日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスの“FUNDINNO(ファンディーノ)”運営企業が企業における資金調達に関するセミナーに参加


日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォーム“FUNDINNO(ファンディーノ)”を運営する日本クラウドキャピタルは、多様化する直接金融での企業の資金調達に関するセミナーへ参加し、講座を行ったことを明らかにした。

同セミナーは、日本証券業協会、第二種金融商品取引業協会、東京証券取引所が主催したものであり、セミナーのコンテンツ内容によっては、日本クラウドキャピタルを含め今後も多種多様な企業の参画も予定しているとのこと。

■セミナー開催の背景 〜多様化する直接金融での企業の資金調達〜
同セミナーは、企業の成長過程に応じて必要となってくる資金調達手段の多様化について伝えることを目的に開催されているとのこと。

たとえば2017年から開始された株式投資型クラウドファンディングは、すでに40社を超える企業が資金調達の手段として活用し、その社会的注目度も急激に増しているという。

企業による資金調達のひとつの方法としてクラウドファンディング型の投資がある程度の地位を獲得しつつあり、それを受け入れる土壌が整ったということだ。

クラウドファンディングで資金調達を行った企業の中には、さらなる成長を目指し、証券取引所のベンチャー市場等への株式公開を視野に入れている企業も出てきたとのこと。

投資目的でのクラウドファンディングでは、どういった視点が必要なのか、どういった点に注意すればいいのか、といったことは、“FUNDINNO(ファンディーノ)”のように実際にクラウドファンディング型投資を行っているところにしか、そのノウハウはわからない。

2019年2月初旬に金沢、富山で開催された2つのセミナーでは、主催である日本証券業協会、第二種金融商品取引業協会、東京証券取引所の担当者の講演に加え、日本クラウドキャピタルも講演し、“株式投資型クラウドファンディング運営側”の観点から、“FUNDINNO“の業務を開始した経緯や、今後どういった成長が見込めるのかについてスピーチした。

また今後も、日本クラウドキャピタルは、同セミナーを『多くの企業が柔軟な資金調達の方法を知り、事業が活性化していくための場』として盛り上げていくとのことだ。

■セミナー実績
・開催地 :石川県金沢市
・日時  :2019年2月6日(水)
・会場  :TKP金沢新幹線口会議室
・主催  :日本証券業協会 / 第二種金融商品取引業協会/東京証券取引所/日本取引所グループ
・協力  :日本クラウドキャピタル/インデペンデンツクラブ/ミュージックセキュリティーズ/石川県産業創出支援機構

・開催地 :富山県富山市
・日時  :2019年2月7日(木)
・会場  :富山県総合情報センター4F
・主催  :日本証券業協会 / 第二種金融商品取引業協会/東京証券取引所/日本取引所グループ
・協力  :日本クラウドキャピタル/インデペンデンツクラブ/ミュージックセキュリティーズ/富山県新世紀産業機構

■株式投資型クラウドファンディング“FUNDINNO“概要
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォームである“FUNDINNO”は、1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができるサービス。

株主になったことによるリターンはもちろんだが、未来あるベンチャー企業の事業成長を一緒に見守ることができるという新たな投資体験も可能だ。

利回り・返礼等の具体的内容は決められていないが、その代わり株主のメリットとして、株価上昇等による利益を長期的に狙えるのが他のクラウドファンディンサービスとの違いとなっている。

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