日本でもスタートしたINFORICHのモバイルバッテリーシェアサービス「ChargeSPOT」を試す!街中で借りて料金も1時間100円から。年度内に7000スポット以上めざす【レポート】



SHIBUYA109でChargeSPOTのお披露目イベントを開催!

国内外でO2Oマーケティングサービスを展開するINFORICHは19日、街中に設置されたスポットでモバイルバッテリーの貸出と返却ができる「ChargeSPOT(チャージスポット)」の国内展開を開始したことを発表した。

同日、東京・渋谷にある「SHIBUYA109(渋谷 109)」にてゲストを迎えてのお披露目イベントも開催し、同社CEOの秋山広宣氏がサービス概要や今後の展開について語った。そこで今回はイベントの模様と、実際に貸し出されるモバイルバッテリーのChargeSPOTをiPhoneなどのスマートフォン(スマホ)で使ってみたので紹介する。

【2日間借りてわずか200円のモバイルバッテリー】

すでに香港ではサービスを開始しているというChargeSPOTは、今回の日本国内の展開のほか、今後はタイやインドネシア、マレーシア、ハワイなどといったアジアを中心に拡大していく予定だという。

国内ではまず4月中に渋谷区を中心に120カ所、5月には400カ所、6月には1000カ所の導入を予定し、年度内には東京・大阪・福岡・沖縄などを中心に7000カ所以上のスポット設置をめざし、その後も継続的に拡大する計画だ。

そしていずれは数万台のスポット設置を想定しているという。現在、コンビニエンスストア大手のセブン-イレブンが日本国内で約2万店舗なので、少なくともその規模以上となる。


CEO・秋山広宣氏

なお、基本的には海外サービスと日本国内サービスは同等の仕様だということで、例えば、国内のスポットで借りたモバイルバッテリーを海外のスポットで返却、その反対に海外で借りたモバイルバッテリーを国内で返却することもできる。つまり、世界中でシェア利用できるということだ。

利用方法は、専用の無料アプリをスマホにダウンロードしてスポットを検索。アプリ内のQRコード読み取り機能からスポットのディスプレイに表示されたQRコードを読み取る。その後、アプリ内の操作をすることで、スポットの側面からモバイルバッテリーが排出されるという流れだ。

同イベントでは、秋山氏が貸出までの一連の流れをデモンストレーション。その後に登場したゲストのダレノガレ明美さんや三四郎・小宮浩信さん、相田周二さんも一連の流れを体験し、簡単な操作方法や、便利なサービスに驚きの声をあげていた。




ゲストとして登壇したモデルでタレントのダレノガレ明美とお笑いコンビ・三四郎の小宮浩信、相田周二はChargeSPOTを体験。普段のスマホ利用の話題などでも盛り上げた

利用料金は、最初の60分が100円、以降48時間(2日間)まで100円が追加される。最大2日間借りた場合でも200円という激安価格だ。

初回利用時に保証代金として1,500円を預ける。万一、破損や紛失、48時間以内の返却をしなかった場合は、その1,500円が徴収されるという仕組み。支払いは、クレジットカード登録・クレジットカード払いになるとのこと。


街頭などに設置されるスポットは大・中・小の3つの筐体を用意




いずれも側面部分にモバイルバッテリーを収納。そこから貸出や返却をする


【モバイルバッテリーは特殊仕様?】

続いて、貸し出されるモバイルバッテリーの仕様をみていこう。基本スペックは、バッテリー容量4500mAh、DC5V/2A。出力が2Aに対応しているためタブレットの充電も可能だ。



左右サイドにはケーブルが収納されており、型番や仕様の記載もある



下部側面にはUSBポートとmicroUSBポートを搭載。USBポートには手持ちをケーブルを接続、microUSBポートはモバイルバッテリー本体を充電するためのものだ

両サイドに納められているケーブルを引き出し、スマホに接続するだけで充電が開始する。USB Type-Cと、iOS用のLightning、microUSBに対応している。その他、USBポートも備えているため、手持ちの充電ケーブルを接続してスマホ以外の製品を充電することもできる。




USB Type-C、Lightning、microUSBに対応したケーブルを搭載

特筆する点としては、LightningとmicroUSB端子に対応したケーブルが兼用だということだ。従来の充電機やモバイルバッテリーでは別々の仕様で、兼用する場合は変換プラグを利用していた。

しかし、このモバイルバッテリーでは、表裏を替えることで、LightningとmicroUSBに対応する特殊な仕様となっている。



同じケーブルでiPhoneと、microUSB対応のAndroidスマホが充電できた

実際に利用してみると、microUSB端子にはややキツめの印象だったが、それでも接続でき、さらに充電もできた。


LEDライトで充電状態が分かる



iPhone1台、Androidスマホ2台の3台を同時に充電できた

なお、前述のように手持ちのケーブルも接続できるため、最大で3台のスマホなどの製品を同時充電することも可能だ。

モバイルバッテリーを購入し、毎日持ち歩いてはいるが、実はほとんど利用していないというユーザーも多いのではないだろうか。また、スポットがいたるところに設置されれば国内外を問わず、出かけた際の充電忘れ、バッテリー不足のときにも安心できる便利なサービスとなるだろう。

お披露目イベントで秋山氏は「ありそうでなかったサービス」とし、「ケータイをお持ちの方全員が対象」と語っていた。

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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・Charge Spot − 世界初!充電器 グローバルシェアサービス 「チャージスポット」

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