がん経験者を支える新しいサービス「がん経験者コミュニティアプリ『tomosnote』」


アフラック生命保険株式会社は、がんを現在治療中の人たちを含めたがん経験者の人々が、より充実した人生を歩むために必要な支援を実現する、がん経験者らのコミュニティアプリ「tomosnote」(トモスノート)」を2018年9月より開始した。

同サービスの開始にあわせて、ブランドムービー「“ひとりじゃない”と感じられる場所を。」を9月21日(金)より公開している。

■突然のがん宣告でゴールのないマラソンに放り込まれる
このムービーでは、何の前触れもなく突然やってくる「がん」という病気の治療の道程を、マラソンに例え、心の不安を持って進むがん経験者が、途中で同じように走るランナー(がん経験者)たちと次々と出会っていくことで「がん経験者は決してひとりではない」ということを表現している。

ムービーは細かい部分にも意味が含まれている。たとえば封筒を開けると出てくるゼッケン。ムービーに登場する複数のランナーが身につけているゼッケンそれぞれに意味がある。たとえば年間の新たにがんと診断される人数と同じ規模の桁数であったり、沿道でランナーを応援する人たちに社員が含まれていたりと一見何でもないシーンにも、様々な思いが込められている。

■死因のトップに君臨する病気「がん」
国立がん研究センターが公表した「2017年のがん統計」によると2017年に新たにがんに罹患する人数は101万4,000人と予測されている。がん患者は一貫して増加しており、1981年以降、日本人の死亡原因のトップに君臨し続けている。

国立がん研究センター公表の「2017年のがん統計」より

さらに、アフラックが行った「がん経験者の心の変化に関する調査(2014年)」では、がんと診断されてから心の状態に変化があったと、75%の人が回答。不安や動揺によるストレスなど、心に大きな負担がかかっていることが分かる。


アフラック「がん経験者の心の変化に関する調査(2014年)」より
■がん経験者の声
・ネットで同じ病気の方のブログを読んで力づけられた(女性・42歳)
・同じ病気でなければわからないこともわかってくれるありがたさを感じた(女性・48歳)
※:アフラック「がん経験者の心の変化に関する調査(2014年)」

■がん患者や経験者の心の問題をケアする「tomosnote」
「tomosnote」は、そうした課題を解決するために開発され、がんの治療中も治療後も充実した人生を歩むために必要な支援サービスを、がん経験者の目線に立って提供。同アプリでは、“仲間を見つける”、“記録する”、“情報収集する”という3つの基本機能を目指しており、現在はがん経験者同士による情報発信や意見交換が気軽にできるようになっている。アフラックでは、これからもがん経験者を取り巻く社会の課題を積極的に解決し、「“生きる”を創る」ことに取り組んでいくという。


がん経験者支援のために生まれたアプリ「tomosnote」

■「“ひとりじゃない”と感じられる場所を。」ってどんなムービー?
先述したブランドムービー「“ひとりじゃない”と感じられる場所を。」について紹介しよう。ムービーのストーリーは、ある日突然、がんの宣告を受けてしまった女性。そのままがんの治療が何の前触れもなく、まったく準備もできないままスタートしてしまう。突然、終わりの見えないゴールに向かって走らなければいけなくなってしまった女性。その女性が、これから歩むであろうがん治療のつらい道のりをマラソンに例えつつ、「がん経験者は決してひとりではないんだ」ということをほかのがん患者たちへのメッセージとして表現している。


「“ひとりじゃない”と感じられる場所を。」の印象的なシーン

「私のマラソンは、ある日突然始まった・・・」。突然鳴らされる号砲の音(がん宣告)とともに、女性たちは孤独な(がん治療という)道のりを走り始める。スタートしたがん患者の“私”はゴールまでたどり着けるだろうか? そもそもゴールなんてあるのだろうか? そんな孤独や不安を抱えたまま薄暗い道をひたすら走り続ける私。

道の途中で自分と同じように走る女性と出会う。実はその人も自分と同じように走っている乳がん経験者だったことがわかる。そして走っている沿道には自分のことを応援してくれる家族や医師の姿が・・・。そこで私は、ひとりで走っているのではないことに気が付くのであった。

■がん経験者に寄り添うこころのケアの大切さ・桜井なおみさん
がん治療経験者で、がん患者の就労支援活動を行うキャンサー・ソリューションズ株式会社の代表を務める桜井なおみさんは、「現在のがん治療は昔に比べて、患者が“孤独”になっている」と話す。


桜井なおみさん

「現在は外来での治療が中心となり、他の患者の情報が入ってこず、患者同士で情報共有をする機会がなくなってしまいました。また昨今は、個人情報保護の意識も高くなっており、同じ治療を受けていても共有ができなくなっているようです。」と、桜井さんはがん治療環境の変化を指摘する。

また桜井さんは「自身ががん患者であるということを発信できず、参考になる情報を入手できていない人は全体の3割、その層に十分な支援ができていない。その人たちもtomosnoteを通して、支え合えるようながん経験者と繋がってほしい」との想いを込めてtomosnoteの開発を支援している。

■がん経験者コミュニティアプリ「tomosnote」開発の背景
2015年に保険だけでなく、アフラックとして新たに始めるべき新しい事業やサービスを考えるプロジェクトが発足。社内からアイデアを募集したところ、日本で初めてがん保険を発売して以来、幅広いがん啓発活動やがん対策に取り組んできた同社だからこそできるサービスである「tomosnote」が開発されることになったという。

「tomosnote」は、がん経験者を自分と近い環境の人や半歩先をいく経験者と繋ぎ、支援していくということをコンセプトにしている。また、機能やデザインは、実際のがん経験者や医療関係者の方々にヒアリングを行いながら、使う側の気持ちの波に寄り添えるように可能な限り配慮しているとのこと。

「tomosnote」では、今後もがん経験者の方に”信頼できる”“使いたい”と思ってもらえるようにアップデートを重ねていく予定だ。医学が発達しても、いまだ完全克服できていないがん。不安を自分だけで抱えずに「tomosnote」を活用し、果てしなく長いマラソンの完走を目指してみてはどうだろう。

■tomosnote(App Store)
■tomosnote(Google Play)

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