東京の真ん中に水族館が出現!銀座ソニーパークにて開催している「Sony Aquarium 2019」のスマホでの撮影ポイントを写真と動画で紹介【レポート】



銀座を泳ぐナポレオンフィッシュに会いに行こう!Sony Aquarium 2019を紹介

ソニーが東京・銀座にて運営する「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」で沖縄美ら海水族館の監修するイベント「Sony Aquarium 2019」を7月26日より開催しており、都会の真ん中に約30種類1000匹の色彩豊かな海の生き物が泳ぐ巨大水槽を設置し涼を呼び景色を作り出している。

開催期間は今週末の8月18日(日)までで、営業時間は10時から22時までとなっており、入場無料で沖縄美ら海水族館からやってきた色とりどりの熱帯魚やその見た目のインパクトと大きさが魅力的な「ナポレオンフィッシュ」(メガネモチノウオ)やオオテンジクザメが悠々と泳ぐさまを観賞できる。もちろん、写真や動画も撮影可能だ。

会期中は沖縄美ら海水族館の研究員によるオープンカレッジや地下4階の“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERYでは、沖縄の食材を使用した期間限定メニューや沖縄のシークヮーサーを使ったドリンクを提供する。今回はSony Aquarium 2019の紹介と、スマートフォン(スマホ)での撮影ポイントを紹介していく。


ビルが建ち並ぶ数寄屋橋交差点に面したぽっかりと空いた空間に巨大水槽がある。これがGinza Sony ParkのSony Aquarium 2019だ。


このイベントは、色とりどりの熱帯魚が銀座のビルをバックに涼しげに泳ぐようすが楽しめるというもので、多くの人が行き交うなかで足を止めて涼を取ったり、デジタルカメラやスマホなどで撮影したりできる癒やしのスポットである。


毎日10:30と17:00には約15分の給餌タイムがあり、種類別に餌をやるようすが観察できる。また、週末(金・土・日)の同時刻には、沖縄美ら海水族館の飼育スタッフによる水槽解説を聞きながら生態について学ぶのも良いだろう。


巨大な水槽を正面からみると、水槽を見上げるような構図となる。その裏側には階段があり、水槽を目線の高さでじっくりと観察できる。側面も高さがあるものの水槽の奥から手前に泳いでくる魚を楽しめる鑑賞ポイントでもある。


この裏側から数寄屋橋交差点をバックに撮影すると、合成写真のような非現実的な撮影が楽しめる。


さて、広いガラスで覆われた水槽の撮影テクニックだが、少し離れた位置から撮影するとこのようにガラスに様々なものが写り込んでしまう。


ガラス面にスマホをピタッとつけることで、写り込みがなくなるうえに手ブレも軽減できる。


今回、撮影に使ったのは「HUAWEI Mate 20 Pro」だ。AIのシーン認識で“青空”など変化するが、魚を認識すると“魚”とシーン認識され色補正などが入るようだ。AI機能を持つスマホユーザーは、こうした違いを見つけるのも面白いのではないだろうか。


HUAWEI Mate 20 Proの超広角レンズなら広い範囲が写るので、このように水槽に潜っているような不思議な写真が撮影できる。写真好きには、超広角レンズ搭載のスマホがオススメだ。


スマホのカメラを少しだけ上に向けると、このように水面を通して太陽光が見える写真が撮れた。AIによるHDRが効いているおかげで、設定変更することなくこのように綺麗に撮影することができた。


ボケ量とピント位置が後から変更可能な「ワイドアパーチャ」機能を使えば、背景をぼかして魚だけを浮き上がらせることができる。ポートレートモードなど機種によって呼び方がことなるが、上手く使いこなせば個性的な写真撮影が楽しめるだろう。AIによる補正が入らないと、このように暗く写ってしまうというのもスマホカメラの能力のすごさがわかった。


水槽の正面からの撮影は、高い位置にあるためこのように水底が見える撮影が多くなる。泳ぐ勢いで舞い上がる砂など、タイミング良く撮影してみるのも良いかと思う。


水槽の広さを見せるには超広角レンズでの撮影は不可欠だ。今回、周りがガラスに写り込まないように撮影していることもあり、常に一部を切り出したような構図になってしまう。ところが、超広角レンズがあれば、それに変化を付けることができるのである。


今回のオススメ撮影ポイントが、この側面だ。


超広角レンズで中央から撮影するとこのような見え方をする。


Sony Aquarium 2019ならではの背景に写り込むビルが見えなくなるが、同時に人が写り込まないので単純に魚だけを撮影するには絶好の場所である。


超広角レンズで多くの魚を撮るのも良いが、標準レンズや望遠レンズで水槽の奥や手前の魚にピントを合わせて、水族館らしい撮影をするのもオススメだ。

今回は時間の関係でシャッターチャンスに出会えなかったが、じっくりと観察しながら決定的瞬間を撮影したいと思った。なお、日差しが強いので熱中症に気を付けて、十分な水分補給をして楽しんで欲しい。


動画リンク:https://youtu.be/QwNsyojOSjM


Ginza Sony Parkの地下4階にある"BEER TO GO" by SPRING VALLEY BREWERYは、冷房が効いた涼しい店内で、ハンバーガーや様々なフードメニュー、ドリンクメニューが楽しめる。


期間限定メニューの豚バラ肉のラフテー弁当や、食欲を誘うデリメニューなどがある。


奥の壁面には同時開催中の「WALKMAN IN THE PARK」の歴代ウォークマン展示がある。カセットテープからMDを経て、CDそしてメモリー型へ進化した歴代ウォークマンを見れば、当時のいろいろな思い出が蘇ってくるのではないだろうか。

WALKMAN IN THE PARKは9月1日(日)まで開催しており、地下1階から4階までさまざまな思い出が詰まったソニーらしい展示が楽しめるものとなっている。



記事執筆:mi2_303


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・Ginza Sony Park | News Release | 沖縄"美ら海"からやって来た!個性豊かな生きものたちが涼を届ける 銀座の夏の風物詩がGinza Sony Parkに登場「Sony Aquarium 2019」開催
・Sony Aquarium 2019 | ソニーストアについて | ソニー

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