最新フラッグシップスマホ「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」がNTTドコモやauから発売!FCCで「SC-03L」や「SCV41」に続いて「SC-04L」や「SCV42」も認証取得



最新フラッグシップスマホ「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」のNTTドコモ&auから発売へ!

既報通り、Samsung Electronics(以下、サムスン電子)が2月に発表した最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S10(型番:SM-G973*)」および「Galaxy S10+(型番:SM-G975*)」は今年も日本ではNTTドコモとauから発売される見通しとなっています。

すでに紹介しているように米連邦通信委員会(FCC)にてサムスン電子製「SC-03L」(FCC ID「A3LSC03L」)が3月26日付け、「SCV41」(FCC ID「A3LSCV41」)が3月25日付けで認証を取得しており、それぞれ型番ルールからNTTドコモとau向けだと思われます。

また新たにFCCでは4月4日付けでサムスン電子製「SC-04L」(FCC ID「A3LSC04L」)および「SCV42」(FCC ID「A3LSCV42」)が認証を取得しており、同様にNTTドコモとau向けと見られます。

これにより、すでに他の認証などでも推測されていましたが、各々から「Galaxy S10 SC-03L」および「Galaxy S10+ SC-04L」、「Galaxy S10 SCV41」、「Galaxy S10+ SCV42」として発売されることになりそうです。

なお、すでに紹介しているようにサムスン電子ではフォルダブルスマホ「Galaxy Fold」についても認証情報からNTTドコモとauから発売する可能性が高くなっており、各機種ともに「2019年夏モデル」として発表され、5月中旬以降に発売されると予想されます。


FCCの認証情報(Test Report)

Galaxy S10およびGalaxy S10+はサムスン電子の最新フラッグシップスマホで、新たにフロントカメラ部分を画面に穴を開けてより全画面デザインを進化させた「Infinity-O Display」を採用し、さらに世界初の超音波式画面内指紋センサーを搭載するほか、チップセット(SoC)やカメラ機能などをグレードアップさせています。

画面はGalaxy S10が約6.1インチWQHD+(1440×3040ドット)Curved Dynamic AMOLED(約550ppi)、Galaxy S10+が約6.4インチWQHD+(1440×3040ドット)Curved Dynamic AMOLED(約522ppi)で、ともにアスペクト比9:19となっており、2機種の主な違いはサイズと電池容量となっています。その他の詳細な製品情報は「Samsung、最新フラッグシップスマホ「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」、「Galaxy S10e」、「Galaxy S10 5G」を発表!穴あき画面「Infinity-O Display」でさらなるフルスクリーンデザインに - S-MAX」をご参照ください。


Galaxy S10



Galaxy S10+

なお、Galaxy S10シリーズには廉価版の「Galaxy S10e」や5Gに対応した「Galaxy S10 5G」も存在しますが、現時点では認証情報などから日本でこれらの2モデルが投入される痕跡は見当たりません。そのため、少なくとも現状は例年通り、NTTドコモとauからGalaxy S10とGalaxy S10+が販売されることになりそうです。

ただし、Galaxy Foldの認証情報がau向けでは「Galaxy Fold SCV44」となることが判明しているため、もう1機種「SCV43」となる製品が存在すると見られ、これがGalaxy S10eやGalaxy S10 5Gになる可能性はゼロではないとは思われます。

一方でサムスン電子では、NTTドコモ向けに価格を抑えたミッドレンジスマホ「Galaxy Feel」シリーズも投入しており、販売価格が高騰する中で特にGalaxy S10やGalaxy S10+はこれまで以上に海外では高くなっていることもあり、auでもコストパフォーマンスの高いミッドレンジモデルが用意される可能性もありそうです。

その他、Galaxy S10およびGalaxy S10+はすでに韓国やアメリカなどの1次販売国・地域では3月8日より販売されており、日本でもグローバル版が新しくオープンしたショールーム「Galaxy Harajuku」にて実機が展示されています。大まかなサイズ感や機能などをチェックしたいという場合にはGalaxy Harajukuを訪れてみると良さそうです。



記事執筆:memn0ck


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