シャープ、SIMフリースタンダードスマホ「AQUOS sense lite SH-M05」にAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始



SIMフリースマホ「AQUOS sense lite SH-M05」がAndroid 8.0 Oreoに!

シャープは14日、昨年12月に発売したスタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズのSIMフリースマートフォン(スマホ)「AQUOS sense lite SH-M05」に対してより新しいプラットフォーム「Android 8.0(開発コード名:Oreo)」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新を提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および3G・4Gの各回線によるネットワーク経由によるソフトバンク更新(OTA)が用意されており、更新にかかる時間は約40分程度で、パケット通信料とデータ通信容量の発生を避けるために同社ではWi-Fi回線での実施を推奨しています。更新による変更点は以下の通り。

1)AQUOS Home
 ・アイコン表示でアイコンバッジに対応
 ・Google検索バーのレイアウトフリー化
2)電話アプリ
 ・着信画面で応答ボタンを上にスワイプして電話を取るように変更
 ・ダイヤラー/発着信画面がより使いやすく
3)ユーザビリティーの向上
 ・ピクチャー・イン・ピクチャーの対応
 ・通知チャンネルの対応
 ・オートフィル(パスワードなどの自動入力機能)の対応
4)その他
 ・音声検索アプリが非表示
など



デフォルトホームアプリ「AQUOS Home」のアイコン表示でアイコンバッジに対応

AQUOS sense lite SH-M05はAQUOS senseとほぼ同等の約5.0インチフルHD(1080×1920ドット)IGZO液晶やオクタコアCPU「Snapdragon 430」、3GB内蔵メモリー(RAM)を搭載し、防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)、おサイフケータイ(FeliCa)に対応したスマホです。

シャープでは発売後2年間で最大2回のOSバージョンアップを保証していますが、AQUOS sense lite SH-M05は1回目となります。更新は「システムアップデート」のメッセージが現れたら手順に沿って操作するほか、手動にてアプリ一覧の「設定」→「端末情報」→「システムアップデート」からも行えます。

更新後のビルド番号は「02.00.02」、それ以前のビルド番号は「01.00.00」および「01.00.01」、「01.00.02」、「01.00.03」、「01.00.04」、「01.00.05」となっており、ビルド番号はアプリ一覧から「設定」→「端末情報」で確認可能。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・OSアップデートを行うと元のバージョンに戻すことはできません。注意事項、変更内容をよくご確認のうえ実施してください。
・OSアップデートを実施する前に、端末本体に保存されたデータをバックアップすることをおすすめします。バックアップの方法の詳細については、取扱説明書をご確認ください。
・アプリケーションによってはAndroid のバージョンが変更されると正常に動作しない場合があります。OSアップデートを行ってもお客様がインストールしたアプリは消去されませんが、動作については保証外です。
・ご利用中のホームアプリによっては、OSアップデートの実施によりアイコン配置が変更になる場合があります。
・OSアップデートを開始してから終了するまでは、進行状況を時々確認するようにしてください。


シャープ AQUOS sense lite SH-M05 (ホワイト)5.0インチ SIMフリースマートフォン SH-M05-W [エレクトロニクス]
シャープ



記事執筆:memn0ck


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