外音の聞こえ方がコントロール可能!補聴器のようにも使えるデュアルリスニング対応のカナル型完全ワイヤレスイヤホン「IQbuds」が発売。外観や特徴を紹介【レポート】



音楽を楽しみながら人の話し声も聞けるTWSイヤホンを紹介!

バリュートレードは都内にて「Unhearイヤホン新製品発表会」を5月30日に開催し、外音を取り込み周囲の聴きやすくする機能を備えたトゥルーワイヤレスステレオ(TWS)イヤホン「IQbuds(型番:IQB-S1)」および「IQbuds Boost(型番:IQB-S2)」(ともにUnhear製)の取り扱いを発表した。

Nuhearaはオーストラリアに拠点を置く、人々の“聴く力”を高める、多機能でインテリジェントなワイヤレス・ウェアラブルオーディオ製品を開発する会社であり、補聴器のような使い方ができることから海外では家電量販店だけではなく薬局や眼鏡店など広く取り扱いがある製品だ。

なお、IQbudsは医療機器ではないため、厳密には補聴器ではないが、独自のアプローチで聞こえ方をコントロールすることを可能としている。IQbudsはAmazon.co.jpやeイヤホン、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、蔦谷家電などで6月29日より取り扱いが開始し、価格は39,880円(税抜)だ。

なお、IQbuds Boostは発売が今年8月末を予定しており、価格は58,800円(税抜)となる。今回はこのIQbudsおよびIQbuds Boostについて写真と動画で紹介していく。


左がIQbuds、右がIQbudsに個人の聞こえ方を専用のスマートフォン(スマホ)向けアプリで測定する「Ear ID」機能を搭載するIQbuds Boostだ。またIQbudsの対応するBluetoothコーデックはSBCのみなのに対して、IQbuds BoostはaptXおよびaptX Low latency(aptX LL)にも対応する。


Unhearの製品ラインナップとして外音の取り込み機能のみに絞ったTWSの「LiveIQ」(年内発売予定)と、専用のチップで外音から騒音を軽減して聞きやすくする機能を持つIQbudsとIQbuds Boostがある。






IQbudsはスマホアプリと連携して「Workout」および「Street」、「Home」、「Office」、「Restaurant」、「Driving」、「Plane」の7種類のロケーションをプリセットしている。

それぞれのロケーションにあわせたノイズを軽減することで、人の話し声を聞こえやすくすると言うもの。例えば、Drivingではエンジン音やロードノイズなどを軽減する。


その他、低音や高音の聞こえ方を調整し、聞こえやすくする機能を登録しておくことが可能である。補聴器より簡単に使用開始できるだけでなく、上記のような聞こえ方を任意に調整する機能を持つことが製品の特徴だ。

補聴器としての利用の場合は約8時間使用可能で、音楽再生では約4時間使用可能としている。また、付属のケースに入れることで充電が約1時間で完了し、最大3回まで充電可能である。BluetoothのプロファイルはA2DP・AVRCP・HFP・HSPに対応するため、通話も可能である。

IQbudsおよびIQbuds Boostは、BA(バランスド・アーマチュア)による明瞭な再生能力を特徴としており、オーディオ製品としても高いクオリティの音が楽しめる。なお、BAはもともと補聴器用に使われていたもので、製品のコンセプトとしても相性がいい。

生楽器の艶やかさなど、得意とする音源がある一方で低音が弱く、複数のBAやダイナミックドライバーと組み合わせたハイブリッドタイプに慣れていると物足りなく感じるかもしれない。


IQbudsシリーズは人の話し声を周囲のノイズを軽減することで聴きやすくする機能を持つウェアラブルデバイスである。こうしたアシスト機能は音楽を楽しみながら周囲の音を明瞭に聞くこともできるため、乗り物のアナウンスを聴いたり、オフィスでも話し掛けられたことに気付いたりできるいわゆるデュアルリスニングとしての利用も可能である。

IQbudsおよびIQbuds Boostの発表会の模様やそれぞれをタッチ&トライした模様は以下の動画でも紹介しておく。


動画リンク:https://youtu.be/csho48m4y6U


自然な外音の取り込み機能を持つ「Xperia Ear Duo」

ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Ear Duo」は独自の構成で外音とTWSを別々にすることで、デュアルリスニングを実現しており、こちらはどちらかと言えば音楽が遠くで鳴っているような印象がある。

IQbudsはカナル型のイヤーチップで外音を遮断した上で、デジタル処理した外音を音楽にミックスして聞こえる仕組みであるため、理想的な音楽環境に近いものであるように感じた。

問題点としては、外音を取り込むマイクが風に吹かれて盛大なノイズとなることがあり、風の強い日は外音をオフにしないとノイズだらけになるようなシチュエーションがあった。


IQbudsはファームウェアとスマホアプリをアップデートして、今後もサポートしていくとのことなので、こうした“吹かれ”に対する対策なども期待したいところである。


価格はやや高めだが、補聴器のような使い方ができて尚かつTWSとして音楽も楽しめるので、コストパフォーマンスはそれほど悪くないように思う。

Nuheara IQbuds トゥルーワイヤレスイヤホン マイク バッテリーケース付き イヤーピース Bluetooth 4.2 フルワイヤレス イヤホン iPhone android iPad 対応 ノイズコントロール 機能 イヤーピース 4サイズ 2種類 [エレクトロニクス]
Nuheara



記事執筆:mi2_303


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・”聴きたい音、聴きたい声だけを聴くためのウェアラブルデバイス”Nuheara IQbudsの一般販売が6月29日より開始!|バリュートレード株式会社のプレスリリース

共有する

はてなブックマークに追加

関連記事

【ケータイラボ】3Gハイスピード対応!超薄型ケータイ「709SC」

最近のSoftbank端末は薄型ケータイが多い。鞄に入れずポケットなどに入れて持ち運ぶユーザーとしては、薄くて軽い端末はかなりありがたい。今回発売された「709SC」も12.9mmといちばん薄いというわけではないが、かなり薄い端末である。…

【ケータイラボ】au初のテレビ電話対応機種「W47T」

持ち歩いてさっと使う携帯電話にテレビ電話なんて必要なのかなぁと最初は思ったものだ。カップルや親子同士などではアリなんかなぁなどと思ったりもしていた。しかし、知り合いの聴覚障害者がテレビ電話機能を利用して手話で会話してい…

【ケータイラボ】最大800kbpsまで対応!W-OAM typeG対応通信端末「AX530IN」

「WX530IN」は、PHS高度化通信規格であるW-OAMをさらに高速化した「W-OAM typeG」に初めて対応したカード端末。2007年春より発売の予定。「AX530IN」は、PHS端末としては初めてQAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)に…

【ケータイラボ】3.2メガピクセルカメラやGPS機能が使える!ハイスペックケータイ「813T」

「813T」は、コンパクトなボディーに、3.2メガピクセルカメラやGPS機能を内蔵した東芝製のハイスペックケータイ。発売時期は3月上旬以降を予定し、価格はオープンプライス。「813T」は、落ち着いた雰囲気の上質感漂うクールカラーをま…

【ケータイラボ】際立つ薄さ約11.9mm!3Gハイスピード対応スリムケータイ「707SCII」

「707SCII」は、薄さ約11.9mmを実現したスリムケータイ。発売時期は今春を予定し、価格はオープンプライス。「707SCII」は、薄さ11.9mmのスリムボディーを採用したので、バッグやポケットに入れてもかさばらずに、スマートに持ち運べる…