CP+2018:スマホ関連グッズもいっぱい!レンズや三脚、ゴリラポッド新作などの会場内にて見つけたモバイル関連アイテムをまとめて紹介【レポート】



CP+2018で見つけたスマホのカメラ機能をさらに活かすアイテムたちを紹介!

神奈川県・みなとみらい地区にあるイベントホール「パシフィコ横浜」を中心に2018年3月1日(木)から4日(日)の4日間に渡って国内最大のカメラと写真などの光学機器の総合展示会「CP+2018」(主催:カメラ映像機器工業会)が開催されました。

カメラや写真、レンズに双眼鏡、望遠鏡といった光学機器や写真関連の製品が中心の展示会ですが、ここ数年はスマートフォン(スマホ)やタブレット向けの周辺機器も展示されれおり、今年も取材へ行ってまいりました。そこで、本記事では展示会場にて見つけたスマホに対応した周辺機器をまとめて紹介していこうと思います。

【ケンコー・トキナー スリック「4K対応スマートフォンクリップレンズ」】


4K対応スマートフォンクリップレンズ(近日発売予定)

まず最初に紹介するのはケンコー・トキナー スリックのブースにて今回初展示となった「4K対応スマートフォンクリップレンズ」。その名の通り、スマホの4K動画撮影の利用を想定したクリップタイプのレンズです。

最近のスマホでは4K解像度の動画撮影が可能なものも多いですが、一部の強力な光学ズーム機能搭載モデルを除きデジタルズームとなるため、どうしても拡大(ズーム)を利用すると画質が荒くなってしまいます。


製品概要の描かれていたポップ

種類は2倍ズームレンズと0.6倍広角レンズの2種類で、2倍ズームレンズはスマホのカメラで4Kを撮影する場合においても2倍ズームの状態が標準となるため、画質の低下がなくズームすることができ、一方の0.6倍広角レンズでは通常の撮影時よりも広範囲な視点の動画を撮影可能です。


クリップレンズ外観



ケンコー・トキナーの本格的なレンズが使われている「プロ仕様」

高品質なレンズを採用していることも特徴ですが、もう1つのポイントとして「現行の国内で販売されているほぼすべてのスマホに対応している」という点があり、デュアルカメラを搭載した「HUAWEI Mate 10 Pro」や「iPhone 8 Plus」などでも利用可能です。


筆者手持ちのHUAWEI Mate 10 ProやZenFone 3 Ultraに装着してみたところ

価格はまだ発売前で未定とのことですが、1万円以下を予定しているそうです。スマホで「高解像度な動画をバリバリ撮りたい」という人にはオススメな逸品です。

また、ブース内には本製品と同じリアルプロクリップレンズシリーズのラインアップが展示されていましたが、こちらは現在販売中となっています。


こちらもレンズ性能に妥協のない本格的なものとなっています。


【エツミ「キーホルダーケーブルα」】


キーホルダーケーブルα(販売中)

続いてエツミブースにて展示されていた「キーホルダーケーブルα」は収納時はキーホルダーで、ホルダー部分のロックを外すとUSB・Lightningケーブルが出てくるというスマートフォンやタブレット端末に利用可能なキーホルダータイプ型のUSBケーブルです。


キーホルダー形態からケーブルを取り出したところ。説明員によると強度にも気を使っているとのこと

ケーブル部の外側が合皮のものとラバーになっているものがあり、それぞれmicroUSB、USB Type-C、Lightningコネクターの3パターンが用意されていました(3端子×2種類の材質で全6種)。


手持ちの端末に合わせて3種類のコネクタが用意されています。

合皮タイプは2種類、ラバータイプには4種類ものカラーバリエーションがあるため、選択の幅は非常に広いものとなっていました。価格はオープン価格となっていますが、家電量販店にておよそ1,300円前後で販売されています。


店頭ではブリスターパックで販売されるそう


【ベルボン「Velbon Q1」】



Velbon Q1(販売中)

Velbon Q1はスマホ用の撮影用三脚で、収納時には平たくなるためバッグに入れておいても邪魔になりにくいデザインとカラフルなカラバリが特徴となっています。


たたんだ状態は非常にコンパクト(長さ245mm×厚さ37mm)

三脚としても非常に本格的で、8段階伸縮により全高935mmまで高さを調節可能。


この状態からここまで伸ばせる!

スマホを挟んで固定する雲台は新開発の3ウェイタイプで、角度や構図の調整も自由自在です。


非常に使い勝手の良いスマホ固定用雲台



縦横固定も簡単でバッチリ。

価格は税込で5,130円(直販ストア価格)で、大手Webストア「Amazon.co.jp」ではちょっとだけ安く購入することもできます。使い勝手がよく、デザイン性も高さもポイントです。

【マンフロット「JOBY ゴリラポッドアームキット+グリップタイトPRO2マウント+5Kスタンド」】


「ゴリラポッドアームキット+グリップタイトPRO2マウント+5Kスタンド」(すべて参考出展)

カメラやスマホなどをポールなどに巻き付けて固定できることでお馴染みの「ゴリラポッド」の新作は耐荷重5kgまでに対応した本体(スタンド)の「ゴリラポッド5Kスタンド」にさらにアームを拡張できる「ゴリラポッドアームキット」や「グリップタイト PRO2マウント」を組み合わせたものが展示されていました。


ゴリラポッドにカメラやスマホを固定できる腕を追加!

耐荷重が5kgまで強化されたことで、複数のカメラやスマホを固定可能。腕の先端を三脚用固定ねじにできるため、そこからクリップなどを使いライトや動画用カメラ追加でを取り付けての特殊な条件での撮影ができます。

こちらは現在参考出展ではありますが、近日中に発売する予定とのこと。せっかくなので、筆者も自前のスマホを取り付けさせてもらいました。


そして複数のスマホを取り付けて喜ぶ悪い病気が発症してしまった筆者

というわけで、会場で見つけたスマホやタブレットに対応したアイテムを紹介してきました。スマホのカメラを本格的な写真撮影に使うお役立ちなグッズからファッション性の高いものや使用者のアイディア次第が活かせる拘りの撮影用アイテムなどが数多くありました。

一部のアイテムはすでに購入ができるので、気になった人は是非チェックしてみましょう!

記事執筆:河童丸


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・CP+ 2018 出展情報 - ケンコー・トキナー
・株式会社エツミ | コーポレートサイト
・ベルボン株式会社:三脚・一脚・雲台・クイックシュー・カメラアクセサリー
・カメラスタンド&写真撮影用機材| マンフロット(Manfrotto)公式サイト
・カメラと写真映像のワールドプレミアショー シーピープラス

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