【カオス通信】鉄ヲタに続け!地デジに抗議!唯一無二の萌え系AVマニア漫画『でじぱら』
※『でじぱら』2巻・P164より抜粋。
右のコブシを天に突き上げ、日本方式の地デジに疑問を投げかける「AV倶楽部」部長の姿が素敵すぎ(ちなみ部長は金髪巨乳でAVマニアな女子大生)。今回はそんな才女が活躍する、オーディオ&ビジュアルネタ満載の萌え漫画『でじぱら』をご紹介します。その前に私もひとこと。「コピーワンスがコピーテンスになっても、孫コピーが出来なければ意味がないって!」
■唯一無二の「萌えるデジ家電漫画」作者
作者の?木信孝氏は、元電気メーカーの技術者という一風変わった経歴の持ち主。アキバ系の間では『ココロ図書館(※1)』の作者として以前から知られていました。そんな作者が突如、「AVの基本は電源に有り! AV機器は最良の電源を供給することによって、最高のパフォーマンスを発揮するのですから!」と"眼鏡っ娘"に熱弁させるマニアックな漫画を書き始めたのが2005年8月。現在同作品は、唯一無二の「萌えるデジ家電漫画」として、漫画界において異彩を放ちまくっております。(※1)ココロ図書館:山奥にある図書館で繰り広げられる、司書三姉妹のほのぼのストーリーが人気を博した作品。脚本は『おねがい☆ティーチャー』『おおきく振りかぶって』などのアニメ作品を多く手がけている黒田洋介が担当。「月刊コミック電撃大王」誌上で、20004月号〜2002年7月号にかけて連載された。2001年にTVアニメ化。
■萌えるAV漫画『でじぱら』
物語は主人公の男子学生が"AVの精"に導かれ、大学内の「AV倶楽部」に入部するところから始まります。「AV倶楽部」は、AVライフを楽しく過ごすのが目的という一見金持ちの道楽的な集まりですが、部員達はアルバイトでAV機器の購入資金を捻出するなど、庶民的なテイストになってます。工業大学が舞台ということで、部員達は全員20代前半のはずなんですが、30代後半以降でなければ知らないような「国産パソコン」の知識が飛び出すなど、年齢不詳な描写もチラホラ(「PC-6601SR」とか言っても、リアル20代はきっと知らない…)。主な登場人物は、AVに関する興味の乏しい主人公の男子学生「松下けんじ」、手乗りサイズなAVの精「ゼータ」、熱血漢なAV倶楽部部長「早川うぶき」、音響マニア&分解マニアの「高柳てまり」、メイド姿で値切るパソコンマニア「井深まれは」の5名。最初はラブコメ要素も若干あったのですが、回を重ねるごとにAV話の濃度がみるみる高くなっています(途中で開き直ったんでしょうか)。
ゼータの普段着はこんな感じ。DCC(デジタル・コンパクト・カセット)を聞いているのは、名前の元ネタがDCC用の磁性体「ZETAS(ゼータ)」だからです。 |
ちなみに、部員達の名前は国内家電メーカーの創業者らの名字が引用されています。詳細は以下の通り
松下けんじ>松下幸之助(松下電器産業創業者)
早川うぶき>早川徳次(シャープ創業者)
高柳てまり>高柳健次郎(日本ビクター元副社長)
井深まれは>井深大(ソニー創業者の一人)
こんなところにも、作者の家電愛の深さが見え隠れしています。
何故か下着姿の「AV倶楽部」部員3名。キャラクター名は左から順に、高柳てまり、井深まれは、早川うぶき。ちなみに、全年齢向けですよ。 |
- 1