初代INFOBAR発売から15周年。最新の「xv」までの歴史を辿れるau Design projectファンも満足なイベント「新・ケータイ INFOBAR展」を写真で紹介【レポート】



auが「新・ケータイ INFOBAR展」を開催中!xvを含めてイベント内容をチェック

KDDIが東京ミッドタウン内の「21_21 DESIGN SIGHT」のギャラリー3にて「新・ケータイ INFOBAR展」を10月31日(水)から開催している。会期は11月12日(月)までとなり、開催時間は10〜19時で、入場料は無料だ。

今回はイベント開催に先駆けて10月30日に行われたメディア向け内覧会の模様を注目度の高いau向けストレート型ケータイ「INFOBAR xv」の魅力とともに写真を交えながらレポートしていく。


まずエントランスには「INFOBAR」シリーズのデザインを担当した深澤直人氏のコラムが掲示されている。後に紹介されているINFOBARのコンセプトモックは、今のスマートフォン(スマホ)のような使い方をイメージしたものになっており、コラム内でも深澤氏が15年以上前に将来的にフィーチャーフォン(従来型携帯電話、いわゆる「ガラケー」)からスマホへの進化を予想していたとのこと。


そしてイベント会場に入って最初に目に付くのが、今月発売予定のINFOBAR xv関連の展示だ。すでに予約受付もスタートしており、価格も案内され、公式Webストア「au Online Shop」では以前に紹介しているように本体代51,840円(分割1,440円/月×36回)の実質35,640円(分割990円/月×36回)だ。



さらに進むと、そこには2017年にINFOBAR xvの企画が出て初めに深澤氏が描いたデザインスケッチから製品が完成するまでに作成されたモックアップを見ることができる。

そのため、試作段階のモックアップと会場内でタッチ&トライできるINFOBAR xvの違いなどにも注目してチェックしてみると面白いだろう。


続いてタッチ&トライコーナーには、INFOBAR xvが7月末に発表されて以降、報道陣向けのイベントも含めて過去最大数のINFOBAR xvの実機が並んでいる。




INFOBAR xvの本体カラーも各色用意されており、NISIKIGOIおよびNASUKON、CHERRY BERRYのどの色を購入するか悩んでいる人はぜひチェックしに会場に足を運んで欲しい。


また展示されているINFOBAR xvは製品に同梱される卓上ホルダーに取り付けられた状態になっており、横向きでの卓上時計としての使い勝手も確認できる。


そして展示会場の奥には、INFOBARや「au Design project」のファンであれば見逃せない初代INFOBARにまつわるさまざまなアイテムの展示は要チェックだ。


最初にレゴブロックで作成された最初のモックアップや、2001年にコンセプトモデルとして発表された「info.bar」のモックアップが展示されている。

info.barのコンセプトの説明として書かれている「表は携帯電話、裏はPDAという二面性を備えたバータイプの電子機器として構想された」の一文は、冒頭でも紹介したINFOBARが最初に生まれた時点で、深澤氏がスマホのようなデバイスに進化していくことを当時から予想しデザインしたことが伺える貴重な展示だろう。



さらに初代INFOBARにまつわる展示として、発売当時に配布されたグッズや当時の街の様子を収めた貴重な写真も展示されている。
パッケージやショッパー、かつて紙の請求書に同封されていた小冊子「au Style」のINFOBAR特集号といった懐かしいものから、初めて見る人も多いであろうコラボTシャツといったグッズの展示も行われている。


今回の新・ケータイ INFOBAR展では、会場限定のグッズ販売も行われる。過去に実施したイベントでスタッフが着用したり、景品として配布されたINFOBAR xvのTシャツは、ファンからの要望で商品化だ。

その他のグッズもINFOBARに携わるスタッフや応援するファンが欲しいと思えるアイテムを今回商品化したとのこと。


会場奥には「初代INFOBAR & INFOBAR xvピンズ」のカプセル自動販売機も設置されている。こちらは1回300円と安価なので、グッズと合わせて“お土産”として買って帰るのがオススメだ。

INFOBARやau Design projectのファンはもちろん、INFOBAR xvから興味を持った人、さらにフィーチャーフォン時代を懐かしみたい人でも十分に楽しめる展示内容になっている。

アクセスのいい場所での開催でもあるため、是非足を運んでみてはどうだろうか。筆者も購入を予定しており、発表されてからかなり経ったが、イベントに参加してみいよいよ発売が近づいてきて気持ちも盛り上がってきているところだ。なお、INFOBAR xvについては以下の記事も合わせてご参照いただきたい。

・初代コンセプトモデルが15年目で完成!?KDDIが2018年秋に発売するau向けストレート型4G LTEケータイ「INFOBAR xv」を写真と動画で紹介【レポート】 - S-MAX
・フレームレステンキーが表現する原点回帰と未来感の融合デザイン!京セラ製au向けフィーチャーフォン「INFOBAR xv」を写真と動画で紹介!10月31日からはINFOBAR展も開催【レポート】 - S-MAX



記事執筆:memn0ck


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