Google、スマホなど向け最新プラットフォーム「Android 9 Pie」を正式発表!PixelやEssential Phone向けに本日提供開始され、AOSPやファクトリーイメージも公開



Googleが最新OS「Android 9 Pie」を正式リリース!

Googleは6日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「Android」の最新バージョン「Android 9(開発コード名:Pie)」( https://android.com/9 )を正式に発表しています。すでにバージョン番号が「9」であることが明らかになっていましたが、これまで不明だった開発コード名は「Pie(パイ)」になり、正式名称は「Android 9 Pie」となりました。

同社では「Pixel」シリーズ向けに同日よりネットワーク経由によるソフトウェア更新(OTA)が順次配信開始され、ビルド番号はPixel 2およびPixel 2 XLでは「PPR1.180610.009」または「PPR1.180610.011」(Telstra向け)、PixelまたはPixel XLでは「PPR1.180610.009」または「PPR1.180610.010」(Telus向け)となっています。

これらのPixel 2・Pixel 2 XL・Pixel・Pixel XLの4機種については開発者向けのファクトリーイメージ( https://developer.android.com/about/versions/o/download.html?hl=en )もすでに公開されており、その他にもAOSP(Android Open Source Project)でもオープンソースで公開されています。

さらにAndroid P Beta devicesの対象機種である「Sony Xperia XZ2(型番:H8216・H8266・H8296)」および「Xiaomi Mi Mix 2S」、「Nokia 7 Plus」、「OPPO R15 Pro」、「vivo X21」、「vivo X21UD」、「OnePlus 6」、「Essential Phone PH-1」にも各メーカーから順次提供される予定で、EssentialではEssential Phone PH-1向けにすでにソフトウェア更新を順次提供していると案内しています。


Android Pはスマホなど向け次期プラットフォームで、新たに画面の切り欠き(いわゆる「ノッチ」)の公式サポートやさらなる電池持ちを改善させる機能「Adaptive Battery」および改善されたメッセージ通知「Messaging Style」の導入、HDR VP9ムービーおよびHEIFイメージ(.heicファイル)などに対応など数多くの新機能が追加されています。

また操作面でもソフトウェアによる画面下部に表示されるナビゲーションボタンに新しいユーザーインターフェース(UI)が導入され、中央のホームボタンと左側の戻るボタンの2つになり、ホームボタン部分を左にスワイプすると1つ前のアプリに切り替わり、上にスワイプするとアプリ履歴が表示されるようになりました。

Googleではこの新しいナビゲーションボタンは縦長になった画面でより使いやすくなっているとしており、アプリ履歴における最近使用したアプリの全画面プレビューをひと目で確認可能で便利になっているということです。なお、既存の3つのボタンでも利用可能。



またAndroid 9 Pieでは細かな操作の変更も多くされており、スクリーンショットを撮影した後に手軽に編集ができるようになっていたり、音量調整の簡略化、より良いUIに再設計されたクイック設定などが提供されます。

さらに新たに利用状況が確認できるダッシュボードが導入され、どのアプリをどのくらい使ったかなどを視覚的に確認でき、各アプリごとに時間制限などの利用環境を設定できるようになっています。

Android 9 Pieではセキュリティーやプライバシー保護も強化されており、生体認証のセキュリティーを強化しただけでなく、既定のTLSやTLS経由のDNSなど、重要なプライバシーの改善がもたらされてすべてのWeb通信を保護するほか、安全な専用チップを使ってクレジットカードなどの機密情報など保護することができるようになっているとのこと。



Android 9 PieはPixelシリーズやAndroid Beta Programの対象機種に順次提供されるほか、今秋にはAndroid 9 Pieを搭載した新しいPixelシリーズが投入されることが公式に案内され、Android Oneシリーズやその他のメーカーからも今年後半にAndroid 9 Pieを搭載した新製品が登場するとしています。



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Android 9 Pie 関連記事一覧 - S-MAX
・Android 9 Pie: Powered by AI for a smarter, simpler experience that adapts to you

共有する

はてなブックマークに追加

関連記事

【気になるPC】ワイド液晶搭載の高級モデルTシリーズ「ThinkPad T60p」レビュー

レノボの「ThinkPad T60p」は、ThinkPadシリーズならではの高い剛性と質感を持つ、同シリーズ最高級モデルだ。黒色でスクエアなデザインも同シリーズならではの特徴。レビューしたワイド液晶モデルの価格はメーカー直販サイトで397,950…

【ケータイラボ】「極める」ケータイ登場!ドコモ 703iシリーズ発表会レポート

NTTドコモは20071月16日(火)、都内 代官山ヒルサイドテラスにおいて、携帯電話端末の新モデル「FOMA 703iシリーズ」など10機種を発表した。FOMA 703iシリーズは、スタンダードな機能を持ちつつデザインにも注力した個性的なモデルと…

【デジカメ調査室】強力二重奏!新「LUMIX」シリーズ6機種発表

松下電器産業は2007年1月31日(水)、パナソニックセンター東京において、デジタルカメラ「LUMIX」シリーズ新製品6機種の記者発表会を行った。今回発表された製品は、世界最薄※1・広角28mm※2ズームレンズ搭載の「FX30」、世界最小※…

【世界のモバイル】″ブランド品″ケータイをもてない日本人! ″PRADA Phone″にみるブランド電話の魅力

LG電子製のPRADAブランド携帯「The PRADA Phone by LG」が海外市場にお目見えした。約10万円の価格もさることながら、PRADAそのもののデザインはPRADAファンのみならず携帯電話市場でも大きな話題となっている。携帯電話方式がGSMのため…

【ケータイラボ】ケータイの常識を変える!シリーズ唯一のハイスピード携帯、ドコモ″N904i″の真価

このあいだ、新聞を見てびっくりした。ドコモのことをはっきりと"独り負けドコモ"と書いてある。まさかこんなことになるとは…。「そろそろ反撃してもいいですか」という広告で、au、SoftBankなどにライバル心むき出しにしたドコモ。反撃…