ノッチや縦長画面、ダブルカメラなどのトレンドを取り入れたコスパ最高モデル!au向けエントリースマホ「HUAWEI P20 lite HWV32」を写真と動画で紹介【レポート】



ダブルレンズカメラ搭載の高コスパモデルがデザイン一新!ファーウェイスマホ「P20 lite」をチェック

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話は今夏に発売および開始する予定の新製品や新サービスを発表する「au 2018 夏モデル説明会」を5月14日に開催し、アスペクト比9:19の縦長な約5.8インチFHD+(1080×2280ドット)IPS液晶(約432ppi)を搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用のミッドレンジスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P20 lite(型番:HWV32)」(Huawei Technologies製)を発表した。

発売時期は2018年6月上旬以降を予定しており、発売に先立ってauショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて事前予約受付が始まっている。価格(税込)は本体代32,400円(分割1,350円/月×24回)、毎月割675円×24回(総額16,200円)で実質負担額16,200円(分割675円/月×24回 ※auスマートパス加入)である。

今回はこのHUAWEI P20 lite HWV32の実機を発表会のタッチ&トライコーナーで触れることができたので、写真と動画で紹介していく。なお、UQ mobileおよびY!mobileから「HUAWEI P20 lite」のSIMフリー版も販売されるが、au版は内蔵ストレージが64GBと大きくなっている。


HUAWEI P20 lite HWV32は低価格モデルながらアスペクト比9:19とより縦長で表示エリアが広い約5.8インチディスプレイを搭載し、画面上部中央には切り欠き(いわゆる「ノッチ」)が採用された狭額縁デザインで持ちやすい横幅71mmを実現している。


本体カラーは「サクラピンク」および「ミッドナイトブラック」、「クラインブルー」の3色。クラインブルーは、光の当たり方によって色が変化するのが特徴となっている。


本体価格32,400円と低価格ながらベゼルギリギリまで広がった大画面液晶パネルと、そして今やトレンドとなったフロントカメラなどを避けるように切り欠きが入った“ノッチデザイン”を採用している。

なお、説明員の話では「低価格モデルは比較的ユーザーの買い換えサイクルが長い」こともあり、「最新のトレンドを取り入れて長く使ってもらえるように配慮している」のだという。


ノッチ部分には、近接センサーや通話用スピーカー、フロントカメラがある。フロントカメラはセルフィー需要に応える約1600万画素。4つの画素を1つにまとめて受光感度を4倍に高める4in1ライトフュージョン機能によって低照度下でも綺麗なセルフィー撮影が楽しめる。なお、ファーウェイの“lite”モデルのため、レンズやチューニングは「Leica」ブランドではない。


下部にはHUAWEIのロゴがある。全面のガラスは2.5D加工されており、ハイエンド機に引けを取らないデザインだ。


背面もトレンドのガラスクリアボディーを採用。カメラは縦に2つ並ぶが、デジタルカメラを意識した横持ちデザインの文字プリントが特徴である。


リアカメラは約1600万画素と約200万画素のダブルレンズカメラ。メインのほうは35mm換算で26mm相当のF2.2という広角レンズを搭載する。

また指紋センサーが背面中央にあり、本体のサイズ感もあってタッチしやすい場所になっている。指紋センサーにタッチしてロック解除ができるほか、通知エリアの表示などジェスチャー操作にも対応する。


リアカメラでは特徴的な約200万画素のデブスセンサーによって「ワイドアパーチャ」機能を使った背景のボケ量の調整や撮影後にピント位置の変更が可能だ。


その他、撮影モードにはシャッタースピードやホワイトバランスなどを調整可能なプロ写真モード、逆光時や夜景なども綺麗に撮影できるHDR、猫耳などの合成が楽しめるARレンズなど、多彩な撮影モードがある。


プロ写真モードでは、本格的なRAW形式(dngファイル)での撮影も可能だ。


撮影時のアシスト機能としてセルフィー撮影時に自然な持ち方で撮影できるように指紋センサーをシャッターボタン代わりに使うことができる。


また、前述した指紋センサーを使ったジェスチャー操作は、指紋を登録しなくても利用可能である。最後にHUAWEI P20 lite HWV32を実際に操作しているところを以下に動画でも紹介しておく。


動画リンク:https://youtu.be/VVHmm_7OmG4

こうしたトレンド機能に加えて4GBの内蔵メモリー(RAM)と64GB内蔵ストレージ、外部メモリーとしてmicroSDXCカードスロット(最大256GBまで)に対応する。また、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠で2.4GHzと5.xGHzに対応している。詳細な製品情報は『KDDI、au向け高コスパスマホ「HUAWEI P20 lite HWV32」を発表!ノッチのある縦長5.8インチFHD+液晶やデュアルカメラなどを搭載。6月上旬発売予定 - S-MAX』も合わせて参照して欲しい。

HUAWEI P20 liteはおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ、防水・防塵などには非対応だが、メタルフレームを採用した上品なデザインと、よく使うディスプレイは縦長が見やすく、インカメラもアウトカメラも充実した撮影機能、そして4GB内蔵メモリーなど低価格ながら上手くまとめられている。

【HUAWEI P20 lite HWV32の価格(税込)】
プランデータ定額プラン
LTEフラット
auピタットプラン
auフラットプラン
auスマートパス加入非加入
本体価格一括32,400円
分割1,350円/月×24回675円/月×48回
毎月割またはUGPEX免除額-675円/月×24回
(総額-16,200円)
-351円/月×24回
(総額-8,424円)
-675円/月×24回
(総額-16,200円)
実質負担額675円/月×24回
(総額16,200円)
999円/月×24回
(総額23,976円)
675円/月×24回
(総額16,200円)




記事執筆:mi2_303


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