NTTドコモ、シャープ製フラッグシップスマホ「AQUOS R2 SH-03K」にAndroid 9.0 PieへのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始



docomoスマホ「AQUOS R2 SH-03K」がAndroid 9 Pieに!

NTTドコモは16日、昨年6月に発売した「2018年夏モデル」のうちのシャープ製フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R2 SH-03K」に対して最新プラットフォーム「Android 9.0(開発コード名:Pie)」を含むソフトウェア更新を2019年1月16日(水)より提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)もしくはFOMA、Xi回線によるネットワーク経由(OTA)による方法が用意されており、更新にかかる時間は約36分。ただし、更新にかかる時間は回線環境やバックアップするデータ量によって異なる場合があるとのこと。

更新後のビルド番号は「02.00.03」、過去のビルド番号は「01.00.02」または「01.00.03」、「01.00.04」、「01.00.05」、「01.00.07」。主な更新内容は以下の通り。

○主なアップデート内容
1)自動調整バッテリー
 自動調整バッテリーを設定すると、使用頻度の低いアプリをスマートフォンが自動的に制限することで、電池が長持ちします。アプリの使用状況は時間の経過とともに、スマートフォンが学習します。

2)ワンタッチ固定
 縦画面に固定中、横画面の表示に変更したいシーンはありませんか?画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定することができます。
 ※本機能に対応したアプリを利用する必要があります。

3)通話音声メモ・伝言メモのSDカード保存
 録音した通話音声メモ・伝言メモのデータを、SDカードに保存することができるようになりました。

4)エモパーの進化
 外出中に端末を耳にあてることで、役立つ情報をお話してくれるようになります。

○改善される事象
5)正常にBluetooth接続ができない場合があります。
6)セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2018年10月になります。)

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。




AQUOS R2 SH-03Kはシャープ渾身のフラッグシップスマホ「AQUOS R」シリーズ第2弾で、アスペクト比9:19の縦長な約6.0インチWQHD+(1440×3040ドット)ハイスピードIGZO液晶(約561ppi)やSnapdragon 845、4GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、3500mAhバッテリーなどを搭載したハイエンドモデルです。

また日本市場でニーズが高い防水・防塵やおサイフケータイ(FeliCa)、ワンセグ・フルセグにも対応しており、背面には静止画用の標準カメラと動画用の超広角カメラの「ツインカメラ」を搭載しています。サイズは約156×74×9.0mm、質量は約181gで、NTTドコモ向けの本体カラーはプラチナホワイトおよびプレミアムブラック、コーラルピンクの3色展開。

発売時はAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)を搭載していましたが、今回、最新のAndroid 9 PieへのOSバージョンアップが配信開始されました。なお、すでに「AQUOS R2」についてはau向け「AQUOS R2 SHV42」が昨年11月より、SoftBank向け「AQUOS R2 706SH」が昨年12月よりAndroid 9 PieへのOSバージョンアップの提供を開始しています。

更新方法は「設定」アプリを起動し→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」から行い、詳細は「Android OS バージョンアップ実施手順 | お客様サポート | NTTドコモ」をご確認ください。また、ビルド番号の確認方法は「設定」アプリを起動し→「システム」→「端末情報」→「ビルド番号」で行います。

主な変更点はシャープの公式Webサイト「docomo Android 9 Pie対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ」でも確認可能。なお、シャープではAQUOS R2も含めてAQUOS R以降では発売から2年間で最大2回のOSバージョンアップを保証しています。

その他、なお、同社では日頃使っているアプリをより快適に使うために、アプリのアップデートも合わせて実施するように案内しています。アプリアップデートは「Playストア」および「設定」から。詳細は「Androidのアプリアップデートについて | お客様サポート | NTTドコモ」をご参照ください。更新に際する注意点は以下の通りです。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アップデートすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・アップデートの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はアップデートできません。
・端末本体(Xi/FOMA)でのアップデートにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカードおよびspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中に端末本体(Xi/FOMA)でのアップデート、もしくは、圏外中に端末本体(Wi-Fi、Xi/FOMA)でのアップデートを実行すると「Wi-FiまたはFOMA/Xiの電波が受信できない場所ではインストール処理を開始できません」と表示されます。
・アップデートの際、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が、自動的に当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、Androidバージョンアップ以外の目的には利用いたしません。
・アップデート中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・アップデートに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・アップデート後にGoogle PlayTMストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
・アップデートすると、一部の設定が引き継がれません。バージョンアップ完了後、再度設定を行ってください。
・アップデートすると、スグ電設定がONの場合、常時通知が表示されます。
・アップデートすると、音量キーの割り当てが着信音/通知音からメディア音量に変更されます。
・アップデートすると、データ使用量の単位が変更になります。
・アップデートすると、アラームの音量を最小値に設定しても音が鳴ります。アラーム音を消す場合は「時計」アプリからアラーム音を「なし」に設定してください。(ただしバージョンアップ前に「アラームの音量」を最小値に設定していた場合は音量を変更するまでアラーム音はなりません。)
・アップデートすると、Wi-Fi設定より「WPSプッシュボタン」「WPS PIN入力」が削除されます。WPS機能以外の接続手段をご利用ください。
・バージョンアップ前に接続されていたアクセスポイントは引き続きご利用になれます
・アップデートすると、設定>システム>端末情報>機器の状態>稼働時間の項目が削除されます。
・アップデートすると、長エネスイッチ内で自動的に最適化され、個別設定不要となったため「スリープまでの時間を最小にする」「自動同期をOFFにする」「Wi-FiをOFFにする」「ヒカリエモーションをOFFにする」が削除されます。
・アップデートすると、マナーモードの名称が変更されます。詳細は別ウインドウが開きますメーカFAQを参照ください。
・アップデートすると、Clip Nowの「一時メモ」機能が削除されます。
・アップデートすると、時計アプリの「通常マナー中の鳴動」が削除されます。
・アップデートすると、電話アプリのデザインが変更となります。詳しくは「電話アプリのデザイン変更概要(PDF形式:876KB)」をご確認ください。

※Android 8.0向けのアプリケーションはAndroid 9では正常に動作しない場合があります。
※Android 9に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になったり、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
※各アプリケーションのAndroid 9対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。




記事執筆:memn0ck


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