【知っ得!虎の巻】右クリックの達人へ!賢い使い方でデキると思わせる
たとえば、自分で作成したフォルダを[送る]に登録して、データの保存先としてそのフォルダにコピーできるようにしたり、通常メモ帳で開くテキストファイルを、[送る]に登録しておいたWordで直接開いたりといった使い方もできる。
使いこなせば、作業時間の短縮やスムーズな操作にも繋がるので是非試してみてほしい技の一つだ。
■知っ得 No.0020 ファイルを右クリックして自分で設定した起動ソフトやコピー先を選へる方法
アイコン上で右クリックして表示されるメニューに[送る]という項目がある。ここにマウスカーソルをあわせるとさらにメニューが開く。[圧縮(zip形式)フォルダ]を選べばそのフォルダをzip圧縮できて、[3.5インチFD]や[マイドキュメント]を選べばデータをその場所にコピーするといった素早い操作選択が可能なのだ。
[送る]のメニューに、アプリケーションのショートカットや自分が作成したフォルダを登録したいと思っている人も少なくないだろう。そこで、[送る]のメニューに自由に任意のアプリケーションやフォルダを登録する方法を紹介しよう。
●まずは隠しファイルを表示
[送る]の中にフォルダやアプリケーションへのショートカットアイコンを設定する前に、あらかじめ行っておきたいのが「隠しファイルの表示」だ。これは[コントロールパネル]→[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダオプション]を選択して設定できる。
[送る]のメニューに表示されるアイコンは、[SendTo]フォルダに納められているのだが、じつはこのフォルダは、Windowsのデフォルトの設定では表示しない設定となっており、通常は隠された状態になっている。だからまず、[SendTo]フォルダを見えるようにする必要があるというわけだ。以下を参照して隠しフォルダを見えるようしよう。
[スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択し、[デスクトップの表示とテーマ]をクリックする(画面1)。
画面1 [デスクトップの表示とテーマ]をクリックする |
[フォルダオプション]をクリックする(画面2)。[表示]タブを選択し、[詳細設定]の[ファイルとフォルダの表示]から[すべてのファイルとフォルダを表示する]を選択する(画面3)。
画面2 [フォルダオプション]をクリックする | 画面3 [すべてのファイルとフォルダを表示する]を選択 |
次のページでは、[SendTo]フォルダにアイコンを追加して[送る]メニューの項目を追加する技を紹介しよう。
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