Apple、iPhoneやiPadなど向け最新プラットフォーム「iOS 12.1.1」を提供開始!eSIMの対応通信事業者の追加やFace IDが一時的に利用できなくなるなどの不具合修正



AppleがiPhoneなど向けiOS 12.1.1をリリース!

Appleは5日(現地時間)、iPhoneやiPadなど向けプラットフォーム「iOS」の最新バージョン「iOS 12.1.1」を提供開始したとお知らせしています。対象機種は、iOS 12の対象機種であるiPhone 5s以降およびiPad 5・iPad Air・iPad mini 2・iPad Pro以降、iPod touch(第6世代)で、無料でアップデート可能。

変更点は「iPhone XS」および「iPhone XS Max」、「iPhone XR」で利用できるeSIMに対応した通信事業者が追加されたほか、iPhone XRで触覚タッチを使って通知のプレビューが表示可能になったり、iPadおよびiPod touchで無線LAN(Wi-Fi)での通話時にリアルタイムテキスト(RTT)を使用できるようになったりしています。

また顔認証「Face ID」が一時的に利用できなくなることがある問題やメッセージで日本語や中国語のキーボードで入力したときに予測変換の候補が表示されないことがある問題などのなどの不具合修正やさまざまなセキュリティー関連の脆弱性への対応が実施されています。

なお、手元のiPhone XS Maxなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。


iPhoneやiPadなど向けの最新プラットフォームであるiOS 12は、今年9月17日に正式版がリリースされ、その後、さらにeSIMによるデュアルSIM対応などの新機能が追加されたiOS 12.1が10月30日に提供開始されましたが、今回はそのiOS 12.1における不具合修正やセキュリティー対策に加え、いくつかの新機能が追加されています。

アップデートは、各機種本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。また、iTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。

なお、単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone XS Maxで381.1MBとファイルサイズはほどほどに大きいので、携帯電話ネットワークのデータ通信量(GB)を減らしたくない場合にはWi-Fiなどを利用しましょう。Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。

iOS 12.1.1では、iPhoneおよびiPad用の機能が追加され、バグも修正されました。以下の機能および改善が含まれます:

・iPhone XRで触覚タッチを使って通知のプレビューを表示可能
・iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone XS MaxでeSIMを使ったデュアルSIMに対応した通信事業者をさらに追加
・FaceTime通話中に1回のタップで背面側カメラと前面側カメラを切り替えることが可能
・1対1のFaceTime通話中にLive Photosを撮影可能
・iPadおよびiPod touchでWi-Fi通話時にリアルタイムテキスト(RTT)を使用可能
・音声入力とVoiceOverの安定性を改善

以下のバグ修正が含まれます:
・Face IDが一時的に利用できなくなることがある問題を修正
・ユーザによってVisual Voicemailをダウンロードできないことがある問題に対処
・“メッセージ”で、中国語または日本語のキーボードから入力したときに予測変換の候補が表示されないことがある問題を修正
・“ボイスメモ”の録音がiCloudにアップロードされないことがある問題に対処
・時間帯が自動的に更新されないことがある問題を修正

このリリースには、HomePodの以下の追加機能およびバグ修正も含まれます:
・中国本土および香港でのサポート
・グループFaceTime通話中にHomePodのLEDが点灯

このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222



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記事執筆:memn0ck


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・About the security content of iOS 12.1.1 - Apple サポート

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