グーグルの新スマホ「Pixel 3」のSIMフリー版を購入したので開封してみた!ちょうど良いサイズ感で高性能+防水+おサイフケータイ対応に【レビュー】



Googleの新スマホ「Pixel 3」(64GB・クリアリー ホワイト)のSIMフリー版を購入!

日本では2015年10月に発売された「Nexus 5X」および「Nexus 6P」以来、3年ぶりとなるGoogleのスマートフォン(スマホ)「Pixel 3」および「Pixel 3 XL」が11月1日にGoogleのほか、NTTドコモとSoftBankから発売されました。

その間、GoogleブランドのAndroidのリファレンスモデルとして投入されていた「Nexus」シリーズはNexus 5X・6Pで終了し、2016年より新たにブランドだけでない“Made by Google”となった「Pixel」シリーズのスマホに変わっていました。

Pixelシリーズはリファレンスモデルという立ち位置からあくまでも他のメーカーと同様にGoogleがめざすスマホの在り方を示す製品となっており、新しいPixel 3・3 XLは「AI×Software×Hardware」をテーマで最新の技術が盛り込まれています。

一方、その影響もあってか、昨今の他社を含めたスマホ市場の本体価格の上昇に合わせてPixel 3・3 XLもNexusシリーズのときと比べるとかなり高価となり、価格(税込)はすでに紹介していますが、Googleが公式Webショップ「Google ストア」で販売するSIMフリー版では、Pixel 3が95,000円から、Pixel 3 XLが119,000円からとなっています。

そんなPixel 3・3 XLですが、筆者も発売日からは多少遅れてしまいましたが、Pixel 3のSIMフリー版(64GBモデル・クリアリー ホワイト)をGoogle ストアにて購入したのでまずは開封してパッケージや外観などを写真で紹介していきたいと思います。



Pixel 3の配送業者は海外(香港)からヤマト運輸に

Googleが現地時間10月9日にPixel 3・3 XLを発表した数時間後の日本時間10月10日12時の日本のGoogle ストアでの販売開始直後の予約注文を行いました。注文確定後のメール「Google ストアでのご注文ありがとうございます」が届いたのは12時5分。

注文のフローの時点で出荷開始日がすでに11月8〜15日になってしまっていたものの、もう少しNTTドコモの販売価格が安ければ……と思いつつ、結果としてNTTドコモやSoftBankで購入する気にもなれなかったのでそのままで行くことに。

その後、Google ストアから「お届け日が変更されました」というメールが届くも同じ11月8〜15日で、10月30日に「Google ストアのご注文商品が発送されました」のメールが届き、追跡情報を確認する限りではGoogle ストアでは11月1日発売ではなく、11月1日出荷だった模様。

最終的に11月5日に届きましたが、SNSなどを見ると他のGoogle ストアで購入した人も同日着だったように思われます。なお、受取は日中に用事があったため、夕方18時23分となっていますが、時間指定で18〜20時にしていたためで午前中にも受け取れていたと思います。


Pixel 3のパッケージの裏側は水色に。大きさ比較のためにiPhone 8を横に置いてみましたが、Pixel 3のサイズの割には大きめ



パッケージを開けるとさっそくPixel 3の本体が現れます。パッケージに描かれている写真と言い、Pixel 3は背面がプロモーションビューのようで



Pixel 3の付属品一覧。クイック スイッチ アダプターおよびUSB-C - USB-C ケーブル、Pixel USB-C イヤホン、USB-C - 3.5 mm ヘッドフォン アダプター、SIM ツール、クイック スタート ガイドが同梱



Pixel 3の本体は透明なシートでしっかりと保護。表裏全体を覆っているので貼ったまま使うのは難しいため、剥がします



Pixel 3の前面。背面が黒いジャスト ブラックだけでなく、購入したクリアリー ホワイトやもう1色のノット ピンク含めて各色ともにディスプレイの周りに縁(ベゼル)は黒に

Pixel 3の画面はアスペクト比9:18の約5.5インチFHD+(1080×2160ドット)フレキシブルOLED(有機EL)ディスプレイで、画素密度約443ppi、コントラスト比10万:1および24bitフルカラー(1677万色)です。

ブラックレベルやHDR(UHDA認証)、常時表示機能、Now Playingをサポートし、ディスプレイを覆うのは強化ガラス「Gorilla Glass 5」(Corning製)で、防水・防塵(IP68)に対応。なお、大型モデルのPixel 3 XLのディスプレイには上部中央には流行りの切り欠き(いわゆる「ノッチ」)がありますが、Pixel 3はノッチがありません。

そのため、上部ベゼル部分にF1.8(画角75°)とF2.2(画角97°)の標準レンズと広角レンズのデュアルフロントカメラが搭載され、センサーは約800万画素になっており、自分だけのセルフィーに加え、広角レンズなら友だちや家族などと複数人でグルーフィー(ウィーフィー)もしやすくなっています。

Pixel 3の背面。本体背面上部のリアカメラがある部分だけ艶のあるパーツで、他はマットで綺麗な白色に。ただし、マットなところを含めてGorilla Glass 5となっており、マット部分はソフトタッチ仕様だとのこと。背面のやや中央上部に指紋センサー、下部に「G」マーク

カメラは背面がF1.8レンズ(画角76°)+約1220万画素デュアルピクセルセンサー(1画素1.4μm)のシングルリアカメラで、像面位相差オートフォーカス(PDAF)や光学式・電子式手ぶれ補正に対応し、最大4K・30fpsまたは1080p・120fpsの動画撮影に対応。

流行りのデュアルカメラなどのマルチカメラではないものの、AI(人工知能)を活用して最適なシャッターチャンスを綺麗に撮影でき、おすすめのベストショットを選択してくれ、AIが機械学習(ML)によって被写体の色を補正し、フラッシュなしでより明るい写真が撮影可能としています。

また超解像ズームによってデジタルズームしてもぼやけずに写真が鮮明に保たれるほか、楽しいキャラクターやキャプションで現実の世界を遊び場に変えることができるARステッカー「Playgournd」にも対応し、オンラインストレージサービス「Google フォト」にて元の画質の写真や4K動画をすべて保存できる無制限のオンライン ストレージを無料で利用可能な特典が付属。


本体下部にあるnanoSIMカードスロット(4FF)にSIMツール(SIMピン)を使ってSIMカードを挿入。なお、microSDカードなどの外部ストレージスロットは非搭載なほか、日本向けに販売されている製品はおサイフケータイ(FeliCa)に対応する代わりにeSIMに対応していません

携帯電話ネットワークでは5波のキャリアアグリゲーション(CA)や4x4 MIMO、256QAM(DL)、64QAM(UL)をサポートしたLTE Category 16による下り最大1Gbpsおよび上り最大75Mbpsに対応し、対応周波数帯は以下の通り。なお、SIMフリー版またはSIMロック解除すれば、NTTドコモやソフトバンクだけでなく、au回線でも利用可能。

FDD-LTE: 対応バンド⁷ 1*/2*/3*/4*/5/7*/8/12/13/17/18/19/20/21/25/
26/28/29/30/66
TD-LTE: 対応バンド* 38 / 40 / 41* / 42*
UMTS / HSPA+ / HSDPA: バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 8
WCDMA: W1 / W2
GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1800、1900 MHz)



右側面にあるホームキーを長押しして電源を入れて初期設定を実施します



初期設定完了。Pixel 3を持ってみたところ。サイズ感は最近のスマホでは小さめでなかなか良さげ。質感も悪くなく、デザインも気に入っています

Pixel 3はNexusシリーズから刷新してはいますが、サイズ感や雰囲気はどことなく「Nexus 5」や「Nexus 5X」を受け継いでいるように感じられ、大型化が進む最近のスマホとしては小さめで持ちやすく、普段使うのにちょうど良いサイズ感なのではないでしょうか。

サイズ約145.6×68.2×7.9mm、質量は約148gで、外部スピーカーは本体前面に2つあるデュアル前方放射型ステレオ スピーカーで、マイクを3つ搭載してノイズ抑制に対応。主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 845」(オクタコアCPU「2.5GHz×4+1.6GHz×4」、GPU「Adreno 630」)、4GBの内蔵メモリー(RAM)、2915mAhバッテリー(取外不可)など。

内蔵ストレージはSIMフリー版では購入した64GB以外に128GBもラインナップ。その他の仕様ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0 LE、、NFC、FeliCa、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・Galileo)、USB Type-C端子、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、周囲光センサー、磁力センサー、気圧センサー、Active Edge、Android センサーハブなど。

充電は急速充電(18W/2A・9V)のほか、ワイヤレス充電(Qi)に対応し、別売ながらワイヤレス充電ができる専用スタンド「Pixel Stand」も別売(Google ストアでは税込9,504円)で用意されています。OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)で、すでに発売後に最新のAndroidセキュリティパッチレベル「2018年11月5日分」に更新するソフトウェア更新が配信開始されています。


Pixel 3の左右側面。右側に電源キーおよび音量上下キーが配置。個体差かもしれませんが、各キーの押し心地はかなり固め




Pixel 3の上下側面。側面はアルミ製フレーム(ハイブリッド コーティング加工)を採用


サイズ比較で左からiPhone X(5.8インチ)およびPixel 3(5.5インチ)、iPhone 8(4.7インチ)


Pixel 3(左)とiPhone 8(右)の幅の比較。iPhone 8、Pixel 3、iPhone Xという順番でひと回りずつ大きくなっている感じ



Pixel 3(左)とiPhone X(右)の幅の比較。iPhone XやiPhone XS、もしくは、iPhone XRがPixel 3のサイズ感だったらと思うほどにはiPhone 8などの4.7インチiPhoneからの移行には良さそうなサイズ感



こちらもサイズ比較で左からarrows Be F-04K(5.0インチ)およびPixel 3(5.5インチ)、Essential Phone PH-1(6.0インチ)



Pixel 3(左)とEssential Phone PH-1(右)の幅の比較。画面サイズの割にEssential Phone PH-1は小さく、それだけベゼルレスに近いということがわかります。ただし、Essential Phone PH-1は重いですけど



初期設定画面。SIMカードにNTTドコモ(spモード)を装着していると、途中で出てくるアップデートやアプリのインストールでチェックを外さないと、dメニューおよびdポイント、My docomoの3つのアプリが自動追加されます



その他、初期設定ではそれまで使っていたスマホからの移行がしやすいようにケーブルを使ったものやオンライン復元に対応



その他の設定項目は一度どれかを選んで何もせずに戻れば「設定完了」ボタンが表示されて次に進めます。なお、最後のヒントを見ればようやく初期設定完了に



ホーム画面と通知画面。ほぼAOSP(Android Open Source Project)ながら独自カスタマイズが施されているのがPixelシリーズの特徴



アプリ一覧は画面下部から上に長めになぞる(スワイプ)すると表示可能。前述通り、spモードのSIMカードを入れて初期設定を行い、アプリのインストールをオフにしなかったため、NTTドコモの3つのアプリが並んでいます。なお、3つともアンイストールが可能



設定画面。ここは“素のAndroid”といったところですが、現在、Pixelシリーズのみで使えるAndroid 9 Pieの新機能「Digital Wellbeing(デジタル ウェルビーイング)」が並ぶ



ストレージの空き容量とシステムにある操作の画面。カメラのクイック起動や指紋センサー「Pixel Imprint」をなぞると通知を開ける機能などに対応



Android 9 Pieの新機能で使いすぎ防止機能にもなるスマホの使い方を追跡してデータを確認し、習慣を見直すことができるDigital Wellbeingもベータ版ながら利用可能。認証画面ではiPhoneで話題となった「総務省指定」も表示。技適マークは「003-180118」と「ADF180066003」



ビルド番号などの端末情報。購入時はAndroidセキュリティパッチレベルが「2018年9月5日」となっていました。右はソフトウェア更新後



NTTドコモやその仮想移動体通信事業者(MVNO)のSIMカードを入れたときに表示されるプリセットされているアクセスポイント(APN)一覧



ドコモオンラインショップでGoogle Pixel 3・Pixel 3 XLを予約・購入



ソフトバンクオンラインショップでGoogle Pixel 3・Pixel 3 XLを予約・購入


記事執筆:memn0ck


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