どっちを選ぶ?2つの強力ネットブック!Aspire One 751& D250【夏ボーナスで“買い”のネットブック】


この夏に注目のネットブック2機種が日本エイサーから登場した。
まるで映画のTwinsのような兄弟機「Aspire One 751」と「Aspire One D250」だ。

現在のネットブックは、液晶サイズが10インチクラスと12インチクラスのモデルに人気が分かれている。
Aspire Oneの両機種も、751が11,6インチ、D250が10.1インチと人気の売れ筋だ。

12インチモデルと10インチモデルでは、それぞれターゲット層が異なる。10インチモデルは小型軽量で取り回しがよく、どこにでも持っていける機動性がセールスポイントだ。一方、12インチモデルは、ハイパフォーマンスノートPCなみの高解像度をいかした広い画面と薄く軽い本体がセールスポイントだ。

10インチモデルは価格も安く外出先にも手軽に持ち出せる。一方、大画面の12インチクラスは、家庭や仕事場での作業や会議、部屋の中のちょっとした移動に向いているわけだ。

■いっぺんに全部みれる広い大画面、ぴったり画面で読みやすい文字
画面に大きさ、広さの違いと使い勝手を両機にプリインストールされているGoogleデスクトップとブラウザ利用から見てみよう。

751のディスプレイは、11.6インチ WXGA 1366×768ドット、D250のディスプレイは、10.1インチ WSVGA 1024×600ドットだ。

10.1インチのD250は、Googleデスクトップを画面右に表示させながらブラウザを開いた場合は両端が多少きれる。一方、11.6インチの751は、Googleデスクトップを画面右に表示させながら標準サイズのWebページを表示しても余裕で画面内に収まる。
Aspire One D250 Googleデスクトップとブラウザを同時利用Aspire One 751 Googleデスクトップとブラウザを同時利用してもまだ余る


D250でブラウザのフル画面表示では標準サイズのWebページがぴったりと表示される。文字サイズも見やすい大きさで読みやすい。一方、751は、画面が広い分、やや文字サイズは小さい印象だ。人によっては標準の文字サイズでは文字が小さいと感じる人もいるだろう。
文字の見やすさ、読みやすさならD250、一覧性の良さなら751が使いやすいだろう。
Aspire One D250 文字も読みやすいWebページもぴったり表示Aspire One 751 やや文字は小さいが余裕のWebページ表示


■キーボードと大きさを比べてみる
751、D250ともに搭載しているキーボードは、88キーの日本語キーボードだが、キーサイズを比べると751がかなり大きい。A4クラスのノートPCやデスクトップパソコンを利用している人にとっては、751のキーサイズはうれしい大きさだ。一方、D250のキーも日頃からノートPCを使っている人であれば、小さいと気になるほどのサイズではない。

本体サイズは、751は11.6インチ液晶搭載ながら本体は意外とコンパクトだ。重量差も、D250の約1.07kg(約1.23kg 6Cellバッテリー)に対して、751は約1.20kg(1.35kg 6Cellバッテリー装着時) とそれほど大きな左はない。また、バッテリー稼働時間もD250が3Cell 約3.5時間 (Option: 6Cell 5200mAh  約7.5時間)、751が3Cellバッテリー 約4時間、6Cellバッテリー 8時間とほぼ同等だ。

しかし、1kgを超えると長時間の移動での負担は大きいといわれていることからも、長時間持ち歩く人にはD250が適しているだろう。一方、751はデスクや家庭内、近距離や短時間の移動が多い人には向いている。
D250のコンパクトなキーと751のパソコンなみのキー持ち歩き・取り回しやすいD250 ちょっと大きい751


■インターネット活用というコンセプト
751、D250の両機でエイサーらしいコンセプトが、Googleデスクトップがプリインストールされていることだ。
Googleデスクトップは、widgetと呼ばれるミニアプリケーションを追加することで、様々な機能を画面上に配置できるツールだ。
ニュース、天気、株価、時計、付せん、電卓、カレンダーなど、ちょっと使うには便利なツールがいっぱいだ。また、インターネットからダウンロードすることで、さらに多くのツールを利用することができる。
Googleデスクトップでネット活用Googleデスクトップででネット活用


日本エイサー「Aspire One 751」
日本エイサー「Aspire One D250」

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