フューチャーモデルの通話機能に特化した超軽量・極薄SIMフリーケータイ「NichePhone-S 4G」を画像と動画で紹介【レポート】



必要最低限の機能だけにしたSIMフリーケータイ「NichePhone-S 4G」をチェック!

既報の通り、フューチャーモデルは、カードサイズの薄型&小型なストレート型ケータイ「NichePhone-S 4G(ニッチフォン-S 4G)」(型番:MOB-N18-01-WHおよびBK)を2018年9月14日(金)に発売する。

同社は、3日に都内で「フューチャーモデル 新製品発表会」を開催し、NichePhone-S 4Gをお披露目した。見た目のインパクトだけでなく、必要な機能以外は削ぎ落としたという“断捨離ケータイ”について、発表会にゲストとして登場した“ 断捨離の鬼”とも呼ばれているフリーアナウンサーの高橋真麻さんも「私みたいにシンプルライフを目指している者としては、こういう携帯電話はいいなと思った」「電話に特化しているという意味では、特に2台持ちはオススメ!」と大絶賛した。

今回は、そんなNichePhone-S 4Gを写真と動画で紹介する。

NichePhone-S 4Gは、通話機能に特化したSIMフリー端末だ。通話機能に特化したといっても、通話しかできないワケではない。SMS、Wi-Fiテザリング、ボイスレコーダー、Bluetoothのほか、音楽再生機能やアラーム、スピーカーホン、といった機能に対応しており、このサイズ感で“あれば便利な機能”を搭載している印象だ。


本体正面。左が黒、右が白


本体背面

本体のサイズは、90×50×9mm、重さは約52g。ディスプレイは0.96インチのAMOLED(有機EL)を搭載し、解像度は128×64ドット。

チップセットはMT6737M Quad/64bit/1.2GHz、搭載メモリー(RAM)は512MB/DDR3、ストレージ(ROM)は4GB/EMMCとなる。カメラは非搭載。


充電用マグネット式DC端子と本体の背面


本体背面のDC入力端子に充電用マグネット式DC端子を取り付けたところ

本体背面には専用の充電端子を備えており、同梱する充電用マグネット式DC端子を取り付け、microUSBケーブル経由で充電する。

また、この充電用マグネット式DC端子はデータ転送にも対応しており、電話帳(連絡先)のデータ(.vcfファイル)のインポート・エクスポートをパソコン経由で行うときに利用する。

なお、(.vcfファイル)のインポート・エクスポートについては、パソコン経由のほか、SIMカードを利用した方法も可能。ちなみに本体における電話帳登録件数は、音楽データなどほかのデータを保存しない状態で、およそ3600件程度保存できるとのこと。

本体に同梱する付属品は、充電用マグネット式DC端子、microUSBケーブル(試供品)、nanoSIM取り出し用専用テープ×2枚(試供品)および、保証書付き取り扱い説明書となる。


本体正面に向かって左側面(上)と右側面(下)


本体の上部側面(上)と下部側面

本体正面に向かって右側面には音量ボタン、本体下部側面にはストラップホール、本体背面上部にはnanoSIMカード挿入口を搭載する。バッテリーは4.2V/1000mAを内蔵。電池蓋はないためユーザーが任意でバッテリーを交換することはできない。

OSはAndroid 6.0をベースにしており、対応するバンドはGSMが900(B8)/1800(B3)、WCDMAが800(B6)/900(B8)/2100(B1)、FDDが800(B19)/900(B8)/1800(B3)/2100(B1)、連続通話時間が約3時間、連続待受時間が約110時間となっている。


NichePhone-S 4G(左)とNichePhone-S(右)

2017年11月に発売された、前モデル「NichePhone-S」とは一見すると似ているが、発表会で登壇した同社の代表取締役社長 曲亮(きょく・りょう)氏は「デザインから見直し、部品を一新、ゼロベースから開発した」と語っており、前モデルからフルモデルチェンジしていることを明かしている。

最後に、会場のタッチアンドトライコスペースで説明員にNichePhone-S 4Gの主な特徴や機能、操作方法を聞いてみたので動画で紹介する。


S-MAX:超軽量・極薄SIMフリーケータイ 「Niche Phone-S 4G」の主な特徴や操作方法を聞いてみた


なお、2018年9月4日(火)から東京ビッグサイトで開催される「第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2018」にも同社は出展し、NichePhone-S 4Gも展示する予定だ。

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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