格安SIM「イオンモバイル」にてau回線のサービスが3月1日にスタート!業界最安級のデータプランは月額518円、音声プランは月額1220円から――2周年記念キャンペーンも実施



イオンモバイルがau回線のサービスを提供してマルチキャリアに!

イオンリテールは16日、同社が移動通信体事業者(MVNO)から回線を借りて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「イオンモバイル」( http://aeonmobile.jp )において新たにau回線を利用したサービスを2018年3月1日(木)に提供開始すると発表しています。

au回線のサービスではau VoLTEに対応したSIMカードが提供され、利用できる機種はauのVoLTE対応製品をSIMロック解除したものか、au VoLTEに対応したSIMフリー製品となっています。

公式Webストア( https://shop.aeondigitalworld.com )や全国(沖縄除く)の「イオン」における契約即日渡し対応店(約220店舗)で取り扱うほか、4月上旬からは「ゲオモバイル」のイオンモバイル取扱店(16店舗)でも申込可能となるとのこと。

またイオンモバイルのサービス開始2周年を記念して2月20日(火)から4月23日(月)まで「おかげさまで2周年!イオンモバイルキャンペーン」を実施し、通常3,000円の初期費用が2円になったり、人気のSIMフリースマートフォン(スマホ)「HUAWEI nova lite 2」や「SHARP AQUOS SH-M04」が割引価格で販売されるなどするということです(金額すべて税抜)。


新たにスタートするイオンモバイルにおけるau回線のサービスは、これまで提供してきたNTTドコモ回線のサービスと同額かつ同様のオプションとなっており、データプランは月当たりの高速通信容量が1GBの月額480円から、音声プランは月当たりの高速通信容量が500Bの月額1,130円からとなっています。

これにより、イオンモバイルもマルチキャリアとなり、かつ、国内最安級の価格と手厚いサポートを強みに、リアル店舗を全国に持つ唯一のマルチキャリアとしてMVNOのシェアNo.1ブランドをめざすということです。

月間高速通信容量月額料金
データ音声シェア音声
500MB1,130円
1GB480円1,280円
2GB780円1,380円
4GB980円1,580円1,780円
6GB1,480円1,980円2,280円
8GB1,980円2,680円2,980円
12GB2,680円3,280円3,580円
20GB3,980円4,680円4,980円
30GB5,380円6,080円6,380円/
40GB7,480円7,980円8,280円
50GB10,300円10,800円11,100円

データプランではオプションでSMSがプラス月額140円で利用可能。通話料は20円/30秒。月当たりの高速通信容量を超えた場合には通信速度制限が行われ、上下最大200Kbpsとなります。さらに通信速度制限時に3日間で366MBを超えた場合にはさらに通信速度を制限する場合があるとのこと。

オプションはイオンスマホ安心パックやイオンスマホ安心保証、イオンスマホ電話サポート、イオンスマホセキュリティ、イオンモバイル持ちこみ保証、イオンモバイル速度切り替え、子どもパック、イオンでんわ、イオンでんわ10分かけ放題、050かけ放題、アプリ超ホーダイ、スマート留守電、ビデオマーケット、留守番電話、割り込み電話着信など。

キャンペーンで初期費用(SIMカード代金)が2円になるのは、au回線(タイプ1)の新規契約およびシェア音声の追加、NTTドコモ回線(タイプ1・タイプ2)の月間高速通信容量4GB以上プランで新規契約もしくは他社から乗り換え(MNP)、シェア音声の追加となっています。

またスマホの割引はHUAWEI nova lite2が通常25,800円のところ22,800円、SHARP AQUOS SH-M04が通常24,800円のところ19,800円となります。なお、イオンモバイルの契約と同時に購入することが条件となり、HUAWEI nova lite 2はau回線(タイプ1)には対応していないのでご注意ください。

さらにイオンモバイルを利用している人を対象に「高速データ容量追加クーポンプレゼントキャンペーン」も実施され、4月23日時点で契約している人の中から抽選で2万2222人に高速通信容量を追加できるクーポンをプレゼントします。

キャンペーンの申込は不要。5月初旬に抽選され、その後に公開予定の専用ページで当選結果が確認可能。プレゼントされるクーポンの有効期限は半年で、付与される容量と人数は以下の通り。

1等:50GB(1GB×50枚)プレゼント(2名)
2等:10GB(1GB×10枚)プレゼント(20名)
3等:5GB(1GB×5枚)プレゼント(200名)
4等:1GB(1GB×1枚)プレゼント(22000名)


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・月1日(木)イオンモバイルにてau回線SIM取扱い開始 - イオンリテール(PDF)

共有する

関連記事

【世界のモバイル】モバイルブロードバンド天国へ!海外で進む高速サービスにみる日本との格差

日本の携帯電話は世界でも最も進んだサービスを提供しているといわれている。ところが海外に目を向けてみれば、日本にはない便利なサービスが多く存在している。特に2006年から各国で開始されている「モバイルブロードバンド」は日本に…

【世界のモバイル】SIMロック販売の真実 - こんなに違う海外と日本の実情

最近、日本ではSIMロックやインセンティブ販売についての議論を多く見られるようになった。総務省が「モバイルビジネス研究会」でSIMロック制限について検討をはじめるなど、携帯電話の販売方法についてユーザーに選択肢を与えようとい…

【世界のモバイル】国境を越えはじめた通信サービス!日本以外の世界が繋がる「国際ローミング」の新しい潮流

普段自分が使っている携帯電話をそのまま海外に持ち出して利用できる、そんな便利なサービスが"国際ローミングサービス"だ。日本でも利用者が増えてきているが、海外の多くの国では何年も前から一般的なサービスであり、海外渡航時に携…

【世界のモバイル】ドコモの2in1より便利? 中国のデュアルSIMカード端末

1台の携帯電話で2つの電話番号とメールアドレスが利用できるNTTドコモの「2in1」サービスは"仕事とプライベート"、"メイン用とサブ用”など、電話番号を複数利用したい利用者には便利なサービスだ。諸外国でも同様のサービスはあるが、…

【カオス通信】ガンダム芸にニュータイプ出現!富野監督も観た″がんだむ講談会″

「地球のみなさんこんにちは、我々はジオン公国です」という前説で始まったのが、一部で噂の"がんだむ講談会"。関西発信のガンダム演芸が、ついに東京に進出ということで千秋楽に行って参りました。実際に観てみると、演目は講談だけで…