NTTドコモがフラッグシップスマホ「AQUOS R3 SH-04L」を発表!6月1日発売で、価格は8万9424円。デュアルノッチやツインカメラ、FeliCa、フルセグ、1576Mbpsに対応



docomoからフラッグシップスマホ「AQUOS R3 SH-04L」が登場!

NTTドコモは16日、今夏以降に発売予定の新商品や新しく提供する新サービスを披露する「2019夏 新サービス・新商品発表会」を都内で開催し、新たに「2019年夏モデル」として最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R3 SH-04L」(シャープ製)を発表しています。

シャープが5月8日に発表した最新フラッグシップスマホ「AQUOS R3」のau版で、画面の上部と下部の中央に切り欠き(ノッチ)のあるデュアルノッチを採用し、ノッチの下部には指紋センサーを兼ねたホームキーを搭載しているほか、昨夏モデル「AQUOS R2」に続いて背面に静止画用と動画用の2つのカメラを搭載した“ツインカメラ”となっています。

すでに先行してSoftBank版やau版も発表されていますが、NTTドコモからも発売されることになりました。NTTドコモ版でもAQUOS史上最高のスペックとなるSnapdragon 855や6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージで、おサイフケータイ(FeliCa)や防水(IPX5・IPX8準拠)、防塵(IP6X準拠)、ワンセグ、フルセグなどのほか、下り最大1576Mbpsに対応しています。

またベースカラーのプレミアムブラックおよびプラチナホワイトに加え、SoftBank版ではエレガントグリーン、au版ではピンクアメジストがラインナップされていますが、NTTドコモ版ではプレミアムブラックおよびプラチナホワイトに加え、真紅のラクジュアリーレッドが追加された3色展開となっています。

発売時期は2019年6月上旬を予定し、発売に先立ってすでに本日5月16日12:00よりドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されており、価格(税込)は直営店では本体価格が89,424円となっていて新たに本体価格の最大12回分の分割支払金の支払いが不要になる「スマホおかえしプログラム」の対象となっています。

その他、AQUOS R3 SH-04Lを購入して専用Webページ( http://k-tai.sharp.co.jp/campaign/r3cp/docomo/index.html )にて応募するとdポイントがキャッシュバックされる「AQUOS R3 SH-04Lデビューキャンペーン」が実施され、購入・応募だけだと5,000ポイント、予約・購入・応募で10,000ポイントのほか、抽選で100人に15,000ポイントが還元されます。

期間は予約は発売日前日まで、購入は6月30日(日)まで、応募は7月7日(日)まで。購入は新規契約および他社から乗り換え(MNP)、機種変更のすべてのオーダーが対象。ただし、応募は1回線に付き1回限りで、キャッシュバックされるまでに回線を解約したり一時休止した場合は対象外となるということです。



AQUOS R3はコンパクトプレミアムスマホ「AQUOS R2 compact」と同じく画面の上下中央部にノッチを搭載したデュアルノッチ採用モデルで、ディスプレイはアスペクト比9:19.5の縦長な約6.2インチQHD+(1440×3120ドット)液晶となっており、パネルは新開発のPro IGZOとなっています。

これにより、既存のIGZO液晶と同様に120Hz駆動で快適なレスポンスで操作できるほか、新たにより高輝度で10bit表示に対応しており、10億色上の色を表現できるため、従来ではトーンジャンプが発生していたような表示でも滑らかなグラデーションによる色表現が可能となっているとのこと。

またAQUOS史上最も明るい輝度となっており、AQUOS R2と比較しても最大輝度が2倍となっています。さらに「HDR10」や映像方式「Dolby Vision」と立体音響技術「Dolby Atmos」などに対応し、映像をよりリアルにドラマティックに視聴可能になっており、従来はイヤホンのみでしたが、新たにステレオスピーカーとなって本体のみでも臨場感のある音響が楽しめるようになっています。

外観は「AQUOS R compact」やAQUOS R2から続く「IGZOフリーフォームディスプレイ」によって実現した丸みのあるデザイン「EDGEST fit」を採用し、大画面ながら手に馴染むフォルムとなっており、背面はガラス素材を採用し、本体カラーはラグジュアリーレッドおよびプレミアムブラック、プラチナホワイトの3色をラインナップ。

サイズは約156×74×8.9mm、質量は約185g。スペックもAQUOS史上最高で、Qualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 855」(オクタコアCPU「2.8GHz×2+2.4GHz×2+1.7GHz×4」)および6GB RAM、128GB UFS、microSDXCカードスロット(最大512GB)になり、性能ではSnapdragon 845だったAQUOS R2と比べると、CPUで30%、GPUで20%の性能アップとなっています。

同時に独自の放熱設計で使用時の表面温度がAQUOS R2と比べて平均5℃低くなっており、熱くなりにくいので動画視聴やゲームも長時間快適に楽しめるとのこと。電池パックは3200mAhバッテリーで、取外不可。急速充電「Power Delivery」やワイヤレス充電「Qi」(最大11W)に対応。充電などの接続端子はUSB Type-Cを採用。


背面にはAQUOS R2と同じく静止画用と動画用という構成のデュアルカメラを搭載し、35mm換算で26mm相当の広角レンズ(78°・F1.7)+約1220万画素裏面照射積層型CMOSと動画撮影用の同18mm相当の超広角レンズ(125°・F2.4)+約2010万画素CMOS「ドラマティックワイドカメラ」で、画像エンジンもAIで被写体の動きを予測してブレを抑える「Propix2」を搭載。

静止画用のセンサーはAQUOS R2から大型化し、レンズもF1.9からF1.7に明るくなったことでAQUOS R2と比べて最大2.4倍明るく撮影でき、動画用のセンサーも新たに開発された4つの画素を束ねて4倍の光を取り入れることで暗い場所でも明るくノイズの少ない鮮明な撮影が可能となっているとのこと。

またAI(人工知能)の進化で構図のよいシーンや笑顔がそのまま撮影できる「AIライブシャッター」や動画を撮るだけでBGM・エフェクト付きのショートムービー(15秒)になる「AIライブストーリー」に対応。フロントカメラは広角レンズ(80°・25mm・F2.0)+約1630万画素CMOSで顔認証にも対応。

その他の仕様では2.4および5.xGHzデュアルバンドに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0 LE(最大2Mbps)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・Galileo・BDS・QZSS)、nanoSIMカード(4FF)など。

OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を採用し、他のシャープ製スマホと同様に発売後2年間は最大2回のOSバージョンアップを保証しています。AIによるアシスト機能であるエモパー(COCORO EMOPA)もVersion 10.0に対応しています。

機種名AQUOS R3 SH-04L
サイズ[高さ×幅×厚さ/?]約156x74x8.9mm
質量[g](電池含む)約185g
OSAndroid 9 Pie
SoCSnapdragon 855
CPUオクタコア(2.8GHz×2+2.4GHz×2+1.7GHz×4)
内蔵メモリー(RAM)6GB
内蔵ストレージ128GB
外部ストレージ(最大対応容量)microSDXC(512GB)
ディスプレイ[サイズ、解像度(横×縦)、方式]約6.2インチQuadHD+(1440x3120ドット)TFT液晶(ProI GZO)
HDR表示
リアカメラ[有効画素数/F値]デュアルカメラ(静止画用:約1220万/1.7、動画用:約2010万/2.4)
フロントカメラ[有効画素数/F値]約1630万/2.0
バッテリー容量3200mAh
(内蔵電池)
電池持ち時間約135時間
LTE通信速度
(受信時/送信時の最大速度)
1576Mbps/131.3Mbps
VoLTE/VoLTE(HD+)○/○
テザリング同時接続数
[Wi-Fi/Bluetooth/USB]
10台/4台/1台
スグ電
WORLDWING
[対応ネットワーク:LTE/3G/GSM]
○/○/○
防水・防塵○/○
ワンセグ/フルセグ○/○
おサイフケータイ[FeliCa/NFC(FeliCa搭載)]-/○
生体認証指紋・顔
ハイレゾ
Bluetooth○(5.0)
接続端子USB Type-C
ワイヤレス充電(Qi)
UIMnanoUIM
カラーLuxury Red、Platinum White、Premium Black
メーカーシャープ



記事執筆:memn0ck


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