ朝日やテレビ東京、電通などがGyaOに出資へ
■出資までの経緯
無料映像配信サイト「GyaO! Presented by Yahoo! JAPAN」と有料映像販売サイト「GyaO!ストア Presented by Yahoo! JAPAN」は2009年9月7日の公開以来、「広告主様・権利元様・パートナー様との協業を通じ『映像』の力でネット社会に新たな価値を提供すること」をビジョンに掲げ、オフィシャル映像のみを配信することで各ステークホルダーからの信頼と協力を得ながら順調にサービスを運営してきた。
その結果、現状常時月間1,000万人以上のユーザーに利用されながら広告販売を中心に有料映像販売、アフィリエイトプログラムによる関連商品の販売などで売り上げを伸ばし、一方でコストの削減に努めた結果、2009年12月には単月黒字化を達成した。
今回、GyaOはさらなる成長の加速のために重要なパートナーであるテレビ局、および広告会社に資本参加を仰ぎ合意に至った。各社とはすでに業務上の連携を進めており、今後さらに発展させていくことを検討するとしている。また、あわせて株主に限らず広く映像業界関係各社との連携もさらに密にさせ、またユーザーの声に真摯に耳を傾けながら、インターネットで映像を視聴する文化を成熟させるため努力していくとしている。
Yahoo! JAPANおよびGyaOは、ユーザーが安心して便利に映像配信サービスが利用できるよう、また映像の制作者、配信業者、利用するユーザーのバランスが保たれ、それぞれが利益を享受できる安全な映像配信システムの構築を、各社の協力を得ながら今後もすすめていくとしている。
●株式取得後の出資比率
テレビ朝日、電通、東京放送ホールディングス：7％
テレビ東京：4％
博報堂ＤＹメディアパートナーズ：3％
●株式取得時期
今春を予定
●出資後の株式会社GyaOの概要
資本金： 2億5,000万円
株 主： ヤフー株式会社（51％）
株式会社テレビ朝日（7％）
株式会社電通（7％）
株式会社東京放送ホールディングス（7％）
日本テレビ放送網株式会社（7％）
株式会社フジテレビジョン（7％）
株式会社USEN（7％）
株式会社テレビ東京（4％）
株式会社博報堂ＤＹメディアパートナーズ（3％）
■株式会社GyaOへの出資について
■ヤフー株式会社
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